ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

大阪「万博記念公園」の「太陽の塔」内部見学へ。48年前が蘇る「生命の樹」

2018-09-25 | 国内旅行

9月の中旬、ミモロは、お友達が予約してくれて、「万博記念公園」にある「太陽の塔」の内部を見学することになりました。今年から、48年ぶりに一般公開された塔の内部です。

ミモロは、京都河原町から阪急電車と大阪モノレールを乗り継いで、約1時間で、「万博記念公園駅」に到着しました。
「思ったより近いんだ~交通の連絡がすごいいい~」と、まだ関西の地理に疎いミモロです。

大阪モノレールの「万博記念公園駅」は、別名「太陽の駅」と呼ばれるらしく、別の表示も。
 

初めて乗った大阪モノレールも快適です。
 

広々した駅のホールにはモノレールの模型も。そこでちょっと遊びました。
 

駅の周囲は、高速道路やモノレールの線路が集まる場所。「なんかスケール大きいね~」京都では見られない景色です。「あ、太陽の塔が見える~」と感激。さらに
「わ~大きい~」
駅のそばの「エキスポシティ」には、巨大な観覧車が。京都の動物園の観覧車に乗り馴れているミモロは、ただビックリ。

ミモロは、キョロキョロ。京都から来たおのぼりさん状態です。

さて、「万博記念公園」は、1970年の大阪万国博覧会(大阪エキスポ)の用地を、閉会後整備し、かつては遊園地などもあった人々の憩いの場になっています。


万博が行われた当時の建造物は、「太陽の塔」と「エキスポパビリオン」など、現在はわずかしか残っていません。

さて、250円の入場料を払い、公園の中へ。入口の正面には、もちろん高さ70mの「太陽の塔」が聳えます。
「じゃ~ん、お顔が3つだよ~」とミモロ。丸顔が3つ連なる写真に・・・。

テーマ館のプロデューサーとなった前衛芸術家 岡本太郎が、大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」を表現した塔は、単なる巨大オブジェではなく、まさに万博の顔になりました。閉幕後の1975年に「太陽の塔」は、永久保存が決定。でも内部は、2018年の再生および常設展示施設になるまで、48年あまり閉ざされた状態になっていたのです。

「太陽の塔」には、3つの顔があります。(ミモロの顔は含まれません。あしからず・・・)
塔の中央部、お腹の部分のコンクリート製の「太陽の顔」は、「現在」を。

頂上の「黄金の顔」は、「未来」を。

そして、後ろ側、背中に描かれた「黒い太陽」は、「過去」を、それぞれ表現していると考えられています。

それは岡本太郎自身が、なにも語っていないからだとか…。

48年たっても、その迫力は決して衰えることはありません。


さて、ミモロは、お友達が予約してくれた時間に「太陽の塔」見学の受付へ。

内部の撮影は、できないので、ミモロに語ってもらいましょう。

「中に入ると、中央に『生命の樹』っていう大きな樹が立ってるの。そこに下から上へ、アメーバ―から人間まで、いろいろな生物が止まっています。それを螺旋階段で、上へと進みながら、見学します。大きな恐竜やゴリラも樹に乗ってました。なんかすごく命のエネルギーを感じる、すごく不思議な空間なんだよ~」とやや興奮気味に語るミモロ。

実は、長い間、内部は、放置され、さまざまな生物の模型は、かなり傷んでしまったそう。その多くが、当時の写真や資料をもとに再生されたのだそう。中には48年前の当時のままのものもいくつか見ることができます。

子供のころ、私は、この大阪エキスポに行って、太陽の塔をはじめ、いろいろなパビリオンを見学したんですが、ほとんど覚えていません。コーラやファンタを初めて飲んだ。月の石をみた・・・そんなことしか記憶にありません。
当時は、多くの観客が押し寄せて、何時間も入場するのに待たなければなりませんでした。内部もそれは多くの人で、「太陽の塔」もエスカレーターに乗って、進みました。そして今はない屋根の部分へと進んだのです。

