パンサラッサが福島記念に登録されました。
が、登録馬が26頭となっていて、パンサラッサは当然のように賞金順での除外対象に…。ハンデ戦なのでまだ確定ではないですが、回避馬が出なければかなり厳しいかもしれません。ラジオNIKKEI賞2着とリステッドのオクトーバーS2着の実績だけで、ハンデ上位3頭に入る感じでもないですし…。
まあ、現時点でくよくよ悩んでも仕方がありません。今はただただ出走が叶うことを祈るのみですが、もしも出走が難しければ、翌週のアンドロメダSで賞金加算を狙っていく路線ですかね(^^;)
**2020/11/15福島11R 福島記念(G3/ハンデ/芝2000m)登録馬**
ドゥオーモが福島記念に登録されました。
登録馬はフルゲート16頭に対して26頭と多くなっていますが、ドゥオーモは賞金順で問題なく出走できます。(その代わりパンサラッサが…)
それにしても、福島記念てこんなに混み合う重賞でしたかね?? いや、ドゥオーモは出られるので何も文句はないですけれど…。これはアレですかね、ドゥオーモ応援の立場としては、有力なライバルの一頭パンサラッサが除外対象なのは喜ぶべき事なんでしょうか。
もちろん、とても喜ぶ気分にはなれないですが、それはそれとして、とにかくドゥオーモさんには『らしいレース』で一発ガツンとかまして欲しいと思います!
**2020/11/15福島11R 福島記念(G3/ハンデ/芝2000m)登録馬**
カイザーノヴァがデイリー杯2歳S(G2)に登録されました。
登録馬は12頭でフルゲート割れのレースとなりましたが、暮れの朝日杯FSを睨んだG2戦ですから楽なレースにはなません。強敵と目されるホウオウアマゾンやレッドベルオーブをはじめ、虎視眈々と一発を狙う馬たちが名を連ねるレースになりました。このメンバーでは一応カイザーノヴァがホウオウアマゾンと並ぶ賞金順最上位になりますが、ここはやはり、挑戦者として思い切ったレースをしたいです。
ちなみに11/7のデイリーにホウオウアマゾン、カイザーノヴァ、レッドベルオーブの記事が載っていました。カイザーノヴァに関しても、宮内助手が「まだ粗削りな面はあるがポテンシャルは高く重賞でも通用する」と力強いコメント。成長途上で気性的にもアテにならないところが多分に残っているかもしれませんが、臆することなく自分の走りを見せて欲しいです!
【POG】デイリー杯2歳S制覇へホウオウアマゾンら矢作勢が万全調整(栗東発)
ホウオウアマゾン(牡)は前走の野路菊Sでデビュー以来初めて逃げる競馬をしたが、終始自分のリズムを守り、上がり3Fもメンバー最速タイの34秒1でまとめて2馬身差で押し切った。その後は放牧を挟んでここを目標に調整。1週前の4日は松山を背に、栗東CWで長めからしっかりと脚を伸ばし、6F83秒8-39秒8-12秒1をマークした。池田厩務員は「もともとケイコはそれほど目立つ馬ではないが、帰厩後は素軽さが増して切れも出てきている」と、この短期間でのさらなる成長に目を細めた。「今度も早めに動く競馬で。馬場が渋っても問題はなく重賞でも楽しみ」と期待を寄せた。
僚馬カイザーノヴァ(牡)はクローバー賞1着以来。もともとテンションが高く、これまでの3戦は滞在競馬の函館、札幌で戦って結果を残してきた。宮内助手は「まだ粗削りな面はあるがポテンシャルは高く、重賞でも通用すると思う。あとは初の当日輸送をこなしてくれれば」と、課題を挙げながらも手応えは感じている様子だった。
レッドベルオーブ(牡、藤原英)は、昨年の覇者レッドベルジュールの全弟。厩舎の連覇と兄弟制覇がかかる一戦だ。前走の中京未勝利戦はレコード勝ちで3馬身半差の快勝。レース直後に鞍上の福永は「期待通りの内容。時計も速かったし重賞でも楽しみ」と話していたほど。田代助手も「初戦は踏み遅れた分の2着。全兄よりも走りが軽いし、右回りに変わる点も全く問題はない。スケール的には重賞でも見劣りはしない」と意気込んだ。
**2020/11/14阪神11R デイリー杯2歳ステークス(G2/芝1600m)登録馬**
『気になる馬』シリーズで取り上げた2020年追加募集馬も5頭になりましたので、今回のプシュケ'20は6番手ということになってしまいます。でも、よくよく見ていくと『もっと上位で取り上げても良い馬だったなぁ』と反省していますm(_ _)m
■プシュケ'20
◇牡当歳 黒鹿毛 2020.01.24生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:レッドファルクス 母:プシュケ (母の父:ノヴェリスト)
◇プラスビタールスピード遺伝子:CC型
◇美浦・根本康弘厩舎
◇販売総額 1,500万円 / 総口数 2000口
