2022ジャックルマロワ賞(G1) 日本馬の近況(8月13日(土曜)):JRA
8月14日(日曜)にフランスのドーヴィル競馬場で行われるジャックルマロワ賞(G1)に出走予定のバスラットレオン(牡4歳 栗東・矢作 芳人厩舎)の調教状況および関係者コメントをお知らせします。
本日(現地時間8月13日(土曜))の調教状況
ドーヴィル競馬場
ダートコースでハッキング1周、キャンター1周(いずれも約1900メートル) 単走 坂井瑠星騎手騎乗
矢作芳人調教師のコメント 「予定通りの調教メニューをこなすことができました。昨日(12日)よりも気合が乗っています。 2頭で遠征して、イギリスとフランスで計4走、ここまで順調にこられたのはスタッフの頑張りと周りのサポートのおかげです」
<枠順について:ゲート6番> 枠順はどこでもという感じで、直線の9頭立てでもあり、まったく気にしていませんでした。それよりもしっかりと自分の競馬が出来るよう騎手と作戦を立てていきたいと考えています。
坂井瑠星騎手のコメント 「変わりなくレース前日を迎えることができました。相手は強いですが、良い競馬ができるよう頑張ります」
2022ジャックルマロワ賞(G1)の出馬表が確定:JRA
ジャックルマロワ賞(G1) JRA発売レース
8月14日(日曜) ドーヴィル競馬場(フランス)
3歳以上 1,600メートル 芝・直線
発走予定時刻 日本時間 8月14日(日曜)22時55分(現地時間 15時55分)
インターネット投票 日本時間 8月14日(日曜)7時00分 発売開始
出走予定日本馬 バスラットレオン(牡4歳 栗東・矢作芳人厩舎)
1 バスラットレオン 牡4
2 ジョフランセ 牡4
3 オーダーオブオーストラリア 牡5
4 ステートオブレスト 牡4
5 エレヴァン 牡3
6 コロエバス 牡3
7 ライトインファントリー 牡3
8 プロスパラスヴォイッジ 牝3
9 インスパイラル 牝3
勝負の一戦を明日に控え、まさに『人事を尽くして天命を待つ』といった心境です。あ、もちろん人事を尽くしたのは矢作先生や荒木助手、坂井騎手などチームの皆さんでありまして、私はただ騒いでいるだけですけれど(^^;)
矢作先生も「ここまで順調にこられたのはスタッフの頑張りと周りのサポートのおかげ」と仰っていますが、とにかく、バスラットレオンの調子が前走以上に良さそうなので、同じ『天命を待つ』にしても、かなり前向きな気持ちで待つことができます。まさに今夏遠征の集大成として、あとは坂井騎手とバスラットレオンに全てを託したいと思います。
一番の強敵は、常識的には3歳筆頭格のコロエバス(コリーバス)でしょう。ただし、中距離路線からマイルに矛先を変えてきたステートオブレスト、レーティング上位の3歳牝馬インスパイラル、サセックスS組のオーダーオブオーストラリアなど油断ならないメンバーが揃っていますので、勝ち負けに持ち込むためには、ためらうことなく自分の競馬に徹するしかないでしょう。
東スポさんの記事によれば、どうやらバスラットレオンもやる気満々のようですし、今度は平坦コースの直線競馬になりますので、ここは一発(ゴドルフィンマイルで見せたような)ケレン味のない逃走劇を期待します!