「う~階段結構キツイね~」と、ミモロ。もともとエスカレーターだったので、歩きにくい感じでした。

岡本太郎のパワーがみなぎる内部。「見学する価値十分だね~」とミモロ。見学者の多くは、48年前を知らない世代でした。それでもこの塔の内部には、感激していました。

「あ、腕の部分もまるで未来に続く空間みたいだったね~」と外にでて、塔を見上げます。


「あべのハルカズ美術館」でも「太陽の塔」に関する展覧会を11月4日まで開催中。


*「太陽の塔」への入館予約は、ホームページで

ぜひ一度、行ってみてはいかがでしょ。70年代への思いが蘇るひとときにもなります。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより

人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

22日、京都の岡崎公園で開催された「動物愛護フェスティバル」。動物の命の大切さを再認識

2018-09-24 | イベント

22日、京都東山の「平安神宮」のそば「岡崎公園」で、「動物愛護フェスティバル」が開催されました。
 
公園には、犬を吊れた人たちも大勢訪れていました。

ステージでは、動物愛護の活動に尽力する杉本彩さんが、盲導犬や検疫探査犬など社会で活躍する犬の紹介をしていました。
 
「みんな偉いワンコなんだ~」と、尊敬のまなざしで見つめるネコのミモロです。


さて会場には、犬や猫を愛する人たちのためのさまざまなグッズなども販売。
 

もちろんさまざまな動物愛護団体が主宰する、ネコや犬の里親募集のブースも…
 
「みんな、安心して暮らせるお家が見つかるといいね~」と思うミモロです。
 

「よかったらクロスワードパズルして、缶バッチプレゼントしてます。やりませんか?」と声を掛けられたミモロ。
それは「京都動物愛護センター」のボランティアスタッフ募集のブースです。「はい、やります」とミモロ。
「え~と」
保護されているネコや犬の名前を記入します。「はい、できました~」「全部マス埋まってますね。どうぞ好きなの選んでください~」とスタッフに。
「みんなかわいい…どれにしよう」
ミモロは、ピンクのバッチをもらいました。
さて、このボランティアは、十条駅の近くにある「京都動物愛護センター」で、保護されている犬や猫のお世話をしたり、来場者への対応、イベントの企画、実施、展示物の作成などをするお仕事です。
応募期間は、9月26日まで「京都動物愛護センター」のホームページで申し込めます。
動物好きで、家で飼えない人も、ぜひボランティアとして動物たちをお世話してはいかがでしょ。

会場では、動物の健康や飼い方などに関する相談ブースもありました。


さて、会場の入口でパンフレットを配っていたのは、「NPO法人アニマルライツセンター」の方々です。
 
犬・ネコだけでなくあらゆる動物の生きる権利を訴える活動をしています。
毛皮やダウンなどファッションのために犠牲になっている動物。また人間に食べられる動物たちなど、さまざまな方面から動物の保護および生きる権利を訴えています。
「う~ミモロ、お肉もお魚も食べるの大好きだし~」とパンフレットを見ながらポツリ。
「お肉じゃなくても美味しいものはたくさんあるんですよ~」と、大豆などで作った料理を紹介してくれました。
「え~これお肉じゃないの?」精進料理の見立て料理のような感じの品々です。
最近は、毛皮をファッションに使用しないブランドも増えているのだそう。
人間の生活は、多くの動物の犠牲の上に成り立っていることを、改めて知ったミモロです。


動物を愛する人たちが集う「動物愛護フェスティバル」。いろいろな視点から動物の命の大切さを、多くの人々に伝えるフェスティバルなのです。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

23日まで「みやこめっせ」で「ハンドメイド フェスタin京都」開催。温もりの作品がいろいろ

2018-09-23 | イベント

9月の2番目の連休は、京都各所でいろいろなイベントが花盛り。ミモロは、岡崎公園へ出かけました。「あ、まず『みやこめっせ』に寄ってこう~」と、向かったのは、1階の展示会場です。
 
そこでは、「JEUGIA 120周年記念行事」として「ハンドメイド フェスタin 京都」というハンドメイドの作品を展示、販売する目ーケットブースなどが楽しめるのです。
ミモロは、会場内ろウロウロ。「あ、お茶席もある~」フードブースもありました。
 

