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南波克行責任編集『スティーヴン・スピルバーグ』

2022-06-23 08:25:00 | ノンジャンル
 2019年に刊行された南波克行責任編集『フィルムメイカーズ18 スティーヴン・スピルバーグ』を読みました。
 まず、目次から。
・「刊行にあたって」
・「巻頭言 新批評方針宣言」南波克行
・「ライフストーリー 少年スピルバーグが監督スピルバーグになるまで━━『激突!』までの道のり」南波克行
・「スティーヴン・スピルバーグ インタビュー1『未知との遭遇』
はドラマチックなアドベンチャー・ストーリーだ」原田眞人
・「スティーヴン・スピルバーグ インタビュー2 自分たちの歴史、祖先の苦しみを私の魂こめて作った映画 『シンドラーのリスト』で子どもたちに語り伝えようと思った。」成田陽子
・「作家論 スピルバーグと外国語」篠儀直子
・「作品論『激突!』『未知との遭遇』」佐々木敦
・「作品論『続・激突!カージャック』『タイタンの冒険/ユニコーン号の秘密』『レディ・プレイヤー1』」切通理作
・「作品論『1941』『ミュンヘン』」黒岩幹子
・「作品論『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』」三留まゆみ
・「作品論『E.T.』『A.I.』」佐藤亜起
・「作品論『カラーパープル』『アミスタッド』」佐藤利明
・「座談会 それぞれのスピルバーグ体験」宇田川幸洋/南波克行/モルモット吉田
・「音楽論 スピルバーグ監督とジョン・ウィリアムズ━━2人の創作から見えるもの」宍戸明彦
・「作家論 アンブリンの星のもとで━━スピルバーグ製作総指揮作品の時代」大久保清朗
・「作品論『太陽の帝国』『シンドラーのリスト』『戦火の馬』」鬼塚大輔
・「作品論『オールウェイズ』『宇宙戦争』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』」真魚八重子
・「作品論『フック』『リンカーン』」荻野洋一
・「作品論『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・ワールド』」樋口尚文
・「作品論『プライベート・ライアン』『ブリッジ・オブ・スパイ』」西田博至
・「作品論『マイノリティ・リポート』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』」金原由佳
・「完全データ・ファイル」
・「コラム スピルバーグと識字障害」金原由佳
・「コラム スピルバーグとアカデミー賞」西田宣善
・「執筆者紹介」

 以上が目次です。
 「新文芸坐シネマテーク」を行ない、オンライン授業も週に1回、約2時間30分のオンライン授業も行っている大寺眞輔さんの文章に触れることもできますし、各映画のシーンの写真も満載でした。特に私が牽かれた文章はスピルバーグとジョン・ウィリアムズの関係に触れた文章で、その中では私が敬愛する映画音楽作家、バーナード・ハーマンとアルフレッド・ニューマンにも触れていて、読んでいて興奮しました。この本が出版された後、スピルバーグは『ウエスト・サイド・ストーリー』のリメイクを撮っていて、つい最近まで映画館で上映されていたので、「あつぎのえいがかんkiki」にリクエストを出して、上映に至ったら、そこでパンフレットをゲットしようと思っています。
とにかく、今出版されているスピルバーグ本としては最良の一冊であることは確かです。スピルバーグ好きでまだこの本を所有されてない方は、ただちにアマゾンへゴー!です。

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