【ジャックマロワ賞】バスラットレオンが決戦に向け最終調整 矢作調教師「少しでも良い競馬ができればと思っています」:東スポ競馬
現地時間13日朝、仏ドーヴィル競馬場でバスラットレオン(牡4・矢作)が、翌14日に行われる同G1ジャックルマロワ賞(芝直1600メートル)へ向けて最終調整を行った。
午前7時半過ぎ、うっすらと肌寒い感じの馬場に姿を現したバスラットレオン。矢作師が見守る中、坂井を背にダートコースに入ると、ハッキングで1周した後、キャンターでさらに1周。レース前の最後の調教を終えた。
坂井は「前日はゆったり走れたけど、今日は走る気満々で我慢させるのが結構大変でした」と苦笑いしながら語った。
また、矢作師はホッとした表情で「順調に使うだけでもなかなか大変な中、キングエルメスと揃って何とか予定通り4戦消化出来そうです。ここまで結果が出ていないのは残念だけど、最後に少しでも良い競馬ができればと思っています。応援よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
レースは日本時間の14日22時55分。欧州勢も強力なメンバーが揃い、決して楽な戦いにはならないだろうが善戦を祈りたい。
【#札幌記念 想定】
— netkeiba (@netkeiba) August 12, 2022
アラタ/横山武
ウインマリリン/松岡
グローリーヴェイズ/ルメール
ジャックドール/藤岡佑
ソダシ/吉田隼
ハヤヤッコ/池添
パンサラッサ/吉田豊
マカヒキ/武豊
ユーバーレーベン/デムーロ
ユニコーンライオン/坂井
レッドガラン/岩田康
…など17頭https://t.co/gObLP3t8iv
【札幌記念想定】ソダシ、パンサラッサ、マカヒキなどGI馬5頭が集結 ハヤヤッコ参戦で「白毛馬対決」が実現:netkeiba.com
改めて札幌記念(8/21札幌)の想定を眺めると、とても豪華で面白いメンバーが集まったと思いますし、出資者としてパンサラッサの応援をするだけでなく、一競馬ファンとして早くレースを見たい気持ちになりますね。
このところ、札幌記念には中距離路線の強豪が集まる傾向にあり、ファンの間には『いっそG1に昇格させては?』との意見も相当数あるようですが、実際には器の問題やら何やらで難しいところもあるのでしょう。それに、札幌記念の本賞金7000万円は、2歳G1の朝日杯FSやホープフルSと同額で、すでに賞金面では実質的に『準G1』格付けなんですよね。。
真夏に行われる北海道ローカル開催のG2だからこそ、『今年も豪華なメンバーが集まった!』となるわけで、これが最初からG1だったらどうなのか…。考えようによっては、今の『毎年、豪華メンバーで盛り上がるローカル開催(高額賞金)G2戦』という位置付けこそが、競馬ファンの心をくすぐる絶妙な演出(さじ加減)なのかもしれません(^^ゞ
ということで…
今日を含めてあと2回、パンサラッサにチェック&GO!!
JRA 京都競馬場 Presents アイドルホースオーディション 2022
三嶋牧場(野深分場)在厩のステラエージェント’21は、日に17~18時間ほどの昼夜放牧により管理されています。
◇清水厩舎長のコメント 「まだ育成場への移動日などは具体化していませんが、初期馴致の開始時期を前にして2時間ほど放牧時間を短縮し、そのぶん色々と手をかけてあげているところ。中身だけでなく、サイズ的にも中型馬くらいまで成長しつつありますね。放牧地での動きは相変わらず抜群で運動神経が良く、柔らかみがあり、性格は前向き。いわゆる競走馬向きの気性をしています」
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「まだ育成場への移動日などは具体化していません」と言いつつも、放牧時間を短縮して体力を温存、細かなケアに重点を置きつつあるとのことなので、今月中には育成場(シュウジデイファームだと思うのですが)に移動することになりそうです。
募集当初に心配された『初仔ゆえに小柄』問題はすでに解決しましたし、「放牧地での動きは相変わらず抜群で運動神経が良く、柔らかみがあり、性格は前向き」と、べた褒めと言って良いほどのコメントがもらえていますので、これまでのところは順調以上、理想的な成長をしていると考えて良いでしょう。
もちろん、現時点で『抜群に良い馬』であっても、育成場に移ってみたら案外…というケースだって珍しくはないですし、ましてや競馬場で強いかどうかはずっと先になってみないと分かりませんが、それを言うなら、そもそも9000万円のGunRunner産駒に出資なんかできませんからね。(すでに出資している私が言うのも何ですが(^^ゞ)
