「下鴨神社」の南側に位置する「旧三井家下鴨別邸」は、ミモロも何度も訪れています。
ここでは12月3日まで、通常非公開の2階の座敷と3階の望楼が公開され、高い位置からお庭や周囲の景色を眺めることができます。
また、2階には、伊藤若冲の「付喪神図」という掛け軸が特別展示されています。
さっそく玄関から中へ
この建物は、三井家の11家共有の別邸として総領家である三井北家が大正14年に建設しました。その主な建物は、明治13年に京都三条木屋町にあった三井家の別邸を移築したのだそう。
建物の特徴的な部分は、3階の望楼と言われる展望室。3畳ほどの小さな和室ですが、360度見渡せるようにガラス張りで、ここからは、京都の町を囲む山々が一望できます。特に五山の送り火の時は、全部見えたかも…。
現在は、木々が高く茂り、また周囲にビルが増えて、昔のような景色をみることはできませんが、それでも「あ、あれ、ミモロのお家だ~」と見つけることができる高さです。
ここは、残念ながら撮影は周囲の建物のプライバシーのための禁止です。あしからず~
撮影ができるのは、2階の座敷から。
「池が下に見える~」と身を乗り出すミモロ。それ以上前にいっちゃダメよ~
「う~ここの紅葉、あまり鮮やかじゃないね~」とミモロ。確かに楓はありますが、それほど数も多くないため、紅葉を楽しみに訪れると、ちょっと・・・という感じかも。
同じく2階の床の間には、伊藤若冲の「付喪神図」という掛け軸がかかっています。
「わ~おばけ?」とミモロ。
まるで百鬼夜行のようにいろいろな妖怪が描かれ、「なんかかわいいね~」と。ただし、これは複製品です。どうしてこれを掛けているのか、係の人に伺いましたが、よくわかりませんでした。
本物は、たしか福岡市博物館に所蔵されているはず…。「どうして、この季節にお化けなんだろうねぇ~」と頭をひねるミモロです。
さて、この建物は、戦後、京都家庭裁判所の所長宿舎としてなんと平成19年まで活用されていました。
「え~このトイレと洗面所、平成19年まで使ってたのかなぁ?寒そう~」とミモロ。
どのように所長ご家族がお過ごしになったかはわかりませんが、確かに立派な建物ながら、暮らしにくかったのではと想像されます。現在の宿舎は、快適な建物だそう。
「まぁ、職場である家庭裁判所には近いけどね~」もちろん同じ敷地内ですから…
「今ね、下鴨神社の紅葉ばキレイだよ~そっちにも行ってみてね~」とミモロ
今年の京都の紅葉は、まだまだキレイです。
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