今朝、起きたら二日酔いだった。そんなに飲まなかったと思っていたのに、身体は知っていたようだ。友だちの中には、健康のために酒は飲まない、あるいは1週に1日の休肝日を設けている人もいるけれど、長生きできなくても楽しい毎日の方がいいと思っている私は、カミさんと一緒に晩酌を欠かしたことがない。ひとりでいれば、別に飲まないので、酒を飲んでワイワイとやることが好きなのだ。
台湾旅行は団体ツアーだったから、盛りたくさんの場所へ出かけた駆け足旅行だった。4泊5日ではやむを得ないのだろうけれど、もう少し時間が欲しかった。10日間くらいかけてゆっくり回れたよいと思うけれど、そういう長旅のプランはないようだ。それに、長旅となると食べ物が気にかかるようで、「日本食が食べたい」と言い出す人がいる。私はどこへ行っても食事に好き嫌いはない。朝、コーヒーとパンがあれば、それで充分である。
「もう、台湾料理はいい」と中華料理の好きな友だちが言うほど充分にいただいた。私たちはどちらか言えば、食べることに時間をかけるグループだけれど、ツアーの場合はそんな悠長なことはできない。それでも毎日の昼と夜、初めに台湾ビールを飲みそれから紹興酒をいただいた。他のグループの人たちが「毎回飲んでいるのね」と羨ましがったり呆れたりして言う。実はそれだけではなく、ホテルでも反省会と称して紹興酒やワインをいただいた。
そんな毎日に続いて、昨日は中学のクラス会だった。お店の配慮で午前11時半から初めて午後4時まで飲んで食べて話した。50年ぶりに参加した者もいたし、本当に久しぶりに来てくれた同級生もいて、楽しかった。「そんな昔のことなんか話してナンになる」と言っていたニヒルな友だちで、ひょんなことからケンカしてしまった仲良しが参加してくれたことが一番嬉しかった。しかも彼はノドの手術のために声が出ないのによく来てくれた。彼が好きだった女の子は今では全く昔の面影は無くなっているが、彼女の側に座らせた。
クラス会の後で、カラオケへ出かけた。「中学時代の音楽の成績は全く関係ない」と言うように、みんな歌がうまかった。終わって帰ろうとしたら、「もうちょっと付き合えんか?」と友だちが言う。「ああ、いいよ」と言って彼の目当てのスナックに行くがそこは休みだった。そこから隣り市まで出かけて行き、初めて入るというスナックで彼は心ゆくまで歌をうたった。家に戻ると午後11時を過ぎていたが、なぜかとても充実した8日間だったように思った。いやただ、忙しく時間が通り過ぎていっただけのことなのだろうけれど。
台湾でお世話になったガイドさんは今日も働いているのだろうか。一緒に旅行した男性グループや女性グループはもう次の計画を立てているのだろうか。夫婦で参加していた3組は?ひとりで来ていた太っちょの男性はまたブツブツと愚痴をこぼしているのだろうか。旅の楽しみのひとつは出会いだけれど、5日間も一緒にいるといろんな人の面が見える。今回、一緒に行けなかった友だち夫婦が参加できるとまた違った旅の楽しさになっていることだろう。姉はどんな感想だったのだろうか。
台湾旅行は団体ツアーだったから、盛りたくさんの場所へ出かけた駆け足旅行だった。4泊5日ではやむを得ないのだろうけれど、もう少し時間が欲しかった。10日間くらいかけてゆっくり回れたよいと思うけれど、そういう長旅のプランはないようだ。それに、長旅となると食べ物が気にかかるようで、「日本食が食べたい」と言い出す人がいる。私はどこへ行っても食事に好き嫌いはない。朝、コーヒーとパンがあれば、それで充分である。
「もう、台湾料理はいい」と中華料理の好きな友だちが言うほど充分にいただいた。私たちはどちらか言えば、食べることに時間をかけるグループだけれど、ツアーの場合はそんな悠長なことはできない。それでも毎日の昼と夜、初めに台湾ビールを飲みそれから紹興酒をいただいた。他のグループの人たちが「毎回飲んでいるのね」と羨ましがったり呆れたりして言う。実はそれだけではなく、ホテルでも反省会と称して紹興酒やワインをいただいた。
そんな毎日に続いて、昨日は中学のクラス会だった。お店の配慮で午前11時半から初めて午後4時まで飲んで食べて話した。50年ぶりに参加した者もいたし、本当に久しぶりに来てくれた同級生もいて、楽しかった。「そんな昔のことなんか話してナンになる」と言っていたニヒルな友だちで、ひょんなことからケンカしてしまった仲良しが参加してくれたことが一番嬉しかった。しかも彼はノドの手術のために声が出ないのによく来てくれた。彼が好きだった女の子は今では全く昔の面影は無くなっているが、彼女の側に座らせた。
クラス会の後で、カラオケへ出かけた。「中学時代の音楽の成績は全く関係ない」と言うように、みんな歌がうまかった。終わって帰ろうとしたら、「もうちょっと付き合えんか?」と友だちが言う。「ああ、いいよ」と言って彼の目当てのスナックに行くがそこは休みだった。そこから隣り市まで出かけて行き、初めて入るというスナックで彼は心ゆくまで歌をうたった。家に戻ると午後11時を過ぎていたが、なぜかとても充実した8日間だったように思った。いやただ、忙しく時間が通り過ぎていっただけのことなのだろうけれど。
台湾でお世話になったガイドさんは今日も働いているのだろうか。一緒に旅行した男性グループや女性グループはもう次の計画を立てているのだろうか。夫婦で参加していた3組は?ひとりで来ていた太っちょの男性はまたブツブツと愚痴をこぼしているのだろうか。旅の楽しみのひとつは出会いだけれど、5日間も一緒にいるといろんな人の面が見える。今回、一緒に行けなかった友だち夫婦が参加できるとまた違った旅の楽しさになっていることだろう。姉はどんな感想だったのだろうか。