「こんな感じでいいかな?」と、ミモロは、京都伏見区竹田にある和蠟燭専門店「中村ローソク」で蝋燭の絵付け体験に挑戦です。
植物性の蝋で作られる日本の伝統的な蝋燭である和蝋燭。その魅力を工房見学で学んだ後、別の場所に移動して、蝋燭に絵を描きます。
季節の風物や四季折々の花などの絵を蝋燭に描く職人さんに、ご指導いただきます。
「わ~キレイ~」とミモロが見つめる絵がついた蝋燭。
「あの~なんで和蝋燭に絵を描くんですか?」とミモロが尋ねます。
「それはね、江戸時代、東北や北陸など寒い地域では、冬に仏壇に飾る花を手に入れるのがむずかしかったので、生花の代りに、蝋燭に花を描いたのが始まりと言われています」と教えてもらいました。
普段は、火を灯さずに、お供えの花として仏壇に置かれ、お彼岸や命日などに火を灯して、ご先祖さまを供養したのだそう。
絵付け体験の教室で、作業机の上には、紅白の和蠟燭やアクリル絵の具などが用意されていました。
「どんなお花描こうかな?」と、蝋燭を前に、構想を練るミモロ。
「ミモロらしい蝋燭にしよう~」と、何かアイディアを浮かんだのか、さっそく筆をとって、描き始めました。
「まいまい京都」の工房見学ツアーに参加した方々も、黙々と絵付けに取り組んで、誰もおしゃべりする人はいません。
ミモロも、真剣に作業に取り組みます。
とても話しかけらる雰囲気ではないので、このまましばらく後ろから見守ることに。
「できた~」とやっと顔を上げたミモロです。
あれ?お花じゃないの?
「うん、ミモロの足跡にしちゃった~。ホントは、お魚描きたかったんだけど、むずかしそうだったから~」とのことです。
「ミモロちゃん、できたの?では、絵の具乾かしましょうね」と、ドライヤーで表面を乾かします。
完成した作品は、箱に入れて…「なんか立派に見える~」と。
ミモロは、赤い蝋燭には、足跡をちりばめた模様、菜の花を白い蝋燭に描きました。
「なんかモダンな雰囲気ですね~」と言われ、「そうかなぁ~」と嬉しそう。
「でも、どうしよう~火灯せない…溶けちゃうもの…」と急に言い出します。
この和ろうそく絵付け体験に参加した人たちも、京都の旅の思い出の品として、特別の日に灯すとおっしゃっていました。
「ミモロちゃん楽しかった?」とこの工房見学ツアーを担当した「まいまい京都」の馬場さん。
「ハイ、すごく楽しかったです。また、こういうツアーに参加したいで~す」と、すでに何回も「まいまい京都」のツアーに参加しているミモロです。多くのツアーは、いつもすぐに定員いっぱいになって、最近は、抽選で参加者を決めています。
「そう、地元の人や、その分野に詳しい案内人がお世話してくださるツアーだから、楽しんだよね」とミモロ。
とてもリピーターが多く、その内容の楽しさが伺えます。
「本当に今日はお世話になりました~」と再び工房に戻り、ご店主の田口さんにご挨拶。
「それはよかったです。またぜひいらしてくださいね~」と。
「和蝋燭って、素敵なものですね~。ぜひお彼岸に仏壇に灯します」とミモロ。
和蠟燭のことを知って、以前よりいっそう和蝋燭が好きになったよう。
昔に比べ、今や和蠟燭の専門店は、京都でも数えるほどになっています。「もっと和蝋燭使わないと…」とミモロ。
お部屋で灯す和蝋燭の光は、なんとも言えない揺らぎをもち、本当に心を癒してくれるもの。
もっとその魅力を暮らしの中に取り入れれば、ストレスも軽減できるかも…。
*「中村ローソク」の詳しい情報はホームページで オンラインショップもあります。
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