おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

それが大事

2007年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム
うぉ~、うぉ~、うぉおおぉおぉぉぉ!!!!!

おっと、失礼^^;今日は仕事のお話。

“早い・旨い・安い”
 
某チェーン店のCMでこんなコピーがあったかも知れないが、
仕事をする上で大事な事ではないかと考える時がある。

今回は分りやすくする為に、“早い”と“旨い”に限って
お話を展開してみよう。

飲食店で贔屓を選ぶ基準としては味が大事であり、
対応も大事な要素である。
いくら旨いからと言って、何十分も待たされてもイライラするし、
早く出てきたからと言って、満足する味でなかったら
がっかりする。

これは例えとして飲食店なのだが、僕の仕事にも
当てはめて考えてみる。

クライアントにとって、早く仕上るのはサービス満点となるし、
品質がしっかりしていれば、安心して依頼も出来るだろう。

これの対極にあるのは、仕上がりの悪い物を何週間も経ってから
納品することだ。飲食店なら

“遅くて不味い”

最悪だ。

この二つが“最高”と“最低”だとすると2番目はなんだろうか?と。

スピードなのか? 品質なのか?

早く出てくるが不味い「ラーメン」
味は最高だが、出てくるまでに1時間は待たされる「ラーメン」

どちらだろうか?

答えはおのずと出ている。

ラーメンを売っている以上、味にこだわるのは重要だし、
味こそが大事なのである。

そう、僕が言いたい事はそれであり、
それが大事だと思う。


うぉ~、うぉ~、うぉおおぉおぉぉぉ!!!!!

それが一番大事!

 




ランチャーム

2007年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム
ラ-フルってご存知ですか?

物の名前って、結構商品名だったり、
自分達が勝手につけた名前で呼んでたりする。

食器用洗剤は総称としていまだに

“ママレモン”

って呼ぶ時がある。

他にも筆記用具の“マジック”てのも商品名だ。

昔、友人と話をしていると、しきりに“排気ガスが~”って言う。
何の環境問題かと聞いていると、
どうやら彼は車の“マフラー”の事を“排気ガス”と
訳しているんだと気付いた。

彼の育った環境の中ではそれで充分通じたんだろう。

で、ラ-フル。

これ、黒板消しの事。

日直、いや、高校時代なら週番だろうか。
黒板を消す事と、このラ-フルからチョークの粉を取り除く事も
仕事の一つだった。

窓越しに会話するカップルを邪魔するように
ラ-フルを両手にパンパンと白い煙りをあげると、
物凄い視線を、特に女子から感じたものだ。

高2ぐらいの頃だったか、黒板消し専用クリーナーの
ような物が廊下に設置された。
画期的な商品だと思ったが、期待したほど効果が感じられず、
また廊下に1台だけと言うケチ臭い仕置きと、そこまで行くのは
メンドクサかったから、やっぱりカップルを邪魔するように
ラ-フルを両手ではたき続けた。

最近、急にその“クリーナー”側が気になり名前を検索していると、

“ラ-フル”が出てきた。

(あれって、名前があったのか!)

と思ったが、どうやら商品名のようだ。

 
商品名と言えばもうひとつ。

“ランチャーム”ってご存知だろうか?

それは何かって?


 
ググってみてくだされ。

分かると嬉しい日用品ですから。

 



光陰矢の如し

2007年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム
雑誌を整理した。

以前はよく雑誌を買っていたが、捨てる事も頻繁にしていた。
それがちょうど10年程前だろうか、

「お宝ブーム」

ってのがあって、

(これ、保存しておいたら、儲かるかも?)

