このところ、ず~と雨が続いている京都。ミモロの朝のお散歩も傘が必要です。6月19日の朝は、連日の雨で近所の賀茂川(高野川)の水位もアップ。

川のそばの河川敷に迫る高さに水が増しています。
普段は、鴨やサギがのんびり遊ぶ川も、激しい水しぶきをあげ、まるで怒ったようにミモロの前を流れます。

「あ、亀の飛び石も見えない…」賀茂川にところどころに配置される千鳥や亀の形の飛び石も、すっかり水に飲まれています。

ミモロ、それ以上、川に近づいちゃダメよ~。万が一落ちたら、救えないから…
川のそばに立つと、いつもヒヤヒヤしてしまいます。
もちろん、護岸工事が進んだ賀茂川が、氾濫することは、近年ありません。「橋のギリギリまで水位アップすることはあるけどね~」とミモロ。
水たまりが点在する川岸の散策路の脇、その土手には、水をたっぷり吸いこんでイキイキを茂るさまざまな草花…
「これレンゲみたい~。ヨモギもいっぱい、草餅できるかな?」と、ミモロの大好きな植物観察。


まるでナスの花のような形の草・・・これなんでしょ?
今日は、おそらく1日中、雨模様の京都。19日から、他府県への移動制限が解除され、この週末、京都にも大勢の観光客が訪れることが予想されます。
「また、京都に活気が戻るね~」とミモロ。ただ、例年のように神社仏閣での行事が中止されています。
「いつもなら、もう祇園祭の準備に忙しい時なのに~」と、今年は、各山鉾町の取り組みも縮小され、ミモロがお手伝いする出番がありません。
ちょっと寂しいミモロです。
さて、梅雨の合間にミモロは、ご近所の「下鴨神社」にお散歩に出かけます。

参拝者もまだ少なく、朝は、冷たい空気に満ちている糺の森。ここでの深呼吸は本当に爽快!
まず本殿に参拝をして、それから境内をトコトコと…

「あ・・・なんか落ちてる…」ミモロの足が止まりました。視線の先には、丸いもの・・・

上を見ると、梅の実が…黄色く熟した実がポトンポトンと時折落ちてきます。

「これ食べられるの?クンクン・・・わ~甘い香りがするよ~」と、ミモロの視線は梅の実に釘付け

「でも、この梅の実は、神様のだから食べちゃダメだよね~」と甘い香りだけで我慢します。
境内にあるものは、みんな神様のもの・・・だから、無闇に持って帰ってはいけません。
記念や思い出にしたいものは、スマホや心に映しましょう。
「これから、京都の町、どうなってゆくのかな?」
それがちょっと気になる京都の住民、ミモロです。

コロナで外出自粛や他府県移動が制限された春から今まで・・・
多くの人が、経済的な損失をこおむっています。その反面、過剰ともいえた観光客の上洛に、京都の住民の暮らしはある面で不自由さ強いられていたこともあり、「昔の京都が戻ってきた~」とホッとする声も多くあったのは事実です。
ここずっと人の流れが少なく、静かな京都に馴れてしまった住民にとって、再び、あの観光客の混雑は、正直、ちょっと怖い・・・。
「また、市バスに乗れなくなるのかな?」と、観光客で満員だった市バス・・・。でも、これからはコロナ感染にも注意が必要。マスク必須ですね。
「マスクしても、満員のバスに乗るの怖い~」と思うのは、ミモロだけではないはず・・・。
もちろん、祇園や嵐山など、人気観光地の飲食店は、コロナ対策のアルコール消毒や席数を少なくするなどの対策を行っていますが、それでもかなり混雑することが予想されます。
観光客が戻る日本最大の観光地、京都…「またコロナの感染が拡大しないように・・・あんまり観光客がいるところにいかないようにしなくちゃ~」と、ミモロ。しばらくはお出かけに注意が必要。経済的な回復・・・それと同時に生じるコロナ感染拡大への危惧。

京都市民は、その中で、どう行動すべきか、悩むところです。
どうぞ、くれぐれもコロナウイルスにご注意ください…まだまだ油断はできません!
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