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ウィリアム・フリードキン監督『フレンチ・コネクション』

2009-06-02 18:09:00 | ノンジャンル
 WOWOWで、ウィリアム・フリードキン監督の'71年作品「フレンチ・コネクション」を再見しました。
 「マルセイユ」の字幕。路地で殺し屋によって男が射殺されます。「ブルックリン」の字幕。サンタの格好をしたポパイ刑事(ジーン・ハックマン)がベルを鳴らすと、相棒のクラウディ(ロイ・シャイダー)がバーに踏み込み、逃げ出した男を二人で追いかけ捕まえると、路上で尋問します。マルセイユで荷の積み込みの打ち合わせをしたシャルニエ(フェルナンド・レイ)は、若い愛人と楽しい時間を過ごします。ポパイはバーで偶然にヘロインの卸人を見つけ尾行すると、男は翌朝に女を連れて車を乗り換え、最後に雑貨店に新聞の束を届けます。シャルニエは殺し屋と会い、テレビスターに運び屋をやらせることにします。雑貨屋の店主夫婦に前科があることが分かり、ポパイらはバーで麻薬の摘発をした際、近々大量に麻薬が入荷するという情報を得ると雑貨屋を盗聴します。雑貨屋にはフランス人から電話があり、それに基づいて店主を尾行すると、シャルニエと殺し屋に接触したので、そちらに尾行を切り替え、彼らの宿泊先を突き止めます。翌日、シャルニエをポパイは尾行しますが、地下鉄でまかれてしまいます。シャルニエはワシントンで店主と再会し、純度の高い末端価格3200万ドル相当の麻薬を売る商談を進めた後、手強い刑事がいることを殺し屋に言うと、殺し屋は消してしまおうと答えます。ポパイは町中で殺し屋に狙われ、逃げる殺し屋を追いかけますが、殺し屋は高架を走る列車に乗り、車掌を射殺し、運転手を脅してノンストップで走らせます。ポパイは車で追跡し、列車が衝突してそこから殺し屋が逃げ出すところを射殺します。再び店主を尾行し、駐車した車を監視し続け、夜明け近くになって付近を何度も回りようやく停まった車から降りた連中を逮捕しますが、皆タイヤ泥棒でした。ポパイは彼らが乗っていた車に麻薬が隠されているはずだと確信して、車を解体し、麻薬を発見します。そしてそれを持ち主であるテレビスターに返すと、シャルニエ自らがその車を運転し、取引現場に赴き、取引が成立してその場を立ち去ろうとすると、ポパイらによる道路封鎖に会います。シャルニエらは廃屋に逃げ込み、包囲した警官隊と撃ち合いになりますが、催涙弾を打ち込まれてシャルニエ以外は降伏します。ポパイらは奥に逃げ込んだシャルニエを追い詰めていきますが、最後ポパイの撃った銃声が聞こえて映画は終わり、逮捕された者は皆無罪が軽い刑で、シャルニエは逃げたことが字幕で示されるのでした。
 配役が素晴らしく、またがむしゃらに犯人を追い詰めて行くポパイらの行動も魅力的でした。ドン・エリマによる不協和音の音楽も犯罪組織の奇妙な存在感を際立たせていて印象的でした。刑事ものの映画が好きな方にはオススメです。

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