【ジャックルマロワ賞】(仏ドーヴィル)出走馬、2頭取り消して9頭:競馬実況web
8月14日(日)にフランスのドーヴィル競馬場で行われるジャックルマロワ賞(G1・芝直線1600m)の出走馬は以下の通り。なお、マルジュームとネイティヴトレイルの2頭が出走を取り消している。
なお、馬番、ゲート番および騎乗騎手を含む確定出馬表は、改めて発表される。
発走予定時刻は日本時間8月14日(日)の22時55分(現地時間15時55分)、日本での発売開始時刻は8月14日(日)の朝7時00分からとなっている。
バスラットレオン 牡4
ジョフランセ 牡4
オーダーオブオーストラリア 牡5
ステートオブレスト 牡4
エレヴァン 牡3
コロエバス 牡3
ライトインファントリー 牡3
プロスパラスヴォイッジ 牝3
インスパイラル 牝3
(JRA発表)
【ジャックルマロワ賞】(仏G1)バスラットレオンはダートをキャンターで1周「変わりなく順調」(8月12日):競馬実況web
8月14日(日)にフランスのドーヴィル競馬場で行われるジャックルマロワ賞(G1・芝1600m)に出走予定のバスラットレオン(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)の調教状況および関係者のコメントは以下の通り。
【本日(現地時間8月12日)の調教状況】
ドーヴィル競馬場のダートコースで、坂井瑠星騎手が騎乗して単走、キャンターで1周(約1900m)した。
【関係者コメント】
●矢作芳人調教師 「追い切った後の具合は良く、気合も乗ってきています」
●坂井瑠星騎手 「変わりなく順調に来ていると思います」
(JRA発表)
JRAさん発表情報をラジオNIKKEIさんがまとめてくれていますので、今日はそちらを引用させて頂きました。
まずは、ネイティヴトレイルとマルジュームが直前に回避して9頭立てになった件ですが、これはいかにもヨーロッパの競馬らしいと言いますか、日本ではこれだけの有力馬が『やっぱり止めます、雨が降らなかったので…』みたいなことはちょっと考えられないですよね。もちろん、それだけが理由ではないのでしょうが、そういう部分については(どちらが良い悪いではなく)日本と欧州の競馬は別の種目かもしれない…と考えておいた方が良い気もします。
ちなみに、つい先ほどの情報によると、馬番1のバスラットレオンは6番枠に決まったようです。
まあ、ドーヴィルのマイルコースは直線ですし、枠がどこであろうと逃げることは決まっていますので(多少なら躓いても大丈夫のハズ(^^;))、6番枠についての感想は特にないです。。それじゃミモフタモナイでしょう!?と突っ込まれるとグゥの音も出ないですが、本当にそうなのですから仕方がありません。
それよりも、最終追い切り後の調整も順調のようですし、これといったプレッシャーがない状態で逃げられるのが確定的ということですから、『ひょっとしたら勝つまであるぞコレ!』という気がしてなりません。
こうなったら、日曜日の深夜(日本時間)にはバスラットレオンがG1馬になっている…という楽しい夢が見られるように、今夜もごく軽~くお酒を嗜んでから、気分良く眠りにつきたいと思いますm(_ _)m
函館競馬場在厩のパンサラッサは、10日に芝コースを併せ馬で追い切られています。
- 22.08.10 助 手 函館芝不 5F 64.1-49.5-37.1-11.7(6) 強めに追う
ユニコーンライオン(古オープン)一杯の外0.4秒追走0.2秒先着
- 22.08.05 助 手 函館W良 5F 69.0-52.6-38.4-12.5(7) 馬ナリ余力
◇岡助手のコメント 「5F64秒、終い11秒台で先着。一週前としてはイメージ通りにしっかりと負荷をかけることができましたし、これで馬の状態が上がってくるものと思われます。正直なところドバイの時が絶好調でしたから、更にとなるとどうかですが、函館入厩後も落ち着きがあって順調にきていますので、決して悪くない仕上がりで8月21日(日)札幌11R 札幌記念(G2・芝2000m)を迎えられると思います。鞍上は引き続き吉田豊騎手。しっかりと調整して、結果を残したいところです」
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函館競馬場に入って実質2本目が札幌記念の一週前追い切り、シュウジデイファーム(BTC)でもそれほど速いところをやっていたわけではないですから、さすがに現時点でドバイ以上を求めるのは無理があるでしょう。
と言いますか、岡助手は「正直なところドバイの時が絶好調でしたから、更にとなるとどうか」と仰っていますが、おそらくそれは陣営の計算通り(想定内)のはずで、本当に『ドバイ以上』をめざすのは札幌記念の次からではと…。助手さんの立場では言い難い部分もあるのでしょうが、仕上げの目安としては『8分以上ならOK』といったところではないでしょうか。
