ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[大徳寺」塔頭「瑞峯院」で行われた「お月見茶会」へ。重森三玲のお庭に登る月

2023-09-29 | 体験

「ここで、お月様眺められて、本当に素敵だなぁ~」と白砂の庭を前に、月が昇るのを待つミモロ。

9月26日の夜を待つのは、京都紫野「大徳寺」の塔頭「瑞峯院」です。

夕方、和服姿で訪れたミモロ。


「大徳寺」は、臨済宗大徳寺派の大本山。天正10年(1582)に、豊臣秀吉が織田信長の葬儀を盛大に行い、その菩提寺として「総見院」を建立、以降、武将による塔頭の建立が相次ぎ、境内には、22の塔頭、別院2ヶ寺が甍を連ねています。

千利休の帰依を受けて以来、茶道との関わりも深く、ほとんどの塔頭には、茶室が備わっています。

この日、ミモロが向かったのは、「瑞峯院」。

ここは、天文4年(1535)にキリシタン大名の大友宗麟が、大友家の菩提寺として建立。重要文化財の客殿や唐門なども…。

「ここに伺うの久しぶり~」といいながら、路地を奥へと進みます。


そして方丈の前に…

「ここで、後で、お月見の宴が行われるんだよ~すごい場所で過ごせるって、幸せ~」と、歴史ある方丈が、宴の会場とは、なんとも京都らしい、そして贅沢なひとときです。

その方丈を囲むように、白洲の庭が配されています。

このお庭は、昭和36年に作庭家 重森三玲が、開祖400年遠忌を記念して作庭。

この日は、それを望みながら、名月を愛でるのです。
方丈の縁には、お月様のために、ススキとお菓子が備えられています。

「美味しそうな和菓子だ~お月様喜ぶね~」とミモロ。


さて、月が掛かる夜が訪れる前に、「瑞峯院」の茶室では、この日、表千家茶道教授の岩崎源先生の茶会が行われます。
「お久しぶりです~」と先生にご挨拶するミモロ。

「はい、ミモロちゃん、よくお越しくださいました。元気でしたか~」と、いつもカッコいい岩崎先生。
ミモロは、ここで、コロナ前に、先生の茶道のお稽古に参加していたのです。
「ずっとご無沙汰しちゃって~でも、またお稽古に通わせていただきたいと思ってます。よろしく願いします」と。
「はい、ぜひ~待ってますよ~」と優しく言ってくださいました。

また、この日の宴には、狂言師の柳本勝海さんと五明寛和さんが、狂言を披露してくださるのです。


「あの~そろそろお茶席に入る時間ですって~」とミモロは、お二人の控室へ。

「はい、では…」と、しずしずと茶室へと向かいます。


さぁ、ミモロもお茶室に入りましょう…

*「大徳寺 瑞峯院」京都市紫野大徳寺山内 ☎075491-1454 拝観時間9:00~17:00 拝観料400円


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