美浦トレセン在厩のマードラドは、17日朝、ウッドを併せ馬で追い切られています。10/16の馬体重は472kgです。
- 24.10.17 内田博 美南W良 5F 67.7-52.8-38.7-12.2(5) G前仕掛け
ウインマイルート(古馬2勝)馬ナリの内0.7秒追走同入
- 24.10.14 助 手 美南坂良 1回 59.2-44.2-29.0-14.5 馬ナリ余力
- 24.10.10 内田博 美南W稍 5F 68.8-53.5-38.7-12.5(4) 強めに追う
マイネルフーガ(新馬)馬ナリの外0.3秒追走0.4秒遅れ
◇鈴木慎調教師のコメント 「デビューに向けた厳しい負荷にも飼葉が落ちることはなく、精神的にも大きなイレ込みは見せていません。ただ、全体的に少しずつ良くなってはいるものの、頭の位置が高めで、まだ気持ちに体がついてこない場面が多く見られますので、ある程度の時間をかけてベース強化を図りつつ、より走れるフォームづくりを進めていきたいですね。ここまでの経緯から距離はマイルぐらいが良さそう。騎乗した内田博幸騎手とも相談し、11月10日(日)東京5R 2歳新馬(芝1600m)を目標に調教を重ねていきたいと思います」
-----
先週(10/10)近況時点では、11/3の新馬戦もデビュー目標に入っていましたが、「少しずつ良くなってはいるものの、頭の位置が高めでまだ気持ちに体がついてこない場面が多い」ようで、できるだけしっかり準備をやる意味で、(内田騎手とも相談のうえ)11/10東京5レース(芝1600m)を目標に進めていくことになったようです。
まあ、個人的には1800mの走りを見てみたい気もしていたのですが、現状の『頭が高い走法』のままで長い距離を使うと、ロスが大きくなって最後にガス欠する怖さもありますから…。
とは言うものの、いわゆる『頭の高さ』についてはあくまで相対的なモノでしょうし、もっと言えば、要するに程度問題ですからね。ステラリードの子どもたちに限らず、例えばパンサラッサだって頭は割りと高かったわけで、とにかく許容範囲に入りさえすれば、あとは何とかなっていくだろうと思っています。(何とかならないと困ります(^^;))
いずれにしても、まずは11/10の新馬戦でどんな走りを見せてくれるのか…。実は、頭の高さより折り合いの方が心配な気もしていますし、かなりドキドキしつつの応援になりそうですm(_ _)m
【美浦トレセン在厩のマードラド:公式HP(2024/10/17更新)より】
栗東トレセン在厩のコンタンゴは、坂路を中心にじっくりと乗り込まれています。
- 24.10.17 助 手 栗東坂良 1回 55.7-40.9-26.7-13.2 馬ナリ余力
アスクカムオンモア(古馬3勝)馬ナリに0.6秒先行同入
- 24.10.14 助 手 栗東坂良 1回 57.9-40.8-25.9-12.7 馬ナリ余力
ドラゴンテイラー(新馬)馬ナリに1.3秒先行同入
- 24.10.09 北村友 栗東坂稍 1回 56.9-40.5-25.5-12.6 馬ナリ余力
シャハザマーン(古馬1勝)末強めに0.3秒先行同入
◇藤原英調教師のコメント 「背丈が低く、小ぶりではありますが、潜在能力を買っている馬。スピード感があって、体が柔らかいところなどは母親似ですよね。それなりに走ってくれてはいるものの、まだ成長待ちといった段階で、今はそれを促すように焦らず調教を積んでいるところです。よってデビュー時期や目標レースはこれから。距離は1400~1600m、ダートよりは芝が良さそうな印象です」
-----
坂路馬ナリが中心ですが、相手を変えつつ併せ馬を積み重ね、ジワジワ鍛えられている…といったところでしょうか。
そんな中、藤原先生からは「まだ成長待ちといった段階、今はそれを促すように調教を積んでいる。よってデビュー時期や目標レースはこれから」とのコメントが出ていますので、デビュー戦は(順調にいけば)11月半ばころになるかもしれません。
それから適性に関して藤原先生は「1400~1600m、ダートよりは芝が良さそう」と仰っていて、(芝向きなのは当然として)比較的長めの距離を使っていく印象がある厩舎にしては、1400mまでが範囲に入っているのは少し意外かなと。。
まあ、距離に関してはあくまで現状ベースでの印象でしょうから、今後の成長次第、あるいはレースを使ってみた感触で、先々は中距離あたりまで視野に入れたいご意向だろうと(勝手に)想像しておきます(^^ゞ
美浦トレセン在厩のブルータスは、17日朝、ウッドを3頭併せで追い切られています。
