「え~こんなに寒い冬なのに、落ち葉の下にも、虫がいるの?」
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1月21日に開催された「京都御苑」の「冬の自然教室」。
年に4回開催される子供から大人まで市民参加の自然観察会です。
植物や鳥類、昆虫などの専門家が、「京都御苑」の自然を案内して下さいます。
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「え~どこにいるの?」とミモロは、落ち葉を裏返して虫を探します。
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資料によると、昆虫は、低温から命を守る方法をもっているのだそう。
「冬眠中に体が凍ったら死んじゃうもの…不思議~」とミモロ。
その方法は、体が凍っても、細胞の外だけ凍らせて、内部を凍らない仕組み。そして、体が凍らない場所で、体内に凍りにくい物質を増やす仕組みだそう。
樹木の皮や葉、落ち葉には、昆虫が、卵や幼虫、サナギなどで冬眠し、春を待っているのです。
「落ち葉の下に、ゴマダラチョウの幼虫がいるかもしれません…」と、この日、昆虫のことを説明してくださる河合先生。
「え~ここに蝶の幼虫がいるの?」と、ミモロをはじめ、参加者はみんな落ち葉を真剣に見つめ、探します。
「あ、見つけました!」と、参加者の一人が声をあげます。
「よく見つけましたね~」と、河合先生の元に届けられたのは、小さな黒っぽい幼虫です。
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「これが、ゴマダラチョウの幼虫です」と。
「あれ?イモムシや毛虫じゃないんだ~」と、想像とは違う姿。
「はい、よく見てください~」
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なんと2つの角がある変わった姿…なんでも、この角は、アシナガバチなどの敵から身を守る武器になるそう。
「え~こんなに小さいのに、敵を戦うんだ~すごい!」と感心するミモロ。
「でも、これが大人になると、キレイな蝶になるんだ~不思議~」と、どうも想像できないミモロです。
厳しい寒さの中…昆虫たちも必死に命を繋いでいることがわかりました。
草地の多い「京都御苑」の敷地も冬は、草が枯れて茶色が広がりますが、その中で、緑の葉を茂らせているのは…
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「これは、彼岸花です」と、植物担当の上村先生。
「え?あの赤いお花付ける彼岸花??」と首をかしげるミモロ。
「はい、そうです。彼岸花は、花が咲く時期には、葉はなく、冬に葉を茂らせます」と。
「そういえば、葉っぱ見たことないかも…いつもお花しか気にしないから…」とミモロ。
そして木のそばに生えているのは大きなキノコ…
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「あ、これ知ってるエノキだ~」と、京都の山里久多で毎年キノコ狩りをしているミモロは、見たことがありました。
「皆さんが知るエノキは、栽培されたものですから、天然ものは感じが違いますね」と上村先生。
「こんなに大きなエノキ、久多の山でも見たことない…さすが御苑…美味しそう…」と思うミモロ。
「採っちゃダメ…」と場所も秘密にしようと…。
「京都御苑」では、400種類以上のキノコが確認されていますが、キノコは、毒性があるものが多く、よほど詳しい人でないと食べられるキノコを判別するのは難しいもの。ミモロもキノコ狩りの後は、採って来たものを専門家に見て頂き、大丈夫というものだけを持って帰るようにしています。
くれぐれも「京都御苑」でキノコを採らないように・・・!!!
大きな木の枝を見上げると…「わ~大きな蜂の巣…」
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「これはスズメバチの巣ですね~でも、もう蜂は中にいませんから、大丈夫ですよ」と河合先生。
蜂の生態のお話を伺ったりしながら、じっと巣を見上げるミモロです。
「あの模様素敵だよね~」と。蜂の巣の絶妙な模様は、働きバチが集めた木の皮などで作られたもの。
人に危害を与えない状況であれば、蜂の巣はそのままに…それが自然のバランスを保つことに通じるそう。
環境省と京都御苑管理事務所主催の「自然教室」は、9時20分にスタートし、昼の12時におしまいに…。
「2時間以上なのに、あっという間だった~」と、歩く距離は、それほどではなかったのですが、立ち止まり観察する楽しい時間でした。
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閉会の挨拶があり、参加者は解散します。
「次は、春に開催されるのかな?また、参加したい!」と思うミモロです。
梅の花もちらほら咲き始めた「京都御苑」。
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「春が近づいてるんだね~」と、まだまだ雪の日もあるかもしれない京都ですが、確実に春は近づいています。
先着順なので、4月に近づいたら、「京都御苑」のホームページやポスターなどを確認してください。
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