以前、役職や立場が違えば見方も変わる例え話をした。
ノートパソコン。
僕が作ったデータの色が少しイメージと違っていたらしく
「もうちょっと、赤くならない?」
と言われた。
「赤ですか?」
目の前の画面には、まっかなイラストが輝いている。
(そうか! 見る角度が違うからかぁ!)
それを例え話として酒の席で言った。
ドライブ。
僕はよく車から見える風景を実況する癖があるようだ。
車窓の窓からってヤツだろうか?
しかし、これも、例え前方に大きな看板があったとしても、
助手席の人も同じのを見ているとは限らない。
“板井歯科”
目に飛び込んでくる看板。
(行きたくないなぁ~、痛い歯科医院なんて!)
頭の中で一旦シュミレーション。
一呼吸おいてから言葉で発する。
「名前で損してるね!」
確かにこれだけではワカラナイ。
唐突に何を言ってるの?って思われるのがオチだ。
だが、こっちとしては同じ看板が目に入った筈だと
思い込んでいるもんだから、
「いや、痛い歯科ってね!」
丁寧に説明しても
「?」
だ。
「あっ、僕、独り言言う癖があるんですよぉ!」
「・・・そうですか」
その後は、何をしゃべりかけても、リズムが合わない。
独り言なのか、会話の発端なのか探っているようだ。
「えっと、これは独り言じゃなくて・・・」
面倒臭くなった。
沈黙のドライブ。
セガールじゃないよ!
ノートパソコン。
僕が作ったデータの色が少しイメージと違っていたらしく
「もうちょっと、赤くならない?」
と言われた。
「赤ですか?」
目の前の画面には、まっかなイラストが輝いている。
(そうか! 見る角度が違うからかぁ!)
それを例え話として酒の席で言った。
ドライブ。
僕はよく車から見える風景を実況する癖があるようだ。
車窓の窓からってヤツだろうか?
しかし、これも、例え前方に大きな看板があったとしても、
助手席の人も同じのを見ているとは限らない。
“板井歯科”
目に飛び込んでくる看板。
(行きたくないなぁ~、痛い歯科医院なんて!)
頭の中で一旦シュミレーション。
一呼吸おいてから言葉で発する。
「名前で損してるね!」
確かにこれだけではワカラナイ。
唐突に何を言ってるの?って思われるのがオチだ。
だが、こっちとしては同じ看板が目に入った筈だと
思い込んでいるもんだから、
「いや、痛い歯科ってね!」
丁寧に説明しても
「?」
だ。
「あっ、僕、独り言言う癖があるんですよぉ!」
「・・・そうですか」
その後は、何をしゃべりかけても、リズムが合わない。
独り言なのか、会話の発端なのか探っているようだ。
「えっと、これは独り言じゃなくて・・・」
面倒臭くなった。
沈黙のドライブ。
セガールじゃないよ!