以前に買ったスマートウォッチが急に不具合になった。電源は通じるのだが、機能がどれも使えない。ネット通販だから、不具合をどうすれば改善できるか、連絡の方法も分からない。3000円程度であったから、スマートウォッチというのはこんなもの、と知るだけでもよかったかと諦めることにした。後継としてもう少し高くてもいいから、運動と身体の状態を知るために何がいいか。正直迷いに迷った。ネット通販のサイトやユーチューブを何度みたか、数えきれない。今度は買って失敗したくないからだ。予算もある。それほど高いものには手が出ない。
そして決めたのが、HUAWEI WATCH GT2スポーツ。昨日入手して、さっそくスマホとペアリング。心配をよそに、ハーウェイのヘルスケアというアプリをダウンロードするだけでスムーズに成功。腕につけて生活が一変した。歩数、心拍、GPS、睡眠の分析、ウォーキング、登山、ストレッチなどあり余る機能がついている。コンパス、高度計、スマホへの通知チェックなどこれらを確めるために先ず外に出る。いわば、スマートウォッチに背中を押されて、戸外で運動することになる。若いころは、やろうちと思ったことを継続して行うことが普通にできたが、最近はどんどん後ろ向きになっている。ウォーキングから階段登り、室内の筋トレと次第に運動の範囲が狭まっている。こういう状況に喝を入れてくれるのがこの時計ということになる。
GPSは今ではスマホで十分にできるが、スマートウオッチを持っていると、いちいちポケットから取り出すこともなく現在位置が確認できる。ラインのメッセージも、さっと腕を上げただけで目でみることができる。睡眠の管理も細かい分析が出来ている。目覚めた回数、深く眠った時間、総合判定も点数で知らせてくれる。座っている時間が長くなると、立ち上がることを進めてくれる。何よりも、心拍数がリアルタイムで表示されることが便利だ。登山中に決めている以上に心拍が上がればアラームで警告がでる。休憩をとるべき時期を見逃さない。
スマートウォッチなど必要ないという声が聞こえてくる。スマホを買ったときも同様であった。使いなれているガラ携で十分という人が大勢であった。ここへ来て、高齢者の人たちが次々とスマホを持ち始めている。家族も友人も、もはやガラ携の人が少数になった。セレブの人たちは、高級時計を求めてやまないが、老人の味方はこの便利なスマートウォッチであるような気がする。