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2012年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム
水戸黄門を見ていて、思ったことがある
 
「なぜ、悪代官の手下は弱いのか?」
 
世は江戸時代
 
徳川家を頂点とした“幕藩体制”で全国を治めているのは、
もちろん将軍家であるはず
幕府の下に藩があるとすれば、
藩で働く武士たちは、地方公務員ということになるのか?
 
今風に言えば
 
“地方分権”
 
とでも言うのだろうか、
幕府を頂点にしながらも、それぞれの藩が
事実上の統治を行い、
アメリカの州警察のように、独自の規格で
藩士なりを採用していたのかも知れない
 
しかし、いくら独立採算制を採用していようと
頂点が徳川家だと考えれば、
地方公務員の各藩士や大名といっても
幕府の一員であり、
幕府が任命した“軍隊”のはずなのだが・・・
 
それにしても、あまりにも弱い
 
黄門様は積極的に交戦しないから、
戦力としては
助さんに格さん
体力自慢の飛猿と曲者の矢七
あとは、由美かおるだ
 
戦力としてはこの“五人”だけだと言うのに、
 
「ええぃ!ものども、こやつらを切り捨てえぃ!」
 
悪代官のスタートの合図とともに
襖や障子の影に待機していた武士たちが
一斉に飛び掛っていくが、
誰も、活躍することなく、叩きのめされる
 
この五人が、幕府がひそかに開発した改造人間なら
話は早い
 
藩主の直属は優秀だが、
悪代官の悪巧みに積極的にかかわるような
手下は、武芸にも秀でてない!と
勝手に理由をつけたとしても
あまりにも弱い
 
このことを幕府はどう思っているのだろうか?と・・・
 
どの藩にいっても、黄門さまご一行より
兵(つわもの)を揃えた藩がない 
 
「おぉ、それは平和ではないか!」
 
将軍がそういっていたとするならば
笑止千万である
 
いくら優秀だとはいえ、
たった五人のご一行さまに
簡単にのされていては、
各藩の運営に支障が・・・・・
 
まぁ、将軍家の強さをアピールする
プロパガンダだと思えば、
黄門さまたちの放浪旅も納得できるが、
無能な代官や手下を配置しておいて、
それを成敗して回っているとしたら
自作自演の胡散臭さも
臭ってくる
 
金環日食の日に、まったく違う話をしてみた
 
と、いう話
 
 
 
 



コメント
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