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2007年10月24日 | 日記・エッセイ・コラム
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酒を飲むとついつい口が軽くなってしまう。

昨日、二十三夜があった。
詳しくは二年前の記事を見ていただきたいのだが、
23日にするから二十三夜なのか、
二十三夜だから23日の夜に行うのかはこの際
考えないことにして、
とにかく、二十三夜の神事が厳かに行われた。

そして宴会。

アツアツのポン酒。注しつ注されつ、
ありがたいお説教や、楽しげな猥談を聞きつつ
飲みに飲んで、少々酔っ払ってしまった。

涼しげな夜風にあたりながら家路を急いでいると、
隣保長のKさんが前を歩いているのをハッケーン!
隣保長とは、隣保の長であり、隣保とは・・・
まぁ、そんな事はこの際考えないことにして、
とにかく、ほろ酔いより少し酔った感じで、
二人で帰った。

二十三夜は神事であって、祭りの行事の一つでは
あるのだが、必ず出席する必要はない。
用事があったり、仕事だったりすれば無理をする事もない。
毎年、出会う人は同じだといってもいい。
そんな中で、隣保長のKさんに出席率のいい事を
褒められて、ついつい口が滑ってしまった。

「いや~、僕は誘いを断らない事にしてるんです!」

以前、これと同じ言葉を吐いた時に、褒められた記憶が
残っていたのか、得意げに言ったのだが、
すぐに後悔した。

先日、目の前のKさんから、
地区のふれあい行事への参加を依頼されたばかりだった。
そして僕はその誘いを断っていたのである。

仕方がなかった。

「あれ、集まりましたか?」

答えはノー。

結局、参加する事になった。
まぁ、いいか。あまり深く考えないようにしよう。
 
 


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