まあ、冷静に考えてみれば、例えばソダシさんだっておそらくイメージはそんなもの。いくら真夏の大イベント札幌記念とはいえ、ここが大目標ではないですからね。すでに海外G1を勝っているパンサラッサも当然そういうことなわけで、つまりは秋冬に控えている(であろう)ビッグレースに向け、良いスタートを切って欲しいと思います。
その上で、絶好調ではないにしろ、ユニコーンライオンさんと併せてしっかり先着するのは大したもの。今や完全に名物男となった池田厩務員さんが、禁断のダジャレ(?)「スタコラサッサ」を使ってしまう程度に動いたとしたら、そして、このひと追いでの上昇を加味すれば、並み居る強豪たちとも5分以上に戦えるはずですからね。
ということで、今回のパンサラッサは半分は迎え撃つ立場で半分はチャレンジャー、といった感じでしょうか。いや、2000mに戻った今回は結果も求めたいレースですし、ゲートを出たらガンガン飛ばす戦法は日本中にバレていますので、仕上りや立場に関係なく、気分良く走って元気に戻ってきてもらえればと思います(^^)
【シュウジデイファーム在厩時のパンサラッサ:公式HP(2022/8/5更新)より】
ドバイターフVパンサラッサ11秒7 洋芝も大丈夫、池田厩務員「スタコラサッサと」:札幌記念|極ウマ・プレミアム
<札幌記念:1週前追い切り>
札幌記念(G2、芝2000メートル、21日)の1週前追い切りが10日、行われた。
ドバイターフVのパンサラッサ(牡5、矢作)が初の洋芝で適性を見せた。函館芝5ハロン64秒1-11秒7で、同じく札幌記念出走予定のユニコーンライオンに1馬身先着。池田厩務員は「いいフットワーク。洋芝も問題なさそう。落ち着いているのが何より。スタコラサッサと行ければ」と期待する。
札幌記念出走予定のパンサラッサ(右)は、函館芝コースで併せ馬で追い切られる Photo by 極ウマ
ラストスパート! 息切れせずにパンサラッサへ投票です!!
JRA 京都競馬場 Presents アイドルホースオーディション 2022
ドーヴィル競馬場在厩のキングエルメスは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇荒木助手のコメント 「一生懸命頑張って走ってきましたので通常のレース後の疲れ程度はありますが、ピンポイントで特に大きなダメージや反動は見て取れません。このあとは帰国に備えて、体調を整えておきたいと思います」
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ジュライカップ、モーリスドゲスト賞と海外G1を連戦した反動はないとのことで、ひとまず安心しました。
キングエルメスは今度の遠征で結果が出なかった分、(すぐに次走云々の話はないでしょうけれど)日本に戻ってからの頑張りに期待が集まりますし、そのためにも体調の維持はすごく大切ですからね。まずは今週末のバスラットレオンに頑張ってもらい、レースが終われば2頭一緒に元気に帰国して欲しいと思います。
その上で、結果的に大敗が2戦連続しましたので、個人的には少し時間を取ってきちんと立て直しても良いのかなと。。まあ、遠足大好きパンサラッサのような馬は珍しいはずですし、普通は海外遠征ってそれなりに負担があると思うんですよね。もちろん、ケースバイケースとは思いますが、今は何となくそんな気がしています。
【英 ニューマーケットでのキングエルメス:公式HP(2022/7/14更新)より】
函館競馬場在厩のテラステラは、9日(火)より騎乗を再開しています。
◇岡助手のコメント 「一度レースに使って少しピリッと煩いところが出てきたようですが、コースでの走りに関して言えば、自分から走る気になってきた様子。このあたりは使った上積みと言えるのかもしれません。レース後も飼葉喰いなどに問題はありませんので、これから良い方向に変わってくれるのではないかと見ています。次走目標は8月21日(日)札幌1R 2歳未勝利(芝1500m)。二度目の実戦で最後まで反応してくれれば、楽しみです」
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ひょっとしたらあるのかも…と考えていた連闘策はナシ。次走は中一週で芝1500m戦に向かうことになったようです。
個人的には、この選択は連闘で再び1200m戦を使うより良いのではと思います。ひとつ勝ったあとにどうせ距離を延ばすのであれば、今からそうしておいた方が楽ですし、後々になればなるほど距離を縮めるより延ばす方が難しかったりしますからね。
ただし、それもこれもテラステラが次走で勝ち上がる前提での話です。いや、厩舎サイドとしては、デビュー戦にも勝つ気満々で臨んでいたわけで、それが(断然1番人気の)3着に終わることもあるので油断は禁物。。
岡助手が仰るように、「自分から走る気になってきた」という『前走を使った上積みが』あるとしたら、アッサリ勝つまである気がするものの、何しろ経験が浅い2歳馬なので、引き続き緊張感を持って応援したいと思います!