「やっと到着!フ~」とミモロは、800段の石段を上り、やっと到着した滋賀県大津の「立木観音」です。
途中で何度も休憩しながら、800段の石段を上り切りました。
そんなミモロを、ここの開祖である弘法大師の銅像が優しく迎えてくれました。
ここは、厄除けの御利益で有名。それは弘法大師がここを開かれたときに、42歳の厄年であったことにも由来します。
諸国を修行されていた弘法大師が、そばを流れる瀬田川にいらしたとき、山に光る霊木を見つけられました。しかし、瀬田川の流れが急で対岸に渡れないところ、突然白い鹿が現れ、弘法大師をのせて、その霊木のもとにお連れしたのだそう。
その鹿は、実は観世音菩薩の化身。そこで大師は、霊木をご自分の背丈にあわせ、観世音菩薩像を刻みます。それが「立木観音」と呼ばれる所以だとか。
「お参りしよう~」と、ミモロは手水でお清め・・「お水冷たくて気持ちいいね~」
さっそく本堂へ。
そこには、弘法大師が立木に刻まれた観世音菩薩さまとその余った木で刻まれたという広目天、多聞天なども祀られています。
「お線香、奉納しよう」と、ミモロは、首から下げたがま口から取り出した御志納金でお線香を奉納。
「みんなが平和で心安らかに暮らせますように~。ママの体調もなんとか回復して、ここまで来れたことに感謝します~」と祈ります。
それから本堂の裏手へと進むことに…
「本堂の後ろからも観音様をお祈りするんだって~」と。
本堂での参拝を終えたミモロは、「う!奥の院だって~ここにもせっかくだから参拝しよう~でも、結構奥にあるのかな?」と、さすがに少し心配しながら石段へ
800段の石段を上ったことを思えば、あっという間に奥の院に到着。そこには、立木山を護る道了権現大菩薩が祀られています。
「ここに参拝すると厄除けのさらなるご加護がいただけるんだって~」とミモロ。
ミモロが奥の院から、石段を下ってくると、「あの~奥の院は、まだかなり先ですか?」と、参拝者に尋ねられました。
「大丈夫、すぐそこですよ~800段の石段を考えれば、あっという間です!」と答えます。その答えにホッとする参拝者。
お寺の受付でおみくじを引いたミモロ。
「あの~3番です~」と受付の方に「はい、吉ですね~」とおみくじを渡されます。
「何々…吉だけど、油断しちゃいけないんだって…帰りの石段気をつけなくちゃ~」と。
休憩所もありますが、今は、お茶の接待はありません。でも、そこからの眺めはなかなかのもの。
「向こうが琵琶湖かも…」
しばし、本堂の前のエリアで休んだ後、再び気を引き締めて石段に挑みます。「下りの方が、気を付けないとね~」と言いながら、手すりを使って下ろうとするミモロ。
でも…「ダメだ~この手すりの塗装、ボコボコしてて滑らない…」とお尻が痛かっただけ…。
転ばないように気を付けながら石段を下り終えます。石段の前に流れるのは瀬田川。
「わ~大きなお魚が泳いでる~なんだろ?」とじっと川面を見つけます。
そこには、鱒でしょうか?かなり大きな魚が悠々と泳ぐ姿が…。
「塩焼きにしたら美味しいだろうなぁ~グ~」とミモロ。う~お腹空いたんだ~すごくわかりやすいリアクション。
では、どこかに遅いお昼を食べに行きましょう。
*「立木観音」の詳しい情報はホームページで
後日談:ミモロが「立木観音」に参拝したと知人に伝えると、みんな口をそろえて「よくミモロちゃん行きましたね~大変だったでしょ!」と言われます。京都の人の参拝も多い厄除け観音。厄年にはお詣りに行く人が多いのだそう。
厄年は、男性は25、42、61歳、女性は19、33、37歳で、しかも数え歳のこともあるので、800段の石段を上るのは楽勝かもしれません。でも、高齢化が進む今、参拝者は60代以上も多数。「若い時に来ないと大変…もうこれ以上年を取ったら無理かも…」という人も。
参拝なさる時は、体調を整えて…特に夏は熱中症に気を付けて…水分持参で参拝しましょう。
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