おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ここは誰? 僕は何処?

2007年11月30日 | 日記・エッセイ・コラム
久しぶりに訪れる街は、風景が結構変わっている

不況からなのか、それとも発展してるのか。
古い建物が取り壊される。
また、新しいモノが建つところもある。
活気溢れる街並みはエネルギーを感じるが、
昔ながらの街並みも、また捨てがたい風情が残る。

先日、そんな風景に出会った。

そしてその風景を眺めながら考えた。

「あれ? ここ何が建ってたっけ?」

よくある事だ。
特に疲れているとか、歳をくったとか言うわけでなく、
それが当たり前の光景だと、気にも止めず眺めていた
景色が突然変わると、
そこに何があったのか、思い出せない。

ずっとそれが気になって、
少々仕事が手につかなかった。

ひとりで悩んでいても仕方がないし、
そのまま放置するのも気になったので、
聞いてみた。

「あそこ、今まで何があったっけ?」

「えっ? あそこは前から何もないけど」

「・・・・・」


疲れてるようだ。


ちなみに、タイトルの台詞は
記憶喪失じゃなくて、席替え。
学校での席替えのときの台詞です。