
今日は節分。冬が去って春が来る、季節の分かれ目の日だ。1月にずっと春のようが続いたので、立春といってもピンと来ない。どうしてもこの季節に、揺り戻しの冬が来そうな気がする。有名な社寺では、年男の力士やスポーツ選手が追儺の儀として豆を蒔く。「福は内、鬼は外」との掛け声で、鬼打ち豆を蒔く。その豆を年の数だけ拾って食べると、一年健康でいられると言われている。
追儺豆帽子をぬぎてうくるあり 細見 綾子
午後になって雲が出てきた。スマートウォッチに背を押されて千歳山に登る。山の木が伐られて、見通しがすごくいい。雑木の葉が落ちているので、枯木の坊主山といった雰囲気である。しばらくぶりの山歩きで、心拍数が結構高い。時計に言われてペースを落としてゆっくり登る。風が出てきた。木に当たる風の音が轟々と響いてくる。松風の音を聞きながら歩くなどという風流な雰囲気とはほど遠い。