京都11レース スワンステークス(G2/芝1400m)に出走したキングエルメスは14着でした。
【レース内容】互角のスタートも、先行争いのゴチャつきを嫌うように下げて中団に。やや頭を上げて走りにくそうにしているようにも見えましたが、そのあたりは久々の実戦ゆえ、といったところでしょうか。3~4角では一瞬上がっていくような場面がありましたし、直線に入った直後に伸びそうな雰囲気もありましたが、直線中ほどで一杯になってしまったのは、今日のところは致し方なしでしょう。最後は流れ込むように14着での入線となりました。
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まずは復帰戦お疲れ様!
さすがに今日は数字以上に太かった??
ような気もしますが… (^^;)
馬体重は1年半前のマイラーズカップ出走時からプラス22の516kg。
結果的にはチャンピオンヒルズにいる頃からあまり絞れていなかったことになりますが、まあ、脚元の不安がある馬なので、調教だけで絞り切るのは難しい面がありますし、そこは実戦を使っての変わり身に期待したいところです。
実戦を使っての変わり身という意味では、太め、緩めの馬体についてだけでなく、レース前からかなり高めだったテンションについても同様でしょうか。キングエルメスにとって今日は久しぶりの競馬場、17頭立てのG2戦で観客が多かったこともあったと思いますし、次走以降ではもう少し落ち着いてレースができるようになっていて欲しいです。
あとはそうですねぇ、とにかく北村友騎手、陣営のコメントを待ってからですかね。
0.9秒差の14着では善戦したとは言いにくいですが、1年半ぶりのレースを走り切ったこと自体が新たな第一歩なワケで、あまり最初から求め過ぎてはイケないでしょう。まずはレース後の無事確認、そこまで終わってようやく次がありますからっ!
**2024/10/26京都11R スワンステークス(G2/芝1400m)・良**
MBS賞スワンステークス【2024年10月26日京都11R】:競馬ラボ
【注目馬動向】重賞3勝のバスラットレオンがJBCスプリントで引退 矢作調教師「本当に思い入れの強い馬」:UMATOKU
これまで国内外で重賞を3勝しているバスラットレオン(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キズナ)が次戦のJBCスプリント(11月4日、佐賀競馬場・ダート1400m)を最後に現役を引退することになった。管理する矢作調教師が10月25日、明らかにした。
同馬は3歳春の2021年ニュージーランドTで重賞初制覇。翌年は海外にも活躍し、2022年のゴドルフィンマイルと2023年の1351ターフスプリントを勝った。また、2021年3月には1勝クラスの平場で、当時はデビュー2週目だった古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=を初勝利に導き、注目を集めた。
矢作調教師は「これが引退戦になります。海外でも2つ勝ってくれましたし、自分が生まれてすぐに選んだ馬。本当に思い入れの強い馬です。最後まで無事に、そしていい競馬をしてほしい」と愛馬に感謝の言葉をかけ、最後の走りに期待した。
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パンサラッサ、プライムラインの世代を経て、バスラットレオンが出たことで『矢作セレクト馬』の注目度が上がり、広尾TCにおける矢作厩舎の位置付けが一気に神レベルまで上がりましたからね。
矢作先生にとってバスラットレオンが特別の馬であるように、私たち出資者にとっても本当に特別な馬。。パンサラッサとドバイに遠征し、精鋭ぞろいの日本馬の先陣を切ってゴドルフィンマイルを勝った時は、マジで震えるほど興奮させてもらいました。
そして、興奮冷めやらぬ中、ドバイターフでパンサラッサがロードノースとデッドヒートに…。あんな経験はもう二度と出来ないでしょうし、一口馬主として一生自慢できる最高のイベントだったと思います(^^)
そう言えば、古川奈穂さんの初勝利はバスラットレオンがプレゼントしたようなものだったなぁ…(^^ゞ
【2024/10/19東京 富士ステークス(G2/芝1600m)でのバスラットレオン:公式HPより】