「3年ぶりだよね~やっぱり夏は、ここで過ごさなくちゃ~」と、ミモロが感慨深げの表情をしているのは、京都の花街「上七軒ビアガーデン」です。
コロナの影響で、営業できなかった2年間。夏に人気のビアガーデンの中でも、京都らしい情緒あふれる場所なのです。
「ここに来るなら、やっぱり浴衣がいいよね~」ということで、ミモロはお気に入りの浴衣を着て…。
夜18時に「北野天満宮」のそばの「上七軒歌舞練場」でお友達と待ち合わせをします。室町時代に七軒の茶店を建て、天満宮の参拝者の休憩所にしたことをルーツとする歴史ある場所。京都最古の花街で、今も京都の伝統を継承し、舞妓さんや芸妓さんが芸道精進に努めています。
「わ~ギリギリになっちゃった~もうみんな集まってるかな?」とミモロは、入口へ急ぎます。
「ミモロちゃん、お久しぶり~元気だった?!」と、以前もご一緒させていただいたみなさん。職業も年齢もバラバラ…でも、気の合うお仲間で、これ以外にも、集まることがあるのだそう。
「さぁ、お席に行きましょう~」と、ミモロたちは、建物の奥へと進みます。
コロナ感染予防のため、テーブルにつく人数は、余裕をもったもの。
「さぁ、まずはビールで乾杯しましょう」と。
「乾杯!」ミモロは、泡を息で飛ばすと、ゴクゴクと喉を潤します。
「プワ~美味しい~」と口の周りには、ビールの泡。やはり暑い夏には冷えたビールは格別です。
「上七軒ビアガーデン」は、7月1日から9月5日まで、17:30~20:30に30分毎に入店でき それぞれの制限時間は2時間です。
生ビール1杯と酒の肴1品で2500円。それ以上は別途有料の追加注文で…。
ここのビアガーデンの楽しみは、料理ではなく、その京都らしい雰囲気…
上七軒にいる舞妓さんや芸妓さんとの時間が、最高のおもてなし。
「おいでやす~」と、浴衣姿の舞妓さんが各テーブルにご挨拶に来てくれます。
「わ~かわいい舞妓さん…」とミモロ。なんかミモロに似ているよう…
「浴衣、ようお似合いですね~」と褒められたミモロ。「あ、そ、そうですか~」とやや緊張気味。
千社札も頂戴し、素敵な記念に…。
「こういう場所じゃないと、舞妓さんと話しできないんだよね~」と抱っこされながら嬉しさが表情にも…。
よく道で舞妓さんを見かけても、話しかけることは控えましょう。舞妓さんも返事をしてくれません。それは、お座敷などで、お客様にならない限り、会話を控えるのが花街の決まりごと。例えば、バーなどで隣り合わせても、ご一緒しているお客様の許可がないと、話ができません。ですから、気軽に話しかけたり、触ったりするのは控えてください。また無断で撮影するのも、失礼な行動です。
「キャ~かわいらしいクマさんどすなぁ~」と、素敵な芸妓さんも来てくれました。
「ミモロちゃんは、ネコなのよ~」と、そばのお友達。「いや~かんにん~ネコちゃんどしたか~」とミモロの顔を見つめます。「・・・」無言で微笑むミモロでした。
提灯がともる建物は、本当に京都情緒満点。
京都旅の夜、ぜひ事前予約して訪れてはいかがでしょう。他の地域にはないビアガーデンといえます。
楽しいひとときは、あっという間に過ぎていきました。
「あんまりお話できなかったけど、また、どこかでご一緒しましょうね」とオーストラリア出身の留学生のお友達。
「やっと日本に戻れました~」と。コロナ感染が始まり、オーストラリアに帰国なさっていて、やっと留学生の渡航許可が下り、再び京都に暮らせるようになったのです。
「もう帰るの~」と、ミモロは慌てて出口へ向かいます。
「やっと京都らしい夏・・・って感じ…。お友達にも会えてうれしかった~」とミモロ。
夏の京都旅に訪れたいおすすめの場所のひとつです。
*「上七軒ビアガーデン」の詳しい情報はホームページで
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