とにかくですね、短い動画ながらも歩きを見ると、清水厩舎長が仰る「運動神経の良さ」と「柔らかみ」の一端が伝わってきます。前回(7/8更新)の写真あたりから、馬体がしっかりして線の細さがなくなった印象がありますし、これからはあまり遠慮せず、思い切って期待を膨らませていきたいと思いますm(_ _)m
【三嶋牧場(野深分場)在厩のステラエージェント’21:公式HP(2022/7/29更新)より】
そういえばレオンやみんちーの話してたらえーちゃんの近況が短くなった😂
— HIRO (@greendandy0202) August 12, 2022
特に変わったことないけど😜 pic.twitter.com/oOULxBBSrl
様似木村牧場在厩のステラリード’21は、先月同様、日に16時間ほどの夜間放牧で管理されています。
◇木村担当のコメント 「相変わらず雰囲気を良く見せており、バランスを崩すことなく順調に育ってきていますね。半兄のテラステラがそうであったように、本馬も牝系のイメージほどは手がかからない感じでしょうか。反抗するような性格ではないですし、どのような状況下でも度が過ぎるようなことはありません」
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エンパイアブルー’21の動画を見て『やはり良い馬だなぁ』と感じたあとに、本馬の最新動画を見たのですが、正直、歩きの印象ではステラリード’21の方が私の好みに合っています。もちろん、これからの成長でどう変わるかわかりませんし、あくまで好みの問題なのですが、ステラリード’21には『ひょっとすると…』的な大物感があるように思います。
まあ、『だって兄弟の中でも一番の高額設定ですからっ!』と言ってしまえばそうなのですが、この時季に楽しい妄想ができるというのも値段のうちですからね(^^ゞ
様似の木村さんによれば、性格的にはテラステラに近く、比較的手が掛からない落ち着きのあるタイプのよう。。馬体がしっかりしていて割りと早めに動かせそうなところはステラ一族の牡馬らしさと考えられますが、2世代続けて落ち着きのある仔が生まれたのは、ステラリード自身が歳をとって落ち着いてきたことの表れかもしれません。
いずれにしても、本馬には兄たち同様の大きな期待をしていますので、まずは順調に過ごしてもらうことが第一です。その上で、シュウジデイファームに移動をしたあとに、石川代表の兄弟比較コメントを聞くのも楽しみです(^^)
【様似木村牧場在厩のステラリード’21:公式HP(2022/8/5更新)より】
◇木村担当のコメント 「いい意味で周囲をしっかりと見て歩き、何に対しても気遣いができるタイプ。その場の空気が読める馬ですね。放牧地での走りや動きにも好感が持てますし、このひと月もトラブルなく順調に成長が進んでいる印象です。体調や飼葉喰いなども問題ありません」
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約3ヶ月前に、馬体重357kg、体高152cm、胸囲163cm、管囲20.0cmでしたから、まだ線が細くて幼さが残る身体つきなのは当然でしょうか。。とは言え、体調や飼葉喰いに問題がないこと、比較的精神的に落ち着いているところなど、持って生まれた成長力が素直に発揮されそうなタイプなので、馴致が始まるまでにもう一段の成長を望みたいです。
この系統は、一にも二にも健康であること、アクシデントに見舞われることなく順調であることが重要ですからね。今のところは、その『一番重要なこと』はしっかりできていますし、動画から伝わる『良い馬感』は相変わらず出色だと思いますので、今後もこの調子で日々を過ごして欲しいですし、何なら馴致の開始を急ぐ必要はないんじゃないか?とも思います。(「放牧地での走りや動きにも好感」と言ってもらえたのはすごく嬉しい(^^))
まあ、いつ頃始動するかなどは矢作先生にお任せするとして、5月中旬からの約3ヶ月でサイズがどう変わったかは、ちょっと知りたいかもしれません。これまでの慣例からすると、今後は馬体重の更新のみになる気もしますが、単純に興味があったりしますので。(もちろん単純な興味なので、無視されても致し方なしです(^^ゞ)
【様似木村牧場在厩のエンパイアブルー’21:公式HP(2022/8/5更新)より】