モーリスドゲスト賞(G1/芝1300m)に出走したキングエルメスは11着でした。
【レース内容】まずまずのスタートからハナへ。ペースを作って一塊の馬群を引っ張る形になりました。そのまま1000m地点までは先頭をキープしていましたが、内から1位入線のハイフィールドプリンセスに抜け出され、外からネイヴァルクラウンに前に入られた時点で万事休す。残り100mを切って後続勢にも交わされて、無念の11位入線となりました。
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AllinLineの冒頭、現地の合田さんが伝えてくれたのは、唯一の心配だった天候と馬場状態(さすがに合田さんは分かってますね!)。基本的に今年は春からずっと好天が続いているそうで、この日も天候は晴れ、馬場は良馬場とのこと。日本馬にとって、ドーヴィルがニューマーケットより走り易いコースなのは事前に分かっていましたが、天候だけは運の領域ですからね。『ドーヴィルは平坦で走りやすいが、雨が降ると極端に重くなる』と聞いて言いましたので、これは本当にありがたかったです。
レース前、キングエルメスはとても落ち着いているように見えました。前走より状態が上がっていること、条件も向いていることも含め、人気がない中でも好結果を期待して応援したのですが、前走ジュライカップよりは見せ場があったとは言え、同じ11着という着順に終わったのはとても残念でした。
個人的な感想としては、キングエルメスも多少(カイザーノヴァよりマシですが)気性的に難しいところがある馬だけに、直線競馬だと走りにメリハリがつけにくいのかもしれませんね。先行するスピードは問題ないのですが、コーナーでリズムを作って脚を溜める…みたいなことができないので、何となくキングエルメスの得意パターンにならないような。。
そうですねぇ、レース直後のインタビューで矢作先生も仰っていましたが、今回はなかなか言い訳がしにくい敗戦で、現時点での力不足を認めないといけないのかもしれません。ただ、最後に矢作先生が「この経験を国内の競馬に活かして巻き返す」とも仰っていましたので、キングエルメス出資者としては、改めてそこに期待をしたいと思います。
いずれにしても、これで3歳夏に果敢に挑んだ海外遠征はひと区切りです。来週、バスラットレオンのジャックルマロワ賞が終われば久しぶりに日本に帰って来れますので、しばらく休んでまた頑張って欲しいです。2戦続けて大敗したのは心配ではありますが、場所が変われば気分も変わると思いますし、しっかり仕切り直してもらいましょう!
でも、やっぱり口惜しいなぁ…
とりあえず来週、この口惜しさを倍返しっす!!
【モーリスドゲスト賞】キングエルメス11着 98年シーキングザパール以来の日の丸勝利はならず : スポーツ報知
◆モーリスドゲスト賞・G1(8月7日、仏ドーヴィル競馬場・芝直線1300メートル)
日本から参戦したキングエルメス(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)はハナに立ったものの、最後は失速して11着に終わった。日本馬にとっては1998年のシーキングザパール以来となる24年ぶりの2勝目はならなかった。なお、勝ったのはハイフィールドプリンセス(牝5歳、英国Jクイン厩舎)。
大仕事はならなかった。欧州遠征初戦だった英国のジュライCは11着だったが、あくまで大目標は直線平坦、距離延長で舞台設定が大きく好転する今回。最終追い切りでは矢作調教師、鞍上の坂井瑠星騎手ともに「状態は上がっています」と口にしたように、思惑通りの上積みも加えたが、結果を出せなかった。
しかし、まだ伸びしろ十分な3歳馬。今後は未定だが、今回の経験を糧に、さらなる成長へとつなげていくはずだ。レース後のインタビューで矢作芳人調教師は「追って反応はあったと(坂井騎手は)言っていたのだが、正直このクラスでは力負けなのかもしれない」と残念そうに語った。
今日も忘れず、パンサラッサに投票を!
JRA 京都競馬場 Presents アイドルホースオーディション 2022
何回投票したか忘れてしまいました。そして、グランプリのファン投票と違って中間発表がないので、今現在、パンサラッサが何位につけているのかさっぱりわかりません。
こういう時には気を抜くことなくベストを尽くすしかないですね。
ということで、今日もしっかり投票します!(^^)v
◇石川代表のコメント 「直近は1本目に15-15、2本目に40秒台で登坂。比較的我慢の利く走りで、スピードにも対応してくれていますが、この時期あまりやり過ぎるのも成長の芽を摘んでしまうことになりかねませんからね。心身ともにもうひと回り大きく育てていくためにも、今は慌てずじっくりと。来週はほどほどの時計に留め、さらに成長を促してあげようかと思っています」
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なるほどなるほど、、調教の進み具合、スピード対応は順調なものの、やはり『もうひと回り大きく育ててからデビューを考えたい』ということのようですね。なるべく早くデビューさせてしまった方が勝ち易い気がしないでもありませんが、目先のことに一生懸命なだけでは大きな成功は望めない、だから慌てない方が…という事だと理解しました。
馬体は相変わらず胴がギュッと詰まったプリプリ系。私の出資馬の中では異色の存在なのですが、動画を見ると、以前よりゆったり柔らかく身体を使えるようになっていますし、石川代表によれば「比較的我慢の利く走り」もできるようなので、もしかしたら、マイルぐらいの距離までは対応してくれるかもしれません。
メリタテスが深管の問題で小休止に入りましたので、この世代でテラステラに続くのはこの馬かセントアイヴスか。。秋以降にはなるのでしょうが、山椒は小粒でもピリリと辛い走りを見るのが楽しみです(^^)
【シュウジデイファーム在厩のトリフィス:公式HP(2022/8/5更新)より】
◇石川代表のコメント 「水曜日に獣医師に診てもらったところ、『右前の深管を少し気にし始めている』とのこと。今は無理をするような時期ではありませんので、いったん騎乗を控えて、お休みを挟んであげることになりました。この休養が成長促進にもつながり、もうひと回り体が大きくなってくれればと考えます」
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深管の様子がどうなのか、どの程度の休みになるのかは分かりませんが、今のところそれほど大げさな症状ではなさそうなので、あえて『成長促進のための小休止』だと考えたいです。いや、実際にはかなり心配なのですが、私が心配してどうにかなるものでもありませんし、早めの発見と対処ができたのは良かったと思いますので。。
それに、石川代表が仰るように、このタイミングで少しゆっくりさせることが、結果としてにスリムで格好良い馬体を大きくすることにつながれば、それはそれで非常にありがたい変化ですからね。
メリタテスの場合は、(これまでの調教経緯を思い返せば)やればある程度以上に動くことが既に分かっていますので、デビュー時期想定を年内一杯ぐらいに切り替えて、引き続き見守っていきたいと思いますm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のメリタテス:公式HP(2022/8/5更新)より】