また昨日の続きです。
“10日後”。釈放されたチャーリーは、角で隠れていた娘に目隠しされ、迎えられる(『スマイル』の調べ)。「驚かすことがあるの。家を見つけたの」。川辺のボロ家。飛び跳ねて喜ぶ娘に、「天国だ」と言うチャーリー。ドアを閉めると、木が落ちてきて、チャーリーは頭を打つ。花瓶が置かれた机に座ろうとすると、机もペシャンコに。箒を手にすると、それをつっかえ棒にしていた屋根が落ちる。「宮殿という訳にはいかないわ」。微笑み合う2人。チャーリーが壁に手をつくと、板が倒れ、チャーリーは海へ。娘の出す足に掴まるチャーリー。夜。物置小屋の中、わらの上で眠るチャーリー。床板に敷かれた絨毯の上で眠る娘。朝。水着姿のチャーリーは、桟橋から海に飛び込むが、海が浅く、頭と腰を手で押さえ、ビッコをひき、小屋に戻る。食事の用意をする娘。物置小屋から服を着て出てきたチャーリーは、扉から入り、挨拶する。どうぞ、とテーブルにいざなう娘。上を向きながらドアを閉めると、やはり落ちてきた木材で頭を打つ。笑い合う2人。テーブルを間にして向かい合って座る2人だったが、チャーリーの椅子は床を突き破る。テーブルの位置を変える娘。食事を始め、チャーリーが新聞を読むと、「工場再開され、労働者仕事につく」の記事。「仕事にありつける!」と叫ぶチャーリーは、サンドウィッチをズボンの中に入れ、娘の手にキスし、「やっと本当の家が持てる」と言って、急いで出発する。飛び跳ねながら、出かけていくチャーリーに手を振る娘。
工場の入口前の群衆をかき分け、最後の1人として工場内に入るチャーリー。“機械工と新しい助手が、止まっていた機械を動かす準備を始める”。助手のチャーリーは重い道具箱を運び、一服しようとしてレバーを押してしまい、機械工は危うくプレス機に潰されそうになり、機械工の道具がペチャンコになる。今度は機械工が自分でレバーを動かすと、機械工の上着と、その中に入れていた懐中時計がペチャンコになる。「家宝の時計がペチャンコだ!」と機械工。高い場所に移り、「道具箱をどけろ!」と言われたチャーリーは、それを巨大な歯車の上に置き、機械が動き始めると、道具箱は機械の中に吸い込まれる。金属音がし、やがて粉々になった道具類が飛んでくる。それが止むと、チャーリーが両手に金属棒を持って、自分を守っていたことが分かる。巨大な歯車の方を機械工が見て機械を動かすと、下から突き上げて来た金属棒に尻を押された機械工は歯車の中に飲み込まれ、チャーリーはやはり下から突き上げてきた金属棒によって上に登っていく。飛び降りたチャーリーはレバーを戻すが、機械工は歯車の隙間から首だけ出て止まる。「ここから出してくれ!」。チャーリーが機械の説明書を見ていると、「そのレバーを引け!」と言われ、その通りにすると、機械工の首は機械の中に吸い込まれ、「止めろ ! ! 」と機械工が言うと、別の場所に今度は仰向けに機械工の首が出て止まる。そこへ昼休みを告げる音。機械の電源は元で切られる。チャーリーは自分だけサンドイッチを食べ始めるが、「俺の弁当を!」と機械工に言われる。ゆで玉子を剥き丸ごと口に入れるが吐き出され、コーヒーを油の漏斗で飲ませようとして拒まれ、鶏の丸焼きを漏斗代わりにして飲ませる。そこで昼休みは終わり、レバーを押すと、ベルトに乗って機械工は上へ登っていく。チャーリーが機械を止めると、「親方はどこだ?」と男がやって来る。親方が上から降りてくると、男は「服を着ろ。ストライキだ」と言い、他の従業員はぞろぞろと工場を出ていく。困って頭をかく機械工とチャーリー。工場の入口前で立ち去るように警官から突つかれたチャーリーが板を踏むと、石が飛び、それが警官に当たって、チャーリーは捕まり、護送車に入れられる。
“1週間間”。路上で踊る娘と、それを眺める人々。「店で踊っても受けるよ」と話す男たち。娘はクラブで踊ることになり、人気ダンサーとなる。“1週間後”。きれいな服を着た娘(『スマイル』の調べ)が、警察の前で待っている。出所したチャーリーを飛び跳ねて喜び迎える娘。抱き合った後、娘の姿を見て、満面の笑みのチャーリー。「あなたに仕事があるわ」と娘は言い、店主と交渉する。「お客にサービスができるか?」。できます、と娘。遅れて頷くチャーリー。「歌を唄えるか?」。驚くチャーリーに、頷く娘。目を見開いたまま、ゆっくり頷くチャーリー。「よろしい、試しに働かせよう」。店主に感謝する娘と、ノドに手を置くチャーリー。歌えないと言うチャーリーを励ます娘。(また明日へ続きます‥‥)
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
