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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

来春のために…ミモロの京さくらリポート。鞍馬二ノ瀬の「白龍園」

2020-04-04 | 京都

今年の春も、ミモロは、待ちかねたように鞍馬二ノ瀬にある「白龍園」に向かいました。

京都の北に位置する鞍馬は、町中より桜の開花は、幾分遅め。「もうそろそろかな~」と。

ここは、公開期間中(3月28日~6月21日)に、当日受付の一般観覧10:00~13:30(入園)入園料1300円、また事前予約により、14:00~15:30(受付時間)1日50名限定入園料2300円で観覧できます。

「だから、いつもゆったりと見学できるんだ~」とミモロ。
この日は、あいにくの雨。それでも満開という情報を得たミモロは、午前中に取材に出かけました。
もちろんマスク着用です。

「雨、止むまで、先に善哉頂こう~」と、休憩処「河鹿荘」へ。「こんにちは~」「あ、ミモロちゃんいらっしゃい~善哉ね」と顔なじみの係の方。「はい、よろしくお願いします」と。ここでは、お茶と和菓子なども頂けるのですが、ミモロはいつも善哉を…
 
江戸時代末期の建物と言われる囲炉裏のある趣あるところです。

「来た来た~お餅、2個入なんだ~」と、注文してから焼いてくださるお餅がはいった善哉です。


この日、先客がおひとりいらして、「もしかして、ミモロちゃん…?」と声を掛けてくださいました。「はい、ミモロです~」
愛媛からいらしたという方は、ミモロのブログを以前見たことがあるそう。3mほど離れた距離を保ちながら、ミモロは、京都の桜情報をお伝えしました。

「さぁ、雨も止んだから・・・そろそろ見学しよう~」とミモロは、雨に湿ったお庭へ向かいました。


春は、桜と共に苔が美しい「白龍園」。雨でさらに苔はイキイキとしています。
「うわ~キレイ~」と、桜と苔の世界がミモロの前に広がります。


「すご~い!」とその景色に言葉を失うミモロです。


「あ、ミモロちゃん~いらっしゃい~」と、ここのオーナーである青野さん。「白龍園」は、青野さんのおじい様が昭和37年に所有した山を整備したお庭です。子供のころから、山の整備をしていたという青野さん。お庭への思いもいっそう。
「今年の桜素晴らしいでしょ!」と。
「はい、すごい感動してます」とミモロ。「そうなんですよ~。一昨年、台風の被害で、桜の枝もたくさん折れて、昨年の花の付きは、あまりよくなかったですが、それから回復して、今年はすごいでしょ!」と青野さん。
2年前、台風で、鞍馬一帯は、大きな被害を受けました。しばらくは停電し、叡山電車も不通になったことも。
「白龍園」の被害も相当なもの。でも、それからこのお庭をお世話している方々のご努力で、以前にも増した素晴らしい景色を見ることができるようになったのです。


「前にも来たことあるの?」と、そばにいらした素敵なお二人は、青野さんの大学の同級生。
「はい、毎年来てます。あのね~今日のお洋服も、青野さんから頂いた生地で作ったの~」と。子供服メーカーの「青野株式会社」。ミモロは、子供服をつくる生地のハギレを頂き、それでよくお洋服を作っています。
「わ~素敵ね~」「うん、素敵でしょ!」と、タータンチェックの新作ワンピースを自慢するミモロでした。

しばらくお話して、「ミモロ、見学してきま~す」と、小雨の中を奥へと進みます。


「ここにお詣りしないとね~」。庭の奥には、古くからこの山にいらっしゃる不老長寿の白髭さまと白蛇さまをご神体にした社が祀られています。

昔から霊域と言われる山の奥は、いつ訪れても、神聖な雰囲気が漂っています。
 
この山を整備し始めたのは、この地に伝わる人々の信仰や歴史的な伝説を大切にしたいという思いからと、以前、青野さんに伺ったことがあります。

「本当に、ここに来ると清められる気がする~」とミモロ。ご祭神に「どうぞ、コロナを終息させてください~。人々の命と暮らしを守ってください~」とお願いするミモロです。

清らかな水が流れる敷地には、至る所に小さな花が可憐な姿を見せてくれます。

「桜もいいけど、こういう可憐なお花・・・素敵~命を感じるね~」と見つめます。

「あれ?大きな鹿威しができてる~」山に響く音が出て、イノシシやシカからお庭を守っているそう。


「さぁ、もっと歩こう~」と、ミモロは、何度も訪れて熟知している園内を、トコトコと進みます。


「白龍園」の特別観覧などに関しては、ホームページで



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