◇POINT!:母の妹にパラスアテナ、弟にカイザーノヴァがいる倶楽部ゆかりの有力一族。初仔とはいえ、母よりも大きく育ってきそうな雰囲気を有しており、適度な胴伸び、まとまりのある均整の取れた馬体の持ち主ゆえに、筋肉質でありながらシルエットを綺麗に魅せてくれる。放牧地では運動量の多いタイプで、物怖じせずに先頭を切って動ける度胸の良さも強みのひとつ。素直で手が掛からない性格からも、距離の融通が利くスピード型と言えよう。母にいち早く勝利をプレゼントしたい。
◇最新近況(11/6更新):北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。おもに昼夜放牧により管理されています。
◇木村秀則牧場・木村担当のコメント:「現在は当歳馬同士11頭で放牧中。これまで一度も萎むことなく成長が進んでおり、母よりも大きく育ってくれそうです。当初はシャープに見せていた体つきも、最近では少しずつガッチリとした印象に。段々と父系のスピード色も出てきているのだと思います。引き綱からも力を付けつつあるのが伝わってきますし、それに伴って放牧地では強気の姿勢を見せるようにもなってきました。この調子ですくすくと育っていって欲しいです」
◇募集時写真:2020/10/26
19年産馬の中では総額600万円の『コートリーラッシュ'19が最大のダークホースか?』と思っていますが、20年産馬の中ではこの馬がそういう雰囲気を持っていますね。バランスが良くてスラッとしていて、幼さが残る中にも1月生まれらしいアドバンテージを感じさせます。
この姿カタチでサイズがそこそこあるとしたら、アクシデントでデビュー出来なかった母の無念を晴らす可能性は充分にあると思いますし、募集のポイントにもあるように、ステラリードの系統はこのところ勢いが出てきていますからね。未出走の母に新種牡馬レッドファルクスの配合で1,500万円は強気な価格とも言えますが、こういう強気が『純粋にデキの良さを主張している』と考えれば悪くないのかもしれません。
ちなみに下の写真は2017年10月末に撮影した母プシュケの姿です。黒っぽい馬体に派手な大流星など、やはり面影がありますよね。母プシュケは420~30kgの馬でしたから、「母よりも大きく育ってくれそう」との木村さんのコメントは大事なポイントだと思います。
歩きも悪くないと思います… と言いますか、じっくり見てみるとこれが結構好みのタイプに思えてきました(^^ゞ 固過ぎず柔らか過ぎずキビキビ感もあって運動神経が良さそう。母系も父もスピードタイプだと思いますので、そういうところが受け継がれていると良いですね。
血統的には流行りのサンデーサイレンス18.75%持ちが目につきますが、そもそも祖母ステラリードがシーザリオ相似の優秀な血統構成。そこに異父系ノヴェリストが加わっていますので、(竹内さんご指摘の通り)プシュケは母として魅力的な要素を持っていると思います。父レッドファルクスは冠名のお陰で印象が薄くなってしまいがちですが、エンドスウィープとサンデーサイレンスを持ったスピード馬でしたし、ひょっとするとひょっとする可能性を秘めているのではないでしょうか。
アスカビレン'20、キョウエイカルラ'20の陰に隠れている面はあると思いますが、細かく見ていくと結構魅力的なポイントがあるプシュケ'20。当歳募集なので、今後の育成がどうなるかなど気になる点はあるものの、これからも成長を見極めつつ、他馬との比較を進めていく価値がある馬だと思います。(さすがに即満はないでしょうから…)
サティアナ'19の動画・写真が更新されました。
【三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のサティアナ'19:公式HP(2020/11/6更新分)より】
前回の写真から大きく変わった印象まではないですが、育成調教が始まったあとも元気に過ごしてくれているのが伝わってきますね。キャンターの動画でも特に気になるところは無く、全体的に柔らかさやバネを感じられるので良いと思います。そのあたり、三瓶さんの「走りのフォームや体の使い方などに血統馬らしいものがある(前回近況)」とのコメントは満更でもないなぁと(^^ゞ
これから寒さが厳しくなると冬毛が伸びて、しばらくはあまり見映えのしない写真が続くことになるでしょう。それでも今のままの順調さでトレーニングをしっかりこなしていけば、再び暖かくなる頃にはきっと見違えるほど立派になっているはずです。それに連れて馬体重が450、460と増えてくれれば言うことなしですね。
いずれにしても、こうやって元気な姿を動画で確認できるのはとてもありがたいです。なかなか出資馬に会うのがままならない世の中ですから、引き続き来月以降の動画・写真の更新を楽しみにしたいと思います!