- 24.10.17 助 手 美南W良 6F 86.8-69.8-54.8-39.8-11.8(8) 馬ナリ余力
ジャミラヌール(古馬1勝)強めの外2.8秒先行0.2秒遅れ
- 24.10.14 助 手 美南坂良 1回 58.5-42.9-28.4-13.4 馬ナリ余力
◇高柳瑞調教師のコメント 「ほぼ馬なりでしたが、余裕をもってこられました。ややワンペースな感じでもあるのですが、函館のウッドで動けなかった割には、17日の動きは決して悪くなかったと思います。前走時に武豊騎手からダートを使ってみてはとの話もありましたが、そのあたりは復帰週も含めて、もう少し進めていくなかで考えていきたいところです」
-----
11日に帰厩をして2本目の追い切りは、美浦ウッドの8分どころを回って86.8-69.8-54.8-39.8-11.8秒。瑞樹先生が仰るように、函館で追い切っていた頃よりパワーアップしている様子が窺えます。
ただし、それが実戦に直結するかどうかは(相手も成長しているので)何とも言えないところかと。。復帰戦の時期、条件を決めるにあたっては、そのあたりも含めて総合的に判断されることになりそうです。
そうですねぇ、個人的にはもう少し芝路線で押していっても良い気がしますが、逆に、早めにダートを試しておく作戦も悪くはないですからね。ブルータスがまだ成長途上であることを考えれば、トレセンでの追い切りが煮詰まる前に、一度サラッと(いわゆる調教代わりに?)ダート戦を走ってみるのも面白い気がしてきました(^^ゞ
【2024/8/10札幌1R 2歳未勝利(芝1800m)でのブルータス:公式HPより】
栗東トレセン在厩のエスペシャリーは、17日朝、Cウッドで追い切られています。
- 24.10.17 助 手 栗東CW良 6F 88.1-71.5-53.7-37.8-11.6(6) 馬ナリ余力
◇四位調教師のコメント 「17日に馬なりで長めからやりました。放牧を挟んでリフレッシュできており、体調は良さそうですからね。前回よりもいくらかリラックスした状態で調教できていますし、今後もそれを心掛けていければと思っています。目下は出走レースを決めて仕上げていくのではなく、成長を促すようなイメージで進めていきましょう」
-----
12日に栗東トレセンに帰厩をして、早速、追い切りを消化、四位先生からは「放牧を挟んでリフレッシュできており、体調は良さそう。前回よりもリラックスした状態で調教できている」と、初勝利に向けて楽しみが増すコメントを聞くことができました。
ただし、成長促進とトレーニングによる地力アップが優先なのは変わっておらず、「出走レースを決めて仕上げるのではなく、成長を促すようなイメージで…」ともおっしゃっていますので、次のレースは11月半ば以降になる可能性が高そうです。
ちなみに、当面は間隔を詰めて使うことなさそうなので、初勝利を飾るには少ないチャンスをモノにしていく必要が出てきます。そのためには、出るレースでキチンと力を出し切らなければいけませんが、デビュー戦での真面目な走りを思い起こすと、エスペシャリーに限っては、そういう余計な心配はいらないような気がします(^^ゞ
【2024/9/14中京5R(新馬/芝1400m)でのエスペシャリー:公式HPより】
栗東トレセン在厩のキングエルメスは、17日朝、坂路で53秒をマークしています。
- 24.10.17 助 手 栗東坂良 1回 53.0-38.6-24.8-12.5 一杯に追う
- 24.10.14 助 手 栗東坂良 1回 55.4-39.5-26.0-13.2 馬ナリ余力
- 24.10.10 助 手 栗東E良 5F 13.6-14.2-14.0-14.0 ゲートナリ
◇甲斐助手のコメント 「馬体重は522kg。まだ太めですし、背腰の感じもあまり良くなく、全身を使えていない状況ですからね。これからうまく噛み合ってくれば筋肉がつき始めると思いますが、まだ心配のほうが先に立つ感じでしょうか。歩様は悪くありませんので、何とか良い方向に持っていけるよう慎重にやらせてもらっています」
◇荒木助手のコメント 「まだ体がしっかりしてきていない様子。17日に日追い切って、さらに本数を重ねていくなかでどうかですよね。これから体を引き締めて、フィットネスを上げていかなければなりません。いちおう10月26日(土)京都11R スワンS(G2・芝1400m)、27日(日)京都11R カシオペアS(L・芝1800m)に特別登録を行う予定ですが、あくまでも馬の状態を見ながら、厩舎一丸となって最善の方向で進めていければと思います。今のところ脚元は大丈夫です」
