運動不足解消に自転車で訪れた「妙心寺 退蔵院」。この時は、紅しだれ桜が見ごろを迎えていました。

毎年のように桜を楽しみに訪れている「退蔵院」は、臨済宗大本山「妙心寺」の山内にある46の塔頭のなかでも、600年以上前に創建された屈指の古刹。

この塔頭の開祖である妙心寺第三世 無因宗因禅師をお祀りする方丈を中心に、境内には、室町時代の画聖 狩野元信が作庭して枯山水庭園「元信の庭」、さらに造園家 中根金作氏が手掛けた昭和の名園と言われる「余香苑」という池泉回遊式庭園などが美しい景色を見せてくれます。
まずは、方丈に参拝。

こちらには、日本最古の水墨画、国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」が見られます。


小さな瓢箪で大きな鯰(なまず)をいかに捕らえるかという禅問答をテーマにした水墨画です。
「あの~なんで鯰なのに作品のタイトルは、鮎の字が使われてるのかな?」と首をかしげるミモロ。こんど、伺ってみましょうね。
方丈の前に広がる名勝「元信の庭」。ミモロは、ひとりでしばし庭に向かいました。

静寂の庭・・・無心に座る時、不安が心が鎮まるような心地に…。
さぁ、お庭に向かいましょう。

「わ~今年もキレイだね~」

見上げるミモロを、紅しだれ桜が傘のように、すっぽりと包みます。
ふと、目を移すと、そばの石庭にピンク色のライン…。桜の花びらが描いたこの時期だけの模様です。

庭園そばにある「茶席 大休庵」の前の庭園にも見事な桜。


だれもいないお庭で、深呼吸するミモロです。

今は、コロナ感染の危険から、つい呼吸が浅くなっています。人がいない自然豊かな場所などでは、ぜひ深呼吸を…。心も落ち着いてきます。
池の周囲に四季折々の花々が彩る「余香苑」。秋は、紅葉が見事です。「秋にみんな来られるといいね~」

さぁ、そろそろ帰りましょ。

ミモロは、お寺を出る前に、もう一度、立ち止まって、春のお庭を眺めます。

ぜひ、来春は、お友達を誘って来たい~と思うミモロです。
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