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トニー・スコット監督『マイ・ボディガード』

2010-02-17 15:41:00 | ノンジャンル
 バンクーバー・オリンピックの女子カーリングが始まりました。見出すとやっぱり面白くて最後まで見てしまいます。ワンショットで劇的に展開が変わるところが面白いし、選手たちの表情も素晴らしいと思いました。(今日の試合ではアメリカのサードとスキップの選手がいい顔してました。)今後のチーム青森の活躍に注目です。

 さて、蓮實重彦先生が本「映画崩壊前夜」の中で絶賛していた、トニー・スコット監督の'04年作品「マイ・ボディガード」を見ました。
 南米で誘拐が多発しているという字幕。16年の軍隊生活の後殺し屋として生きてアル中になっているクリーシー(デンゼル・ワシントン)は友人レイバーン(クリストファー・ウォーケン)の紹介で、メキシコでラモス夫妻の娘ピタ(ダコタ・ファニング)の護衛の仕事につきます。クリーシーに友達になってほしいピタは盛んに彼に話しかけますが、彼は心の壁を作ります。しかし次第に心を許すようになったクリーシーは彼女によって新たな命を得たように感じます。ある日ピタがピアノの先生のところでレッスンを受けているところへパトカーが数台やってきて道を塞ぎ、以前にピタたちを尾行してきた車が止まると武装した男たちが降ります。クリーシーは単身で反撃しますが、銃弾を数発浴びて倒れ、ピタは誘拐されます。ピタの父の弁護士は警察の介入を拒み、自ら陣頭指揮して身代金を受け渡ししますが、第三者に妨害され、犯人は甥がその場で殺されたことを理由にピタを殺したと電話してきます。復讐の鬼と化したクリーシーは取材を申し入れてきた新聞記者のマリアヤの協力を得て、以前尾行してきた車のナンバーからその持ち主を探し出し、ハンドルに固定した手から指を切り取りながらの拷問で、ピアを届けた先を聞き出した後、その男を撃ち殺します。届け先のゴーゴーバーの事務所に乗り込んだクリーシーは、金を送ってきていた先と、身代金を横取りしたのが汚職警官のフエンテスであったことを聞き出すと、ガス爆発を起こしてバーを破壊します。厳重な護衛に囲まれたフエンテスをバズーカを使って誘拐したクリーシーは、肛門に爆弾を突っ込んで脅して、身代金が半分既に奪われていたことを聞くと、彼を爆死させます。身代金を用意した弁護士のところを訪れると、彼は既に殺されてプールに浮いていて、ファックスには弁護士からピタの父へ送金されていたことを知ります。ピタの父は父から相続した借金に苦しんでいて、ピタの狂言誘拐に同意していたことをクリーシーに告白した後、拳銃自殺します。マリアヤの愛人の連邦捜査局長官(ジャンカルロ・ジャンニーニ)の協力により、ゴーゴーバーへ送金していた女性が分かり、クリーシーは単身乗り込むと、その女性がリーダーの妻であることが分かります。彼女にリーダーに連絡させ、その場にいたリーダーの弟の指を吹っ飛ばして脅しをかけると、リーダーはピタがまだ生きていることを知らせ、ピタとクリーシーの命と弟の命を交換することを提案します。クリーシーは同意してピタを母の元に戻すとともに、自分自らを相手の手に委ねます。最後に字幕で、クリーシーがその直後殺されたこと、そしてその数日後にリーダーも捜査当局によって射殺されたことが示されるのでした。
 復讐が始まってからは息をもつかせぬ時間の流れを体験しました。天才子役のダコタ.ファニングはやはり素晴らしく、ラストの人質交換で目隠しした姿で現れるところは胸をつかれる思いでした。文句無しにオススメです。

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