gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ジェームズ・マンゴールド監督『3時10分、決断の時』その1

2016-10-05 14:54:00 | ノンジャンル
 ジェームズ・マンゴールド監督の’07年作品『3時10分、決断の時』をWOWOWシネマで見ました。
 マッチを擦り、『危険な無法者』と題された本を見る青年。蹄の音。「風の音だよ、ダン」と言う青年。銃声。ダンと青年が外に出ると、小屋が放火されている。「1週間だ。次は家を焼く」と馬上から放火犯。青年のウィリアムは父のダンの言うことを聞かず、火の中に飛び込んで、馬と馬具を救う。ライフルを取って放火犯に向かって撃とうとするウィリアムを制したダンは「何とかする」と言うが、ウィリアムは「嘘だ」と言う。
 朝。「牛を連れ戻す。支度をしろ」とダン。
 「返済したって嘘なのね」「いくらかはした。エサ代、水、マークの薬代も。家族のための借金だ」「相談はしてほしかったわ」とアリス。「脚のケガがもっとひどかったら高い年金をもらえたかも」「そんなこと言わないで」。「保安官に言えば?」とウィリアム。「言っても無駄だ。牛の後、町へ行こう。ホランダーに掛け合う。『小屋を返せ』と」「兄ちゃんは撃ち殺せって」と下の息子のマーク。
 「ビスビーへの駅馬車には金属板二連式散弾銃、ガトリング銃も乗せられているらしい」。
 ダン「エサがなくなった。これを質に入れる。(とバッジを差し出す。)そのうち俺を理解するときが来る」ウィリアム「理解なんかしたくない」。焼け跡に足跡。
 発砲。駅馬車を襲撃。遠くからダン「マーク、離れるな」。牛が行く手をはばみ、駅馬車横転。駅馬車を運転していて撃たれた男に「やあ、バイロン。俺はチャーリーだ。随分老けたな」「黙れ、ベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)」「今は殺さない」「後悔するぞ。いつか捕まる」「現金もいただく。金を置け」。ベン、バイロンの部下たちを射殺。「速いな」「トミーは油断した。これが掟だ」。ウィリアム現れ、「俺の牛だ。返せ」チャーリー「彼はベン・ウェイドだぞ」ダン「返してくれ、頼む」ベン「牛はいらん。だが馬は俺たちに渡せ。バカなマネをしてもらっちゃ困るからな」。
 懐中時計を見て「遅れてるな。バターフィールド」。ベンら、町へ。ウィリアムはバイロンを助ける。変装したチャーリーは「駅馬車が襲われた。犯人はベン・ウェイドだ」「これで既に21回だ」「メキシコ人の狙撃手もいたらしい。俺はメキシコから牛を買い付けに来た」。バターフィールド保安官ら追手が出発。ベンら、酒場へ。チャーリー「死んだ4人の仲間に、そして不本意にトミーを送ったボスに敬意を表して」ベン「聖書より“口を閉じる者は命を保つが、開く者は身を滅ぼす”」。乾杯する彼ら。チャーリーはメンバー1人1人に分け前を渡す。チャーリー「保安官たちはすぐ戻る。国境を越えよう。先で待ってる」。チャーリーら出発。ベン、カウンターで酒を出す女をなめるように見る。「どこかで会ったな。レッドビルにいただろ?」「歌手をやってたのよ。絶頂期だったわ」「なぜ辞めた?」「咳よ。医師から環境を変えるように言われたの」「よく通ったよ。“ベルベット”って名前だったな」「有名だったの」「やせたな」「そうね」「いいさ。瞳がグリーンなら。見せてくれ。グリーン以外も悪くない」。キスする2人。
 バイロンを板に乗せて運ぶダンら。「馬に乗せて運ぼう」。保安官が着き、ダン「ウェイドはビスビーの方向へ行った」。
 女のヌードを写生するベン。保安官が町に戻る。ベン「エマ、国境の先に小さな町がある。歌えるぞ。一緒に逃げよう」「からかわないで」。
 医者にバイロンを担ぎ込み、「探偵社の賞金稼ぎだ」「ひどい出血だな」「弾を取り出してくれ」「かなり痛むぞ」「初めてじゃない。ところでお前、何の医者だ?」「言葉を話す患者は初めてだ」。(明日へ続きます……)