ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

祇園祭、町中に神様が勢ぞろい。女性と縁の深い占出山や保昌山などへ。人気豚まんもゲット

2013-07-17 | 祭事・神事・風習

13日、「大船鉾」でのお手伝いのボランティアを終えたミモロは、お友達といっしょに、山鉾巡りに出かけました。この夜は、まだ食べ物などの出店はなくて、雨上がりということにあり、人影もまばら…。「ゆっくり見られていい感じ…」。

すでに山鉾のある町内の多くは、訪れる人を迎える準備がほぼ整っています。
室町通の「黒主山」の近く「帯匠 譽田屋源兵衛」のお店の脇には、毎年、大きな鯉の旗があがります。
そばには、5匹の黄金の鯉を見つけると幸運という表示が。その旗の前では、訪れた人が、真剣に見上げて、金色の鯉を探しています。ミモロも、旗のそばに…「うー近すぎて見えない…」。でも、なんとか4匹は見つけたのですが、残りの1匹が見つかりません。「ダメだー。他の場所で幸運になろう…」と、あっさり諦めて別の山鉾に移動することに。

室町通を錦小路通まで下がって、「占出山(うらでやま)」に。

そこには、今年新調された「三十六歌仙」の水引が披露されています。

「6年がかりで完成したんだってー」と、展示を眺めていると…「もしかしてミモロちゃん…」と声が。
「ハイ…ミモロです」「ブログ見てますよー。前にテレビにも出てたでしょ!一緒に写真撮っていいですか」と。
「わーうれしい…ミモロのこと知ってるんだー」と大喜び。「へーそんなに有名なんだー」と、そばの係りの方も。

ちょっと照れながらも、ハイポーズ。「ここって、縁結びや安産のご利益があるんだよ。きゃー素敵な出会いに恵まれちゃったー。やっぱり幸運だねー」と。
会所では、浴衣姿のかわいらしい女の子たちがお手伝い。

「あ、そうだ、前に行った北京料理の「膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり」で、この祇園祭のときだけ、豚まん売ってるっていってたっけー」と、さっそく錦小路通を西へ移動。「売ってるーこれこれ…」

「わー大きな豚まん…外側にタレがかかってるんだー」「ミモロちゃんいらっしゃー」と店長の武市さん。
挨拶しながらも、ミモロの目は、豚まんに釘づけです。
次々に訪れるお客さん。スタッフも大忙し。

「14日からは、行列ができるのよ」と、そばのお友達。「じゃ、やっぱり今日食べなくちゃー」と。
ボリュームたっぷりの豚まんで、中身もたっぷり。1個400円。

「ミモロちゃん、縁結びで有名な「保昌山」に行かない?ちょっとここから歩くけどいい?」とお友達。「うん、もちろん縁結びならミモロも絶対行きたい!」と、2人は、室町通を南下して、四条通も越え、高辻通を東に向かいます。
会所の2階には、ご神体の平井昌保の人形が。和泉式部に恋した男性で、その恋が成就したことから、縁結びの山と言われます。
「こんばんはー」会所の入口でご挨拶。「いらっしゃい」
「去年も来てますよねー」と、ミモロの顔を覚えていてくれました。なかなか一度会うと忘れられない顔のよう。「ここの御守や団扇可愛いんだよねー」。

「縁結びの御守買おうかなー」と。

「あ、その前に、ちょっとお隣にも挨拶して来よう…」とミモロが向かったのは、日本画材の卸「上羽絵惣」。胡粉ネイルで有名なお店です。
「ミモロちゃん、いらっしゃーい」笑顔で迎えてくれたのは、お友達の石田結実さん。スッキリとした浴衣姿がステキ。
「どうぞ、休んでってー」と、ミモロは、結実さんのお友達の輪に。

「ミモロちゃん、これプレゼント…」と、渡されたのは「保昌山」の御守です。
「御守は、自分で買うより、他の人から贈られると、いっそういいのよ」と。「えーそうなの?」
「他の人が自分のために、幸せになるよう祈ってくれた…て思うと、幸せになろう!って、いっそう思えるでしょ。また、自分の幸せばかりお願いするより、他の人の幸せを祈る…そういう気持ちが、回り回って、結局、自分に幸せをもたらすことになるんだから…」と、結実さん。ミモロと一緒に行ったお友達にも御守を…。

「なんか絶対、結婚できる気がします」と、「そう、まずは、自分でできるって思うことが大切よ」と結実さんはアドバイス。「縁結びの御守は、男女の縁だけじゃなくて、人の縁、仕事の縁、お金の縁だって結ぶのよ」と。

「どうも、ありがとう…ミモロも、もっともっといろんな人と素敵な縁が結べる気がしてきた!」と。

「えーミモロちゃん自体が、もう『福招きネコ』って、京都では言われ始めているじゃない…。ミモロちゃんに会うとみんな笑顔になって、しあわせな気持ちになるんだから…。ブログ見てるだけでも、心が温かくなりますよー。今夜も私にこんな素敵な出会いをくれたんだから…」とお友達。そう言われて、ミモロは、嬉しそう…。

確かに、ミモロと撮影すると、みんなステキな笑顔の写真になります。やっぱりミモロには、ちょっと不思議なパワーがあるのかも…。

それぞれ山鉾の会所では、ご神体をお祀りしています。ですから、見物…というより、参拝の気持ちで訪れたいもの。
「そうかー祇園祭の間は、たくさんの神さまに会えるってことねー」

祇園祭の夜は、町中に楽しそうな話し声が、夜遅くまで響きます。




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4 コメント

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Unknown (竹口のおばちゃん)
2013-07-17 11:08:29
そうですか!   お守りは、ひと様のために買った方が良いのですか!
私は自分のことしか考えてなかった。
どなたか、私のためにお守りを買ってくれないかしら?   と、待ってたらアカンのですね。
では、あの方のためにお守りを一つ...そう思うだけで、確かに幸せな気分になれる。

ええこと、教えてもらった。
ありがとう、石田結実さん、それから、ミモロちゃんも。
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福招き (がちゃぴー)
2013-07-17 21:35:47
鉾を見るだけでなく、会所を回って いろいろな人と縁をつなげるんだねー
祇園祭に行ってみたいです。あーでもミモロちゃんのブログをみて すごく楽しんでます。
福招き猫さん 明日のブログも楽しみデス。
返信する
縁結び・・・ (mimoro)
2013-07-18 01:33:12
今年も、祇園祭で、たくさん新しいご縁を頂きました。
すごく嬉しい・・・。

せっかく出逢えた方を、大切に
しなくちゃねー。

ホント、お祭りって、いろんなこと、
ミモロに教えてくれました。



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Unknown (Unknown)
2013-07-18 08:46:16
下から、見上げた 岩本 相根です。
大変、失礼しました。写真を送信するには
どうすれば、いいのでしょうか。
rock-alone@siren.ocn.ne.jp
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