先週土曜は期待の新馬テラステラが単勝1.7倍の1番人気で出走、デビュー勝ちをめざしましたが3着に終わりました。ただし、いかにも幼いレースぶりながら、使った上積みが期待できる内容だったと思いますし、そもそも全てが初体験の新馬戦だったことを考えれば、それほど悲観する内容ではなかったでしょう。
矢作先生はじめ陣営は、このまま続戦して次走で勝利をめざすとのことなので、改めて(連闘なのか中1なのか中2なのか、距離がどうなるのかはさて置いて)次走での勝ち上がりを期待します。
そして日曜日にはキングエルメスがモーリスドゲスト賞に出走、健闘むなしく11着となりました。
キングエルメスについては、いろいろと思うところもありますが、要するにまだ3歳の夏ですからね。普通に考えて、これからの競争生活の方が長いわけですから、とにかくこの経験を今後に活かして欲しいです。
そんなキングエルメスの口惜しさを晴らすのは、今週末のジャックルマロワ賞に挑むバスラットレオンです。Baaeedはいないものの、引き続き強豪が揃う厳しいレースになりますが、ここは一発、先輩の威厳を見せて欲しいですし、前走サセックスSのパフォーマンスを見ても、それだけの実力が充分にあると思います。
バスラットレオンのレースが終わればその次にはパンサラッサが控えていますので、とにかくバスラットレオンには積極的な勝負を、そして前走よりさらに上の着順を期待したいと思います!
**出資馬の状況**
**2022年総合成績**
*総賞金には海外競馬の賞金を想定レートで円に換算し加えています。
今週末まであと一息、Go! パンサラッサ!!!
JRA 京都競馬場 Presents アイドルホースオーディション 2022
モーリスドゲスト賞で11着となったキングエルメスの関係者コメントです。
◇坂井騎手のコメント 「ゲートもスタートも速かったですから、スピードの違いでもう行くしかないと。やりたい競馬が出来て、最後も反応はしていました。状態はすごく良かったですし、前走よりもよく頑張ってくれたのではないかと思います。強い馬たちと競馬をしたこの経験は、今後に活かせると思います」
◇荒木助手のコメント 「フランスの競馬はテンが遅いのに対して、本馬はスピードがありますので自然とハナへ。今日の馬場は雨も降らず時計も出ていましたので、日本馬向きだったと思います。馬は一生懸命に走ってきたような上がりでしたからね。本当に頑張ってくれました。褒めてあげたいと思います。まだ3歳馬ですし、この経験を必ずや今後に活かさないといけません。いつもサポート、応援していただき、本当にありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。会員の皆様へ、僕ら厩務員スタッフの気持ちとしてお伝えします」
◇矢作調教師のコメント 「馬の状態が良かったため勝負に行きましたが、正直に言って、このクラスではまだ力が足りなかったと認めざるをえない結果でした。前走よりは走ってくれていたものの、直線競馬で息の入れ方が難しかったようにも思います。ただ何より、今回の遠征を通して馬が成長しているのを感じていますので、これを日本に帰って活かさないといけない。そこからの勝負だと思っています。応援していただいていたのに結果を出せず、非常に悔しいですし、残念です」
◆クラブのコメント 「ゲートの出が速く、ペースを作る競馬に徹する形となりましたが、勝ち馬たちの目標にされてしまったこと、また直線競馬の難しさも影響したのでしょうか。残り300mを過ぎたあたりから徐々に脚色が鈍り、着外に敗れてしまいました。なお、「ひとまず脚元等、上がりに問題はありません」と荒木助手。今回の欧州遠征で結果を残すことはできませんでしたが、この貴重な経験は必ずや糧となるはずで、今後ひと回り成長した姿を見せてくれるものと思われます。」
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今回の遠征は2戦連続11着と着順的にはすごく残念でしたが、普通ではない貴重な経験をさせてもらえました。本音を言えば、手探りだったジュライカップはまだしも、今回のモーリスドゲスト賞については陣営も本気で勝ちにいってくれたと思いますし、正直、私ももう少しやれると考えていたのですが…。
そのあたりは、矢作先生のいかにも口惜しさ溢れるコメントにある通り。。坂井騎手、荒木助手も仰っていますが、大事なのはこの経験を必ずプラスにすること、日本に帰って今後の競馬で結果を残すことですからね。
こう言っては何ですが、ドバイでバスラットレオンとパンサラッサが勝ったのが、どんなにスゴイ事だったのか、改めて思い知らされ他気分です。本当に良い経験、良い勉強をさせてもらいました。もちろん、私は今後もキングエルメスを応援していくわけで、これからどう成長していくのかを、期待を籠めて見守っていきたいと思いますm(_ _)m