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サミュエル・フラー監督『拾った女』

2023-02-05 20:47:04 | 日記
 サミュエル・フラー監督・脚色の1963年作品『拾った女』をDVDで再見しました。
 サイト「MOVIE WALKER PRESS」の「ストーリー」に一部加筆修正させていただくと、
「スリのスキップ・マッコイ(リチャード・ウィドマーク)はニュウ・ヨークの地下鉄でキャンディ(ジーン・ピータース)という娘からバグの財布をスリ取った。やがてそれに気づいた彼女は雇主ジョーイ(リチャード・カイリー)に知らせたが、特許弁護士の仮面をかぶって実は赤色スパイである彼は、盗まれた物が機密フィルムであることから、全力をあげてそれを取り戻すよう手下たちに指令した。
 一方、スリの現場を目撃していたGメンは、キャンディが自ら気づかずにスパイの手先となっていることを知っていたから、この機に一挙にスパイ団の全貌を掴もうと、タイガー警部(マーヴィン・ヴァイ)以下の捜査陣が事件に乗り出した。
 彼らはジョーイの手下で女スリの前科者であるモウ(セルマ・リッター)の口から犯人がスキップであることを聞き出し、キャンディをおとりに彼からフィルムを吐き出させようとした。今やジョーイの悪事を知った彼女は、フィルムを警察に渡さないとスパイ団はどんな手段に出るか分からないと、真心からスキップを口説いたが、強気な彼はジョーイを脅迫して売りつけるのだと頑張って取り合わなかった。
 しかし、ジョーイがスキップの居所を知ろうと焦ってモウを射殺したと知った時、キャンディはやむなくスキップをビール瓶で殴ってフィルムを奪った。当局の指示で彼女はフィルムをジョーイに渡すことになったが、重要な機密部分が抜き取られていることに気づいた彼は、彼女を撃って負傷させ、彼女の財布からスキップの住所を奪い取った。がスキップは巧みにジョーイの裏をかき、彼がフィルムをスパイ団の首領に手渡そうとした現場に現れて、首領を撃ち倒し、大格闘の末ジョーイを警察の手に引き渡した。警察はこの殊勲に免じて今までのスキップの罪状を水に流し、キャンディは晴れて彼と結ばれることになった。」

 スリル満点の映画でした。


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