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ちゃちゃちゃ!

2007年10月29日 | 日記・エッセイ・コラム
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同じ集落に住む人たちとの交流行事に参加した。

新興住宅地でもなく、大きなマンションがあるわけでもない。
もう何代もここに住んでいて、今更交流でもないのだが、
こういう事でもしないと、
世代間の交流はないのが現実だ。

子供を通して近所の顔ぶれは分かる人もいるが、
それも子供がいなければ全くわからない。
近所の若奥さんも僕を避けているのか、
普段はまったく見かける事がないので、
昨日、久々に挨拶をしながら、

「こんな顔でした?」

と、失礼ながらシゲシゲと眺めた。

行事の内容は「ビーチボールバレーボール」
文字通り、ビーチボールを使ったバレーボールだ。
結構弾み、硬さもそれなりにあるボール。
よく見ると「オフィシャル」の文字が印刷してあった。

「正式競技なのかな?」

しかし、そこはビーチボール。
強烈なスパイクを決めても、激しく回転しながら真上に上がったり、
前衛の後頭部に針の穴をも通すコントロールで、ぶつけてみたり。
なかなか上手くいかない。

このボールを使うからこそ、
おじいさん・おばあさんと孫たちが一緒になって
競技できるんだが、その反面、
ラリーがなかなか終わらない。点が入るのはミスをしたときだけと、
勝負がつくまで時間のかかる競技でもある。

そうすると必然的に、年配者は応援にまわる。
孫は孫でそんな競技に興味はまったく無く、わけのわからない
言葉を叫び、そして悲鳴を上げながら鬼ゴッコに興じる。

で、僕たちはどうなっていくのか?

最初は“お遊び”って軽い気持ちで、ワキアイアイと笑顔で
ジョークの一つでも混ぜながら、オーバーアクションで
楽しんでいるわけだが、
勝負事となると、負けるよりは勝つほうが楽しいわけで。

で、真剣勝負になって行くんですよ。

ビーチボールバレーボールであっても。
 
 


コメント
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