ジャパンカップで13着となったクレッシェンドラヴの関係者コメントです。
東京12R ジャパンカップに出走したクレッシェンドラヴは13着でした。
【レース内容】クレッシェンドラヴとしては充分以上の好スタート。積極的に位置を取りにいき、想定より前、6番手あたりの外で1コーナーへ。2コーナーから向こう正面にかけて大逃げを打つキセキ、その後はヨシオとトーラスジェミニを挟んでグローリーヴェイズ、アーモンドアイ、デアリングタクト、カレンブーケドールといった有力馬たちが先行馬群をつくる中、クレッシェンドラヴは堂々とアーモンドアイ、デアリングタクトの外につけての追走となりました。アーモンドアイをマークする形のまま3~4コーナーを回り、先行馬の一頭として入った最後の直線、やや外めに持ち出されたクレッシェンドラヴに内田騎手の叱咤激励のムチが入りましたが…。さすがにそこからは地力の違いも出たでしょうか、前を交わせず後ろから差され、最後は13着での入線となりました。
-----
4角まで、良い夢を見せてもらいました(^^)
どんな競馬になるかと思っていましたが、まさかアーモンドアイをマークする形でレースを進め、そのままの態勢で直線に入るとは考えていませんでした。「どこまでやれるか思い切ってぶつかる」的な話も陣営からは聞こえていましたが、こういう形の正攻法のレースを見ることができるとは…。
いやぁ、それにしても、同じ位置から勝ち切ったアーモンドアイ、最速の上りで2着に追い込んだコントレイル、勝負根性で3着を確保したデアリングタクト、差のない4、5着に頑張ったカレンブーケドール、グローリーヴェイズと、今日、掲示板に載った5頭は本当に強いしお見事でした。
クレッシェンドラヴについては、パドックの馬体は雄大で立派、このメンバーに入っても全く見劣っていませんでしたし、4角までの競馬はとても素晴らしく、その堂々とした姿は誇らしく思えました。ただ、結果が13着だったのは(致し方ないとは言え)もう少し粘れても良かったかなぁと(^^ゞ
このあとはまずは関係者コメント待ちですが、プラス体重で出ていたこと、この馬にしては前半から飛ばしていったレース内容なども考えると、ひょっとするとこのまま続戦もあると思います。
レース後の無事確認ができるまで競馬は終わりませんが、とにかく今日は本当にお疲れ様でしたm(_ _)m
**2020/11/29東京12R ジャパンカップ(G1/芝2400m)・良**
**2020/11/29東京12R ジャパンカップ(G1/芝2400m)15:40発走**
◎ コントレイル
○ アーモンドアイ
▲ カレンブーケドール
△ デアリングタクト
△ グローリーヴェイズ
△ キセキ
△ クレッシェンドラヴ
△ ワールドプレミア
今さらこのレースの予想をしてどうこう言う気持ちはないのですが、まあ、いつものルーティンを守ることがクレッシェンドラヴに少しでも後押しになればと思いまして(^^ゞ
まずは3強と言われているアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトですが、これはもうそれぞれの人が好きなように評価するしかありません。どの馬にも勝つ理由、負ける理由をひねり出すことはできそうですから、結局のところ好きな馬に注目、応援するってことでよいのではないでしょうか(^^)
ちなみに私はアーモンドアイとコントレイルは互角の評価、どちらが勝ってもおかしくないと思っています。
メディアの情報によれば両馬とも状態は良いとのことですが、アーモンドアイは休み明け2戦目でパフォーマンスをグンと上げてくるタイプではなく、コントレイルも菊花賞からギリギリ立て直しての参戦と、あえて不安を探せば見つからないこともありません。それでも3歳馬の若さ、牡馬の意地、出資馬がたくさんお世話になっている矢作厩舎の応援も含めてコントレイルを本命にしました。
もう一頭のデアリングタクトは、前走からの上積みという意味では3強の中で一番でしょうか。ただし、過去の例を考えると、『牝馬3冠を獲った馬が牡馬混合G1で通用するか』はやってみるまで分からない話…。最近は牝馬が優勢とは言え、初戦以外は同世代牝馬としか戦っていない点がどうしても気になります。単純に考えても、今度のレースでは相手強化が半端ないですから。
デアリングタクトを差し置いて▲にカレンブーケドールを入れたのは、クレッシェンドラヴの評価をオッズ以上の位置に持ってくる関係上、『オールカマーを勝った馬は強い』前提を作りたかったのもありますかねぇ。。もちろん昨年2着の実績、安定感、休み明けを叩いた上昇度なども評価をしての単穴ですが(^^ゞ
そんな中、クレッシェンドラヴは△印にしましたが、まあ、このレースは△ぐらいで気楽に思い切って勝負をしてもらえればと。。『G1・8勝馬や3冠馬の方が強そうだ』と言われれば全くその通りですが、林先生が『過去最高のデキ』と言った時点で過去は超越しているわけで、あとはもう何が起こるか分からないのが競馬です。最後までクレッシェンドラヴらしい走りをし、できるだけ良い着順で、そして無事に戻ってきて欲しいと思います(^^)