いろいろな作家さんをはじめ、JEUGIAカルチャーセンターなどでお教室などをなさっている人たちが出品する作品は、どれも個性的。
ミモロが興味を抱いたのは、昔懐かしい雰囲気が漂うお人形です。
  
人形を製作したのは、岡山に住む三田雅子さん。長年教職につかれ、退職なさってから本格的に始めた人形づくりです。
おばあちゃんをテーマにした作品は、ほのぼのとした田舎の暮らしが…。
「お疲れ様~」
とミモロは、おばあちゃんの肩たたきを…。「ありがとね~」とおばあちゃんもうれしそう。
自費出版されたという写真集には、心和む世界が展開されています。

「あ、これ知ってるもん~」と次に訪れたのは、日本絵具の胡粉をつかったネイルエナメルの「上羽絵惣」のブースです。
 
ここでは、ネイルと絵具で、栗のブローチづくりのワークショップが行われていました。

「あ、ここでもワークショップやってる~」と訪れたのは、「宗作和布遊び 繭の詩」のブースです。
「こんにちは~お久しぶりで~す」「あ、ミモロちゃん来てくれたんだ~」と笑顔で迎えてくださったのは、いつもミモロの着物を仕立ててくださる赤塚靖枝先生です。
 
ここでは、和布を使った小物づくりのワークショップが…。
「今日は、お着物ないのよ~」と先生。「あ、そうなんだ~」とミモロ。でも素敵な着物姿のお人形が…
「黄門さまもいるよ~」

また、「わ~かわいいビーチサンダル~」と思わず立ち寄ったのは、沖縄で人気の「島ぞうり彫り」の「もっぷ工房」。
 
「ビーチサンダルの白い部分を彫刻刀のようなナイフで絵を彫ってゆくんですよ~」とブースの方。京都にお住まいだそう。

その細かさにビックリ。彫ってあるので、決して模様が消えることはありません。「これ手彫なんですか?」とミモロ。
なんともおしゃれなビーチサンダルです。
 
ミモロも欲しかったけど、サイズが…。おこんな素敵なサンダル履きたいなぁ~」と憧れるミモロでした。

「なんかお腹空いた~」とミモロは、フードブースへ。
 限定発売の音符などが入った「亀屋良長」のお菓子も。

美味しそうな焼き菓子も・・・「おやつもあるから、ずっと居られるね~」とミモロ。
 

23日は、10:00~16:00です。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月末まで味わえる、上七軒の「老松」のグレープフルーツでできた「晩柑糖」

2018-09-22 | グルメ

9月のある日、ミモロは、「北野天満宮」そばの上七軒にある「有識菓子御調進所 老松」へ立ち寄りました。
「ここだ~」
白い暖簾がかかるお店は、和菓子好きなら一度は訪れたことがあるだろう、有名な和菓子屋さんです。

