果てしなく続く菜の花畑
(3月16日 前回のつづき)
矢掛・観照寺で枝垂れ梅を見た後、次に向かったのが道の駅「笠岡ベイファーム」の菜の花畑です。数日前の新聞のエリア版に見ごろと紹介されたため、その効果は抜群で、臨時駐車場までほぼ満車の状態でした。菜の花畑には、背丈の低い種類の菜の花が整然と植えられています。その数、1000万本以上(笠岡市役所産業振興課の資料によると3,000万本とも)といいますから、すごい数です。フラットな耕作地に、黄色のジュウタンを敷き詰めたような景観は実に見事です。菜の花独特の香りが辺り一面に漂い、春の気分を感じさせてくれます。一応展望台も用意されていますが、畑の中には切り込みを入れるように小路が設けられ、散策すると、展望台とは違った視点で観察することができます。また、菜の花畑の周りをぐるりと車で周遊することも可能です。
ところで、この1000万本以上という本数、どのようにカウントしたのでしょう。おそらく、一区間の本数を数え、その広さに乗じて算出したのでしょうか。単位が100万本とか、1000万本とは何ともアバウトですが、その検証の必要性もなく、云ったもの勝ちかもしれません。いずれにしても、西日本有数の規模を持つ菜の花畑には違いありません。
ただ、個人的には、本数にはこだわらず山や丘の傾斜地で、背後に海や川、桜並木や梅林などが見えるような立地条件の菜の花畑に魅かれます。
この笠岡湾干拓地、24年の歳月をかけて平成2年に完成しました。そして平成23年8月に道の駅「笠岡ベイファーム」が誕生しています。季節に合わせ、8月初旬にはひまわり畑、10月にはコスモス、3月・4月には菜の花、ポピーと冬季をのぞくほとんどの季節でお花畑を見ることができます。 場所はミズノオープンがよく開催されるJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部の隣です。
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