「千本えんま堂」のある商店街にある「うなぎのおぜき」は、ミモロのお気に入りのお店のひとつ。千本上立売に出かけると、必ず立ち寄るところです。
大正時代の建物という趣ある店構え。
「はい、いらっしゃい~」とご店主の尾関亘さん。ここは40年ほど前に尾関さんが始めたウナギ専門店です。
「あ、今日はある~。あの~これください~」とミモロがいつも買うのは、うなぎがのった「うなむすび」250円。タレの染み込んだご飯と小さいけど本物の鰻の蒲焼がなんとも美味しいおむすびです。
うなぎ弁当1500円もあります。
「これもください~」と肝焼き500円も購入します。
ミモロがこのお店が好きなのは、鰻の美味しさ。近年は、庶民の味から高級食材になってしまったうなぎ。なかなか口に入りません。でも、ここならリーズナブルな価格で本物の美味しい鰻がいただけます。
愛知産の鰻が店の奥で元気に動いています。それを手際よくさばき、鉄串にさします。
京都の蒲焼は、腹開きで、生の鰻に串を刺し、焼きます。「わ~動いてる。まだ生きてるんだ~すごい~」と、串刺しになっても、まだ口をパクパクする鰻に驚くミモロです。
関東の蒲焼は、背開きで、蒸してから焼きます。「こっちの蒲焼も好きだけど…京都のもいいよね~」とミモロ。
串刺しになった鰻は、炭の上に移動。
「うわ~ここでもまだ動いてる~。今、熱い時だね~」と、じっと見つめるミモロ。「ありがたく頂きます~」と心で祈ります。
しばらく焼いてから、自慢のたれをつけて、さらに焼きます。香ばしい匂いが通りに漂う時間です。
京都は、昔から鰻のお店が結構あって、京都人の鰻好きを物語ります。でも、最近、町の鰻屋さんは減少気味。本物の炭火焼の鰻店は、珍しくなっています。スーパーなどでも鰻の蒲焼は目にしますが、炭火の焼きたての蒲焼とは全く味が違います。「やっぱり国産鰻の炭火焼だよね~本物は…こうでなくちゃ~」とミモロ。
ミモロが買った「うなむすび」でも、炭火焼の蒲焼がのっているので、小さいけど、本物の味が楽しめるので、見つけると必ず購入してしまいます。
「もっとたくさん蒲焼食べたいなぁ~」と思っていると、店先の「鰻丼」の看板が目に入りました。
「あれ~ここで食べられるの?」実は、お店の奥にお座敷があり、そこで鰻丼がいただけます。
注文されてから焼くので、時間の余裕が必要です。11:30から14:30がいただけるランチタイム。
鰻半分3000円、1匹4600円です。鰻丼には、肝吸いなども付いてます。
「今度、食べに来ます~」とミモロ。夜の予約すると食べられるそうです。
「ともかく電話いただけるとありがたいですね~。夕方には炭を落としてしまいますから…」とのこと。
席数も8席ほどなので、昼でも電話をお勧めです。
「あ、卵焼きもある~これも美味しそう~次はこれも買っちゃおう」
地元の方が次々に訪れて、時間によっては、「うなむすび」や「肝焼き」も売り切れになっていることが。
「また、来ますね~」「はい、またね~」
すっかり顔馴染みになったミモロです。大好きな「うなむすび」をもってお店を後にしました。
*「うなぎのおぜき」京都市上京区千本通上立売下ル作庵町538 075-461-2655 不定休
営業時間 11:00~19:00くらい 昼の鰻丼は、11:30~14:30くらい 予約をおすすめ。不定休なので、電話をおすすめ。
年始は、元旦から6日までお休みの予定だそう。
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