秋になったんですね

季節を感じる風物詩がある。
　
食べ物による季節感が無くなって来たと言われて久しい。
ハウス栽培や輸入によって、年中食べられるモノは
たくさんある。
　
だがそこは「四季の国・日本」
　
事あるごとに季節を感じることができる。
昨日、車を走らせていると、
　
“あぁ、もうそんな季節かぁ！”
　
と感慨にふける光景に遭遇した。
　
折りしも昨日は郵政民営化の初日。
１３０年余り続いた体制が民間企業となった日。
これまでも様々な“民営化”があった。
国鉄もそのひとつ。
　
我が家から７０メートルほど離れたところに線路が走っていた。
そう、走っていたのだ。
ＪＲになってからすぐに廃線となった。
その線路後は道路になったり、遊歩道に姿を変えた。
　
そしてその道は
　
“ぽっぽの道”
　
と一部の方々に命名され、散歩を楽しむ道として
愛されるようになった。
散歩といっても様々で、夫婦で語らいながらゆっくり歩かれる人、
ジャージに身を包み、ダイエットの為に早足で歩き続ける人。
そう、この時期になると、このダイエット組が大量に出現する。
　
夏場に歩くには、舗装された道は暑い。
だから涼しくなりかけたこの時期から、
来年の春にかけてこのダイエット組は歩き続けるのである。
　
しかしいつも不思議に思う。
申し合わせたかのように、ある日増え始め、
ある日、パタッと姿が見えなくなる。
　
どういう事だろうか？