おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

母の日

2007年05月14日 | 日記・エッセイ・コラム
先日ラジオを聴いていると、興味深いコメントがあった。

「子どもの日ってのは、お母さんに感謝する日でもあるんですよ!」

確かにそうだと思った。が、それなら同じ月に二回ってことになる。
と思っていると、すぐにやって来た。母の日。

「この娘、お母さんに自販機プレゼントしたんやてぇ!」

テレビに映る女芸人の破天荒なエピソードを聞かされる。
他にもマンゴーやら、家具のナントカとか、
朝から執拗なリクエスト。

当日に言われても対応出来ない。
いや、事前に言われたとしても、対応していない。

今回はTシャツをすでにプレゼントしている。

僕が着てたのが気に入ったらしく、

「それ、くれ!」

別に気に入っている訳でもなかったが、
そう言われると、なんだか勿体無い気がする。
オカン譲りの性格だから、オカンは何も言えない筈だ。

ただ、Tシャツぐらいなら安いモンだと、
ちょっとした間違いもあって、先週の日曜日に買ってきてやった。

これで今年のミッションはカンペキだと思っていたが、
土曜日からちょっとずつ、

「あ~ぁ、明日は母の日かぁ~」

大きな独り言が聞こえてくる。しみじみしてる。

そして当日。

昼に昨日買っておいたカップ麺を食べようと思った。
が、飯が無い。
仕方が無い。コンビニでも行っておにぎり買ってくるか。

時間は午後1時。

居間で寝転ぶオカンを横目に外出の準備。
ついでだからと、飲物でも買ってきてやることにした。

「何がええ? なんか買うてくるわぁ」

しばらく考えてオカンが言ったのは、


「ほな、寿司がええなぁ~」



 
勿論、買ってきた。


これぐらいで「母の日」ミッションが完成するなら安いモンだ。


コンビニのお寿司。525円
ついでにペットボトルのお茶。


よし、来年は回転寿司でも行くかぁ!