「今年は、中秋の名月と満月が8年ぶりに重なる日なんだって~」と9月21日を楽しみにしていたミモロ。
「下鴨神社」では、毎年「名月管絃祭」が、琴、琵琶、雅楽などを演奏する崇敬者のご奉仕で行われます。
18時ごろから始まる演奏ですが、今年、ミモロは用事があって、19時頃に到着。
境内は、すでに夜の闇に包まれ、そこに設置された、日本酒や和菓子の名店の仮設テントの光が、浮かび上がっています。
「あ、加茂みたらし茶屋のテントがある…わ~みたらし団子も売ってるよ~」と駆け寄るミモロです。
「もう売り切れだったんですが、ちょうど今追加が届いたところです」と。そこには5つありました。
「ひとつください~」とミモロは、お詣りも、演奏などを聞く前に…。「月より団子」のミモロ。「お月見団子だよ~」と。
ミモロが会場に着いたときは、すでに演奏のプログラムは、半ばを過ぎていて、「越天楽」などの演奏が…笙や横笛の雅な音色が境内に響きます。
「なんか平安時代みたいだね~」と、その音色に惹きつけられるミモロ。
続いて、琴の演奏が…。
NHK朝ドラ「おかえりモネ」のテーマ曲の演奏も…。
その演奏の途中から、雨が降り出しました。実はミモロが神社に到着する前にも、雨が降ったようで、地面や椅子も濡れていました。
「わ~どんどん降ってくる…」とミモロはタオルを頭からかぶり、傘の代わりに・・
雨の中も続く演奏…
すでにミモロの周囲の人たちは、屋根のある回廊などに移動しています。まだ、そこで見るの?
「う~」とさすがのミモロも、それ以上雨に濡れると、カビの原因になるので、屋根のある回廊へ。
そこから最後の舞楽を見つめます。
「納曾利(なそり)」という演目は、2頭の龍が遊ぶ姿を表したもので、「源氏物語」や「枕草子」にも登場する舞だそう。
「へぇ~平安時代の人たちも同じ舞を見てたんだ~。どんな風に思ってたんだろ?」と平安時代の人たちの心を思いを馳せるミモロ。
次は「白拍子」。そのころは雨も上がり、再びミモロは椅子席に戻ります。
謡いに合わせ舞う姿を見つめます。
そして最後は「蘭陵王(らんりょうおう)」という豪華な装束で舞う武将の舞です。
昨日は、本当に美しく輝ていたお月さま。この日は、夜中近くなって、やっと姿を見せてくれました。
「雲の向こうで、お月さま、きっと見てるね!」というミモロ。
神社には、お月さまに供える団子や果物、野菜、お酒などが飾られています。
管絃祭に飾られていたススキや萩は、参拝者に分けられ、それぞれが家に飾ります。
「ミモロもススキ頂こうかな?」と、「はい、かわいいクマちゃん、どうぞ~お名前は?」と神社の方。
「ミモロです。ネコです…」と自己紹介。
家に戻ったミモロは、みたらし団子をいただきます。「お月さま…いっしょに食べようね~」と言いながらパクパク…。
久しぶりの夜の宴。境内には昨年より多くの人が訪れていました。「みんな夜のおでかけしたかっただろうし、みんなに会うのうれしいよね~」と。神社では、「どうぞ密にならないように…」と注意を促します。
「雨だったけど、なんか気持ちがすっきりしちゃった~」というミモロ。きっと参加した人も同じような思いだったはず…。
月は見えなかったけれど、素敵な夜になりました。
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます