「あ~どうしよう~もう2021年が終わっちゃう~その前にお伝えしたことがいろいろ残っちゃった~」とここになって慌てるミモロ。
そのひとつが、今年、何度も行く機会に恵まれた大阪のリポートです。「これが有名な夫婦善哉なんだ~」
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大阪の道頓堀からほど近い「法善寺」のそばでいただける1人前2椀が並ぶことから、夫婦善哉と呼ばれるようになったという大阪名物の一つです。
さて、まずは「法善寺」への参拝から。
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「浄土宗天龍山法善寺」は、もともと京都の宇治にあった寺院で、寛永14年(1637)に、念仏聖の専念法師によって、この地に移されました。千日におよぶ念仏回向を務めるなど、民衆の心と暮らしに寄り添う寺として、以来大阪の人々の厚い崇敬を集めています。
このエリアが「千日前」と呼ばれるのは、この千日回向に由来しているのです。
町中にあるお寺は、何度も火災に遭い、さらに大阪大空襲で焼け野原となり、その中に残っていたのが、「水掛不動尊」だったそう。
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「西向不動明王」は、大勢の参拝者に水を掛けられ、全身鮮やかな緑の苔を纏っています。「みんなの願いが苔になってるんだ~」と、ミモロもそばの柄杓で水を掛け、手を合わせました。
境内には、「金毘羅堂」や「お初大神」などの仏様もお祀りし、24時間いつでも参拝できるのです。
この「法善寺」の北側にある2本の路地が「法善寺横丁」と呼ばれ、串カツ、お好み焼き、寿司など約60軒の大阪グルメの店が軒をつられています。
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「ミモロちゃん、ちょっと休憩しましょうか?」と、ここに連れてきてくれたお友達。「うん、休憩したい!」とミモロが案内されたのが、すぐそばにある「夫婦善哉」というお店です。
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「いらっしゃいませ~」とお店の方。
明治16年竹本琴太夫こと木文字重兵衛という人が始めた「お福」という名の善哉屋。ほかの善哉店との差別化のため始めたのが、1人前2椀の善哉。「こりゃおもろい~」と大いに話題となり、以来「夫婦善哉」と呼ばれ、大阪名物になってゆきます。
もともと「お福」という名の店でしたが、昭和39年に、現在の「和食さと」を展開する「サトフードサービス」が、その暖簾を引き継ぎ、平成18年には、周囲の都市開発に伴って、新たなビルの1階に、昔ながらの暖簾を守る店舗として今に至ることに…。
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お店に入ったミモロは、さっそくお品書きを拝見。
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「やっぱり名物の夫婦善哉食べなくちゃ~」と、すでに心は決まっています。
この店を一躍全国的にしたのは、昭和15年に発表された織田作之助の小説「夫婦善哉」です。夫婦の愛情劇を描いた小説は、映画化され、一期にその名は全国へ。
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店には、歴史を物語る資料が展示されています。
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何度も映画化され、その一本が蝶々・雄二の作品で、大阪の人情が人々の胸に迫る作品に。
ここには、多くの芸能関係者が来店。まさに大阪の文化が感じられる場所のひとつ。
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「来た来た~」ミモロの前には、2つのお椀。「なんか2倍得した気分…」と。
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「ほんのりした甘さがたまらないね~塩昆布との相性も抜群…」とあっという間にペロリ。
訪れたのは、今年の夏だったので、その時は、かき氷もありました。
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店の一角には、オリジナルグッズのコーナーも
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今もお店のアイドルは「お福」さん。「また来ます~」とお福さんに寄り添うミモロでした。
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*「夫婦善哉」の詳しい情報はホームページで
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