「いよいよ今から始まるんだ~」と、ミモロが見つめるのは、弓馬術礼法小笠原流の皆様が奉納なさる流鏑馬を鍛錬するための「騎射」です。
GWの5月4日、京都「下鴨神社」では、「日本古武道振興会」による「古武道奉納」が行われました。
この奉納は、「葵祭」(賀茂祭)の儀式のひとつとして行われ、5月3日には、「騎射流鏑馬神事」が奉納されました。
「下鴨神社」に13時に到着したミモロは、さっそく「騎射」を拝見。境内には、多くの参拝者がいますが、なぜかミモロは、一番前に…
木馬に騎乗した弓の射手が、据えられた的を射抜きます。
「当たった!」次々に的を射抜く姿に、見物人から拍手が沸き起こります。
「流鏑馬って難しいんだよね~」と、乗馬をしたことがあるミモロ。
疾走する馬の上から、的を射るのは、本当に高い技術が必要。今年、「下鴨神社」で奉納された「流鏑馬」で、十年以上も最初の騎乗ですべての的を射抜く偉業が果たされたそう。
そもそも「小笠原流」礼法・弓術・馬術は、850年にわたり、武家社会に受け継がれてきた武家としての身につけるべき教養と技。
鎌倉時代から江戸時代…将軍家師範として武家のあり方を示してきたのが「小笠原流」で、現在31代当主が、その心と技を継承し、次の時代への道を作っているのです。
古式ゆかしい姿…日頃の修練があってこその凛としたお姿です。
武家社会が崩壊した明治以降は、日本の心と技は、一般の人に門戸を開き、伝えられることに…。
弓術や弓馬術だけではなく、多くの人に日本の礼法を指導なさっています。
「きちんとした礼儀って、教わらないとわからないよね~」とミモロ。礼法を学ぶお教室や講座、さらに企業の研修なども行われるそう。
境内にこの日設置されたテント…
そこには、礼法を学べる書籍なども…
実は、ミモロは以前にこの書籍を読んだことがあり、「ミモロちゃん、礼儀正しいわね~」とよく言われるのは、その成果かも…。きちんとした礼儀は、対する人へのリスペクトでもあり、絶対に身に付けたいもの。
そのテントには、記念となる品々もいろいろ…
いくつになっても、学びたい…そう思わせる小笠原礼法です。
拝殿では、
*「礼法弓術弓馬術小笠原流」の詳しい情報はホームページで
さて、境内の各所では、次々に「日本古武道振興会」に加盟するさまざなま流派の技が奉納されていました。
舞殿では…
そして拝殿でも…
迫力ある技が、見る人を魅了します。
昭和10年に設立された日本最古の古武道団体「日本古武道振興会」。現在約90流派千名を超える方々が、全国各地で古武道の大会を開催したり、古武道の保存振興をなさっています。
[なんか気が引き締まる感じだったね~」というミモロ。
5月21日まで続く「賀茂祭(葵祭)」の様々な神事や行事…。12日には「御蔭祭」、15日には、斎王代の行列が行われます。
「なんか気持ちいいね~」と賀茂川の畔を進むミモロ。
ここには、観光客の姿もなく…「いつもの日曜日より空いてる感じ…」。GWの今、京都の観光地は大混雑といわれますが、静かな場所も京都には、いろいろあるんです。
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