今年の夏休みに、ミモロは、お友達に誘われて「深泥池」の水生生物の調査に参加しました。
古来より、様々な生物が暮らす「深泥池」は、まさに水生生物の宝庫。
でも、近年、ブラックバスやブルーギル、ウシガエル、ミシシッピアカミミガメなど、外来種の生物が、この池に住む在来種を食べてしまったり、その生態系が大きく変化しています。
池本来の生態系を維持するために、様々な人が調査し、外来種を駆逐したり、日々努力を重ねているのです。
GWや夏休みなど、子どもたちを招き、生物に触れ合い、より理解を深める調査・観察会などが催されています。
今回のモニタリングを指導くださる竹門先生をはじめ、研究者や学生などに従って、ミモロなど参加者は半日、池で過ごします。
まずは、前回などのモニタリングの結果を知ることから・・・。
「なるほど~」
外来種の魚の増加。在来種の減少。プランクトンや有機物の増加などの問題が明らかになり、その原因は、浮泥の増加による酸素不足から、昆虫などの減少が見えてくるそう。
環境改善のためには、水生植物の間引きや泥抜きなどが必要なのだとか。
「では、実際にどういう底生生物がいるか、調査しましょう。みなさんネットで岸の近くにいる生物を捕まえてください」と。「は~い」ミモロはやる気満々です。
「ミモロちゃん、池に行く前に虫よけスプレーしましょうね」「うん、よろしく~」熱中症予防の水分補給も。
いよいよ池の畔へ。参加者は、銘々ネットを持って、池へ。ミモロもネットで、池の底付近をすくいます。
「ヨイショ~」
「ミモロちゃん、もっとこっち~。え~どこ~」
「う~重い~」小さなミモロにとってネットは大きすぎるよう。
「なにかいる?」
すくったネットの中を確認します。「あ、なんかいるよ~なんだろ?」黒いものが動いています。
「ヤゴですね~」
それをガラス瓶に入れて、後で、なんのヤゴか見てもらうことに。
参加者は、次々に小さな生物をキャッチ。
それを種類ごとに分類します。
「底生生物って、ヤゴやオタマジャクシ、エビなんかのことなんだ~」と初めて知ったミモロです。
よく池にいる魚以外にも、いろんな生物が池に生きていることを知りました。
ヤゴに詳しい研究者の方に、ミモロは、捕まえたものを見てもらいます。
「コシアキトンボなんかもいるかな?」「ヤゴ見て、なんおトンボかわかるんだ~すごい~」とミモロ。
生物の研究者の調査は、実に地道なもの。「あ、先生たちお池に入ってる~」
「あの~なに見てるんですか?とミモロ。
古い木にも小さな生物が暮らしているそう。
「こっちには、カニなんかもいますよ~」と、京都大学の学生さんたち。
池に流れる小川にも、いろんな生物が暮らします。
「さぁ、そろそろ室内で詳しく分類し、数を数えましょう」と。「は~い。ただ捕まえるだけじゃないんだ~」と、ミモロも学生さんたちの後に続きます。
「深泥池って、ホントいろいろな生物が暮らしてるんだ~」と思うミモロです。
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