“10日後”。釈放されたチャーリーは、角で隠れていた娘に目隠しされ、迎えられる(『スマイル』の調べ)。「驚かすことがあるの。家を見つけたの」。川辺のボロ家。飛び跳ねて喜ぶ娘に、「天国だ」と言うチャーリー。ドアを閉めると、木が落ちてきて、チャーリーは頭を打つ。花瓶が置かれた机に座ろうとすると、机もペシャンコに。箒を手にすると、それをつっかえ棒にしていた屋根が落ちる。「宮殿という訳にはいかないわ」。微笑み合う2人。チャーリーが壁に手をつくと、板が倒れ、チャーリーは海へ。娘の出す足に掴まるチャーリー。夜。物置小屋の中、わらの上で眠るチャーリー。床板に敷かれた絨毯の上で眠る娘。朝。水着姿のチャーリーは、桟橋から海に飛び込むが、海が浅く、頭と腰を手で押さえ、ビッコをひき、小屋に戻る。食事の用意をする娘。物置小屋から服を着て出てきたチャーリーは、扉から入り、挨拶する。どうぞ、とテーブルにいざなう娘。上を向きながらドアを閉めると、やはり落ちてきた木材で頭を打つ。笑い合う2人。テーブルを間にして向かい合って座る2人だったが、チャーリーの椅子は床を突き破る。テーブルの位置を変える娘。食事を始め、チャーリーが新聞を読むと、「工場再開され、労働者仕事につく」の記事。「仕事にありつける!」と叫ぶチャーリーは、サンドウィッチをズボンの中に入れ、娘の手にキスし、「やっと本当の家が持てる」と言って、急いで出発する。飛び跳ねながら、出かけていくチャーリーに手を振る娘。
工場の入口前の群衆をかき分け、最後の1人として工場内に入るチャーリー。“機械工と新しい助手が、止まっていた機械を動かす準備を始める”。助手のチャーリーは重い道具箱を運び、一服しようとしてレバーを押してしまい、機械工は危うくプレス機に潰されそうになり、機械工の道具がペチャンコになる。今度は機械工が自分でレバーを動かすと、機械工の上着と、その中に入れていた懐中時計がペチャンコになる。「家宝の時計がペチャンコだ!」と機械工。高い場所に移り、「道具箱をどけろ!」と言われたチャーリーは、それを巨大な歯車の上に置き、機械が動き始めると、道具箱は機械の中に吸い込まれる。金属音がし、やがて粉々になった道具類が飛んでくる。それが止むと、チャーリーが両手に金属棒を持って、自分を守っていたことが分かる。巨大な歯車の方を機械工が見て機械を動かすと、下から突き上げて来た金属棒に尻を押された機械工は歯車の中に飲み込まれ、チャーリーはやはり下から突き上げてきた金属棒によって上に登っていく。飛び降りたチャーリーはレバーを戻すが、機械工は歯車の隙間から首だけ出て止まる。「ここから出してくれ!」。チャーリーが機械の説明書を見ていると、「そのレバーを引け!」と言われ、その通りにすると、機械工の首は機械の中に吸い込まれ、「止めろ ! ! 」と機械工が言うと、別の場所に今度は仰向けに機械工の首が出て止まる。そこへ昼休みを告げる音。機械の電源は元で切られる。チャーリーは自分だけサンドイッチを食べ始めるが、「俺の弁当を!」と機械工に言われる。ゆで玉子を剥き丸ごと口に入れるが吐き出され、コーヒーを油の漏斗で飲ませようとして拒まれ、鶏の丸焼きを漏斗代わりにして飲ませる。そこで昼休みは終わり、レバーを押すと、ベルトに乗って機械工は上へ登っていく。チャーリーが機械を止めると、「親方はどこだ?」と男がやって来る。親方が上から降りてくると、男は「服を着ろ。ストライキだ」と言い、他の従業員はぞろぞろと工場を出ていく。困って頭をかく機械工とチャーリー。工場の入口前で立ち去るように警官から突つかれたチャーリーが板を踏むと、石が飛び、それが警官に当たって、チャーリーは捕まり、護送車に入れられる。
“1週間間”。路上で踊る娘と、それを眺める人々。「店で踊っても受けるよ」と話す男たち。娘はクラブで踊ることになり、人気ダンサーとなる。“1週間後”。きれいな服を着た娘(『スマイル』の調べ)が、警察の前で待っている。出所したチャーリーを飛び跳ねて喜び迎える娘。抱き合った後、娘の姿を見て、満面の笑みのチャーリー。「あなたに仕事があるわ」と娘は言い、店主と交渉する。「お客にサービスができるか?」。できます、と娘。遅れて頷くチャーリー。「歌を唄えるか?」。驚くチャーリーに、頷く娘。目を見開いたまま、ゆっくり頷くチャーリー。「よろしい、試しに働かせよう」。店主に感謝する娘と、ノドに手を置くチャーリー。歌えないと言うチャーリーを励ます娘。(また明日へ続きます‥‥)
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
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