京都の桜も開花スタート。見ごろを迎えた「京都御苑」の近衛邸跡の雅な枝垂れ桜。

「わ～京都の桜、咲き始めたね～」とミモロ。1週間、GOTOトラベルで行った金沢日帰り旅のリポートをしている間に、京都は桜のシーズンを迎えました。

「もう、ここの桜、終わっちゃった～」とミモロが訪れたのは、出町柳駅そばにある「長徳寺」の早咲きの桜です。

すでにほとんどの花びらが散ってしまいましたが、地面には、ピンク色の花びらの絨毯が広がっています。

「これも素敵だよね～」とミモロ。今年は、満開の桜を見ることはできなかったけれど、これもまた一興。
ここの桜が咲き始めると、京都各所では次々に桜が開花を始めます。
「ここが京都の桜の始まりのお知らせのひとつなの～。いよいよ今年もいろんなところの桜のレポートしなくちゃね～」と張り切るミモロです。

日曜日のこの日、鴨川には、多くの人が、暖かな春の陽光を浴び、遊ぶ姿が見られます。

「なんかコロナが嘘みたい…。もう1年たったんだ～」と、昨年の今ごろから、本格的にさまざまな自粛が始まり、生活は制限され始めたのです。

今年も、お花見は自粛要請がされ、桜を見ることはできても、花の下で宴会など集団での飲食は避けなくてはなりません。
「また、ひとりでお花見するのかな？」とちょっと寂しいミモロです。

昨年の今ごろも開花していた「京都御苑」に向かいます。
今出川通に近い、御苑の北側に位置する「近衛邸跡」は、桜の名所のひとつ。
「うわ～今年もキレイ！」と、ミモロは、自転車から飛び降りると、柵のところで枝を長く垂らした桜に見とれます。

毎年、3月中旬にほころび始める枝垂れ桜は、御苑の中でも、最初に咲き始める桜です。

まるで花びらが滝のように下がり、風にそよぐ姿は、なんとも雅…「さすが京都御苑らしい品格を感じるね～」と、ミモロが好きな桜のひとつなのです。

「すごいね～」と、もう言葉にならないミモロ。

目の前に広がる桜の姿に圧倒されている様子。


青空を背景にその美しさはいっそう際立っています。


このエリアには、約60本の枝垂れ桜が植わっているそう。2019年の台風で大きな被害を受け、そのうち、何本かは、根こそぎ倒れたり、また多くの桜が枝を折って、以前より、まだ幾分、ボリュームに欠ける気はしますが、それでも充分見事です。


満開の桜を次々に見てゆくミモロ。
「まだつぼみもあるから、今週中は楽しめるね～」と。


まるで大きなピンクの傘を広げたような枝ぶり。「う～春が始まった～」と、自然にウキウキしてきます。


「近衛邸跡」の枝垂れ桜を鑑賞したミモロは、今出川御門へと進みました。
その途中…
「あ…」というと、自転車から飛び降りて…そこには、椿が地面にコロコロと…

上を見ると、まだ枝についた花も見えます。


「お掃除される前に見られてよかった～」とミモロ。なかなか出会えない景色かも…


「京都御苑」では、苑内各所でしばらくすると山桜などが次々に開花します。
「また来なくちゃね～」と、春の楽しみの始まりです。


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