-----
ゲート試験合格後も順調に乗り込まれているものの、甲斐助手によれば「まだ太めですし、背腰の感じもあまり良くなく、全身を使えていない状況」とのこと。先週(10/10)近況で「あと2週間ほどであらかた出走を意識できるところまで…」との話が出ていましたが、実際にそうなるかどうかはまだ流動的といった状況のようです。
それでも、一応の目標として10/26京都のスワンS(G2/芝1400m)や10/27京都のカシオペアS(L/芝1800m)の名前が出ていますので、あと2本の追い切りでどこまで状態を上げられるかに注目です。
ということなのですが、まあ、次走がどこになっても非常に長い休養を挟んだ復帰戦になりますから、初戦から能力全開といかずとも、それは致し方ないことでしょう。荒木助手から「あくまでも馬の状態を見ながら、厩舎一丸となって…」「今のところ脚元は大丈夫」とのコメントが出ているように、まずは無事の復帰を目標に頑張って欲しいと思いますm(_ _)m
栗東トレセン在厩のジーベックは、17日朝、Cウッドで追い切られています。
- 24.10.17 助 手 栗東CW良 6F 85.6-70.0-55.5-40.2-12.5(7) 馬ナリ余力
ルシュヴァルドール(古馬1勝)馬ナリの内0.8秒追走1.1秒先着
- 24.10.16 助 手 栗東坂良 1回 60.1-44.3-29.3-15.2 馬ナリ余力
◇荒木助手のコメント 「16日は坂路で軽く乗って、17日に併せ馬で70-40程度の時計を出しました。まだトレセンに帰厩して間もない段階ですので、さらに感触を掴んでいきたいところですが、ひとまずは手綱を抑えたままで先着してくれましたし、順調にやれていますよ」
-----
13日(日)に帰厩をして、16、17日にそれぞれ坂路とウッドで時計を出しました。
ただ、16日は15-15の脚慣らし程度、17日も70ー40秒で馬ナリというより楽走に近いので、出走態勢という意味では、少なくともあと2、3本は必要な感じではないでしょうか。
いずれにしても、このタイミングでトレセンに戻したからには、陣営としても、年内にもう1勝するつもりで使っていくことになるでしょう。本当に強くなるのは古馬になってからだとしても、3歳のうちに1勝クラスを勝っておくと全然風景が違うはずですし、今はまだ遠くにあるオープン入りが具体的目標として見えてきますからね。
ということで、まずは(おそらく2、3週後になるであろう)次走において、夏場から宇治田原優駿ステーブルでじっくり乗り込んできた成果を見せて欲しいです!
栗東トレセン在厩のマジックブルーは、先週末以降はEコースを中心に調整、17日朝より坂路入りを再開しています。
◇荒川調教師のコメント 「厩舎にいるときはそうでもないのですが、やはりレースになるとテンションが上がってしまいます。普段は賢い本馬でもゲート内で長く閉じ込められると我慢ができないようでして…。坂路に入ったり、追い切ったりすると気持ちが昂ってしまいますので、ガス抜きを兼ねて、16日まではEコースなどを走らせていたというわけです。いちおう、10月26日(土)京都6R 1勝クラス(ダ1800m)または、27日(日)京都7R 1勝クラス(ダ1900m)も視野に入っていますが、あまり詰めて使わないほうがいいタイプのようにも思いますので、今後の様子も見ながら決めていくことになりそうです」
-----
先週、次走ターゲットとして10/26京都6レース(ダ1800m)や27日京都7レース(ダ1900m)があがっていましたが、ゲート難の原因でもある『テンション』の課題があるゆえに、もう少し間隔を開けて準備をする可能性がありそうです。
まあ、言われてみれば、前々走では全く問題なく出ていたのに、一度叩いた前走ではゲート内でガタついて後手を踏んでしまいましたから、できるだけフレッシュな状態の方が良いのでは?との仮説は成立しそう…。もちろん、それほど単純な話ではないでしょうが、中一週、中二週を続けてテンションが上がり、何かあったら目も当てられませんからね。
結局のところ、そのあたりの判断は現場サイドでしかできませんから、これから来週にかけてマジックブルーの様子をしっかり見極めて頂ければと。。具体的な出走時期やレースについては投票直前に決めるでもOKですm(_ _)m
【栗東トレセン在厩のマジックブルー:公式HP(2024/10/17更新)より】