なんて思い出してから、書庫代りの部屋が一つ出来てしまう程、
整理をしなくなった。

ひとつひとつ手に取ってはペラペラと捲ってみる。

(懐かしいぃ~なぁ~)

今や“視聴率女優”となった彼女がビールのキャンギャルだったり、
歌姫となった彼女が女優だったりと、懐かしい記事が並ぶ。

その雑誌の発行日を見てみると、1998年となっている。
 
そしてその西暦の横には平成10年の文字が。

少し前、“平成生まれのアイドル”がテレビに出て来た時は
少なからず衝撃を受けた。

「平成になったの、ついこの前やでぇ!」

ラジオのパーソナリティーも大袈裟に吠えていた。


しかし、改めて考えてみると、
ざっくりした計算で申し訳ないが、36歳以下の人たちは、
すでに“昭和”よりも“平成”を生きた時間の方が
長くなっているのである。

昭和に生まれて平成に生きている。


これって、何気に凄いんでないのかい? ってひとりで感心した。

かく言う拙者も、ざっくりした計算で申し訳ないが、
人生の約半分は“平成”なのだ。

平成生まれの人を見て

「若い!」

と思っていたが、36歳以下、結構大人の人だって
すでに“平成人”なのである。


そして来年は平成20年。


時の流れは本当に早い。


 



ポイントカード

2007年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム
「ポイントカード、作られますか?」

頬を赤らめた女性店員が唐突に聞いてきた。

 
よく行く本屋。もう通うようになって10年程は経つだろうか。
今までなかったポイントカードへの加入を進められた。

実は先日もこの本屋に立寄っていた。
その時も同じように問われたが、急いでいたので、
 
「いえ、結構です」

と断っていた。

今回もレジに並ぶと前回と同じ女性店員。
同じように頬を赤らめている。

(照れてるのかなぁ~)

自分の容姿に無断でそんな考えが浮かんだが、

「ポイントカード、作られますか?」

いかにも事務的な台詞と鋭い視線が甘酸っぱい妄想を吹き飛ばした。

「あっ、ええっと、はい! 作ります」
 
渾身の笑顔で応えると、

「じゃ、そちらで記入してください。」

と、これまた事務的な対応が返ってきた。

いそいそと用紙に住所や氏名を書き込んでいて
ふと、思う事があった。

今まで沢山の“ポイントカード”を作ってきたが、
そのポイントの恩恵に与った事がないことに気付いた。

マイレ-ジも無縁である。飛行機も頻繁には乗らないし、
ETCも付いていない。そもそもカードで買物をする事がない。

ポイントカードも財布の中に5~6程は常駐しているが、
貯めるだけだ。使った事がない。
ポイントってモノを使うのは、携帯を買い増しする時だけだ。

いつも通っているコンビニでは、某巨大レンタル店の会員証でも
ポイントをためる事が出来たが、それも出来なくなるらしい。
新しくポイントカードを作ってくれと言われたが、
その恩恵を受ける機会があるのかと疑問を感じるのである。

以前、せっせとポイントを貯めた事があった。
レコードレンタル店だった。500円以上の支払いでスタンプ捺印。

どれくらい貯めただろうか?

“豪華商品”

の言葉だけを励みに、せっせと貯めた。ために貯めた。


そしてその日はやって来た。

ついにカードのスタンプ欄が朱色のスタンプ印で埋まる。


店員がスタンプを押し終えた後におもむろに振り向き、
記念品を僕に差し出した。

カセットテープだった。


それ以来、ポイントは貯めるが、
使おうとは思わなくなったのかも知れない。

 




春の嵐

2007年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム
久しぶりに“ビビッ”っとした。胸キュンだった。

土曜日、少し早めに終わった仕事のお陰で、
ちょっと離れた本屋まで車をとばした。

別に目当てのモノはなかったので、本当は立ち寄りたくなかった。
今月は「節約月間」と思っているにも関わらず、
本屋に立ち寄ると何かを見つけては買ってしまうからだ。

ただ、時間を潰したかっただけだった。

そんな本屋で立ち読みをしていると隣に女性らしき人影が立った。
男性コーナーだと思っていたので、ちょっとびっくりした。

彼女はひとしきり雑誌を立ち読みした後、
立ち去ると見せかけては、二度戻ってきた。

自分の経験上、

 
“僕が邪魔で見たい本が見られない”

 
のではないかと思ったが、真意はわからない。

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その後、店内をうろついていると、
彼女らしき人がまだ立ち読みをしているのが目に入った。

後ろ姿に見とれつつ前に回って顔を見てみた。

キュンときた。

 
カワイイ。チョーカワイイのだ。

久々に胸の痛みと甘酸っぱさを感じた。
懐かしい痛みだった。