チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン16~20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「ここまではウッドチップ坂路だけを使って、軽く気分良く走らせているところ。体調も上向いているようですし、元気印は相変わらずですね。牝馬を見つけてはブヒッとひと鳴き。いい休養になっているのは確かですが、なるべく余計な動きはさせないように注意しています」
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体調が上向いているのは何よりながら、「牝馬を見つけてはブヒッとひと鳴き」とはこれ如何に。。そちら方面への興味は来年種牡馬になってからにして頂いて、今はまだ現役競走馬の自覚をしっかり持っていて欲しいです。でもまあ、「元気印は相変わらず」と言われるぐらい、パンサラッサもまだまだ若いって事なんでしょうね(^^;)
その上で、次走に向けての調整には何の不安もありませんが、小泉厩舎長が仰るように、牝馬を気にして余計なアクシデントなどがあると一大事です。無事であればサセックスSで生涯最高の走りが見られる予感もしますので(根拠は薄いですけれど(^^ゞ)、くれぐれも女性問題などで失敗しないよう、よーく見張って頂ければと思いますm(_ _)m
【2023/3/25メイダン ドバイワールドカップでのパンサラッサ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、半マイル55~58秒程度で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「17日にウッドチップ坂路で半マイル55秒7を馬なりでマーク。以前のような前方に突っ込んでいくような走りではなく、体を起こして腰を使う走りに変わってきていますので、そのぶん軽く動けるようになってきましたね。腰をしっかりと動かすことで、同箇所のパンプアップにもつながりますし、ここからさらに軌道に乗せていければと思います。入厩まであと少しです」
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チャンピオンヒルズのウッドチップ坂路で馬ナリ55.7秒はマズマズの時計。時期が時期だけに、トレセンに戻った時はすぐにレースを使うことになるでしょうから、そこに向けた1本目の追い切りをこなしたイメージかもしれません。
となると、今月中には帰厩をして来月早々のレースでデビューになりますかねぇ…。「体を起こして腰を使う走りに変わり、軽く動けるようになってきた」というのは朗報ですから、あとはなるべく早く実戦で確かめたいですよね。
ここまでだいぶ時間が掛かってしまいましたが、ビシッと勝ち上がりを決めてもらえば苦労も報われるというもの…。いや、私は何もしていないのでアレですが、チャンピオンヒルズの皆さんのご苦労が初戦からカタチとなって表れて欲しいです!
◇小泉厩舎長のコメント 「右前にも硬さが見られましたので、念のためレントゲンを撮りましたが、骨に異常はなくひと安心。少しずつ乗り始めています。それに両トモにも疲れが溜まっているようですからね。そこは獣医師に相談してショックウェーブや磁気治療で対処していければと思っています。まだ前駆を使っての走りになっていますので、もう少し重心を後ろに持っていき、背中を使った走りができるように促していきたいところです」
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手術歴がある馬なので、脚元に問題がなくて本当に良かったです。万が一、この時季に骨が剥がれたりしてしまうと、さすがにデビュー云々の話ではなくなってしまいますからね(^^;)
その上で、これまでに溜まった疲れを癒すプロセスにおいて、チャンピオンヒルズお得意のフォーム矯正「もう少し重心を後ろに持っていき、背中を使った走りができるように」に取り組むことはきっとプラスになるでしょう。
時期が時期だけにやれることには限りがありますが、正直、経験馬相手の初戦から掲示板を外さないぐらいのレベルになっていないと…。その点、トリフィスは結構物覚えが良いタイプですし、ベースのスピードはあると思いますので、この放牧期間を有意義に過ごし、初戦勝ちが狙えるフォームを身につけて欲しいと思いますm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩時のトリフィス:公式HP(2023/5/1更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、ウォーキングマシン60分のみでケアにあたっています。
◇小泉厩舎長のコメント 「日々の水冷とレーザー照射で対処。まだ患部が落ち着いていない感じではありますが、痛みに関してはだいぶ楽になってきたようですね。馬房内にいる時間が長くなっているとはいえ、煩くする様子はなく、むしろ馬自身はこの休養を満喫しているようにも見て取れます。長期のお休みは非常に残念ですが、ストレスを感じていそうにないのは救いです」
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全治6ヶ月なので簡単に治るようなものではないわけですが、「痛みに関してはだいぶ楽になってきた」のは良かったです。痛みを伴う時期が長いと良くない影響が残る気もしますし、何よりツラい思いをして欲しくはないですからね。
その点、キングエルメスが「この休養を満喫している」のであればありがたいですし、心身ともにリラックスして過ごせていれば、復帰のための再始動もきっとうまくできる気がします。
先週も書きましたが、私は『うまくいけば年内復帰、覚悟としては今年は全休で来年のしかるべき時期に再スタート』を覚悟していますので、全ては脚元の回復次第の前提で、来年の京都金杯あたりを想定しておこうかと思います(^^ゞ
【2023/4/23京都 マイラーズカップ(G2/芝1600m)のキングエルメス:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のプライムラインは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でのハロン17~20秒ペースのキャンター1本で調整されています。
◇小泉厩舎長のコメント 「17日から一気に暑くなりましたので気が気ではありませんが、エアコン付きの馬房に入ったことで、一定の快適な時間が確保されますからね。この夏に一番気を付けたいのは、どん底まで調子を落とさないようにすること。ある程度バテるのは仕方ありませんが、抜け出すのに時間がかからないようにしておきたいところです」
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確かに、昨日から東京も一気に暑くなりました。これから梅雨も来ますし、このままずっと暑いわけではないですが、それにしてもこの時季に30℃とか勘弁して欲しいです(^^;)(場所によっては35℃のところもあったとか…)
ということなのですが、プライムjラインに関しては小泉厩舎長が仰る通りでありまして、「どん底まで調子を落とさないようにすること」、これが大事だと思うんですよね。多少の夏バテは覚悟の上なわけですが、それが尾を引くようなことになると、結局、年内に復帰できるかな?みたいなことになってしまう可能性がありますので。。
お休みの間はある程度ダラーッとしていてイイと思いますので、秋口の再始動をできるだけスムースに!をテーマと考えて、猛暑が予想される関西の夏をうまく乗り越えて欲しいと思いますm(_ _)m
【2023/4/30京都12R 東大路S(3勝C/ダ1200m)でのプライムライン:公式HPより】