「あ、晩柑糖だって~なんだろ?」と店の表にかかる額を思いながら店内へ。


「こんにちは~」「はい、いらっしゃいませ~」
いつもは、大勢の人でいっぱいのお店ですが、この日は、すでに夕方だったこともあり、静かにお品が選べそう。

 
京都の人たちに愛される和菓子は、お茶席をはじめ、神社やお寺の御用達もいろいろ。

そもそもこのお店は、古来より朝廷に伝わる有識故実による儀式・典礼の際に使われるお菓子なども手掛けています。その高い技術が、他のお菓子をも生み出しているのです。
 

「え~となんにしようかな?」とミモロは、ガラスケースを覗きます。

上菓子、羊羹、焼き菓子などいろいろな種類を前に、また悩むミモロです。

「これ北野天満宮の梅でできた梅酒で作ってるんだって~。美味しそう~」
「梅酒羹」に心惹かれます。

ほかに、「松風」は、中に桃が入ってる白みそ風味の焼き菓子。
「これも美味しそう~」

でもやはり気になるのは、表の看板にもあった「晩柑糖」です。
「やっぱりこれにしよう~」

毎年、春4月になると夏ミカンを使った「夏柑糖」というお菓子が発売されます。夏ミカンをひとつひとつ手で丁寧にくりぬいて、絞った果汁と寒天を合わせ、再び皮の中へ。

「これグレープフルーツだって~」とミモロ。そう、すでに夏ミカンの時期は過ぎ、その製法でグレープフルーツで作ったお菓子です。

「夏ミカンの食べたことある~。美味しいんだよね~」と思いだすミモロ。「これ1つくださいな~」
さっそく包んで頂きました。

「ちょっと重いけど~」
ずっしりとした重さながら、しっかり持って帰ります。
「ありがとうございました~」「はい、またお邪魔します~」


家に戻り、さっそくいただきます。
「う~美味しそう!」とお皿にのせて…。ダメ~ひとりで全部たべちゃうつもり?

「え?だって~美味しいんだもの」と丸ごとスプーンですくって食べるつもりのよう。

みんなで分けていただきましょうよ~。「え~」とちょっと不満そう…。
小さなお皿にカットしたものを移し、いただきます。
「いい香り~」グレープフルーツの甘酸っぱい香りがミモロの鼻をくすぐります。

爽やかな甘さのお菓子は、なんとも美味しく・・・あっという間にいただきました。

「いつか丸ごと食べるんだ~」と、その日を夢見るミモロでした。


*「老松」の詳しい情報はホームページで

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより

人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都のマダムたちの間で評判の「ヨガと朝ごはん」のイベント。

2018-09-21 | イベント

ミモロは、ある日、お友達の出張料理家の三田さんから「ミロもちゃん、この夏、猛烈に暑かったから、体にいいことしない?」と誘われました。それは「ヨガと朝ごはんで夏の疲れを癒す」というお教室です。

「うん、そう~やっぱりなんか疲れ溜まってる気がする~」と、さすがに食欲旺盛なミモロですが、「う~最近、ちょっと食が細くなってる気がする~」と。(本当は、全然、食欲は衰えていません)

そこで、メールで連絡された三条通のあるマンションの一室へ出かけました。
広いリビングルームには、大きなテーブルがあって、そこには、すでに朝ごはんの用意が整っています。
「これ食べていいの?」そこには、「さつまいもごはん」「具だくさんのけんちん汁」など胃腸の働きにいいお料理が並んでいました。

「ミモロ、さつまいも大好き~。いただきま~す」
モグモグモグ

会話もそこそこに、朝ごはんに夢中。「だって美味しんだもの~」
「これホタテとエキンぎのすりごま炒めだって~」


テーブルのセンターには、まるでお花畑のようなカラフルなサラダ。
さまざまな食材が楽しめるサラダです。

いずれも美味しくて、体にいいものばかり。参加者のみなさんは、三田さんを通じ、いろいろな活動に参加されているそう。

ミモロが参加したのは、2部。すでに1部に参加された方は、ヨガで体をリフレッシュされています。

ミモロたちは、これから藤原先生のヨガに参加するのでした。

「どうしよう~これからヨガやるんだった・・・朝ごはん、美味しいからたくさん食べちゃった~」とポッコリ膨れたお腹が気になるミモロです。
「お腹いっぱいで、前に体曲げられない…」

リビングのテーブルを片付けて、フロアにヨガマットを広げ、そこでいよいよヨガのレッスンが始まりました。

「2部は、グッとリラックスしたヨガをやります。気持ちよく寝ていただいても構いませんよ」と。

「は~い」とミモロ。まずは深呼吸。そしてマットの上に寝ころんで、体を伸ばします。「はい、気持ちよく伸びてください~」


今回のヨガは、ストレッチが中心。日ごろ使っていない筋肉などをゆっくり伸ばしていきます。

そして最後は、マットの上でリラックス。ミモロは、すっかり熟眠。


「ミモロちゃん、リフレッシュしましたか?」と三田さんと藤原先生。
「はい、でもまだ眠い~」

京都では、プライベートスペースでのさまざまなレッスンやお教室が人気です。

参加費は、4000円でした。「う~たくさん食べたし、ヨガも体験したし、なんか充実した時間だった~」とミモロ。

インターネットの普及で、お教室のスタイルにも変化があるよう。ますますこういうタイプのお教室が増えそうです。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング


ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする