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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「ボランティアをやってくれませんか」

2019年07月06日 17時36分44秒 | Weblog

 子どもたちに「英語に触れる活動」をしているNPOの女性から、「ボランティアをやってくれませんか」と電話がかかってきた。相変わらず忙しい人だ。いつ、何をどうするのか、分からなくては人に頼むこともできないと伝えると。「後ほど,FAXさせていただきます」と言う。しばらくしてFAXで要件が送られてきた。

 1つは、9月から来年3月まで児童館で行う土曜英語教室の手伝いで、もう1つは、10月12日のハロウィーンの準備、誘導、片付けの手伝いだった。英語は専門家が行うので、話せなくても構わないとある。長期の手伝いはそれなりの人を見つけないといけないが、ハロウィーンの方は何とかなりそうな気がする。

 頼まれた以上は期待に応えたいが、私の仲間も年老いて来たから、そろそろ若い人にバトンを渡していきたい。いつまでも年寄りが頑張っていては、次の人たちの芽を摘むことになってしまう。そんな先日、保険会社の女性が契約の確認に我が家へやって来た。ルーフバルコニーへ出て、「ステキ、ステキ」とはしゃぐ。素直で可愛い女性だ。私は主婦だと思い込んでいたが、「未婚です」と言うので、「姪っ子の息子とデートしてくれないか」と頼んだ。

 人の出会いは縁でしかない。気づくのも気づかずに通り過ぎるのも、縁だと思う。明日は七夕、織姫と彦星がどうして愛し合うようになったのか知らないが、ふたりは結婚した途端に仕事をしなくなり、天王は怒ってふたりを天の川で切り離した。ふたりは改心したので、1年に1度だけ会うことを許された。結婚したばかりの若い男女なら、一日中でも抱き合っていたいだろう。そのくらい大目に見てもよかったのに、天王は先が読めなかった。

 1年に1度しか会えない男女なら、いつか忘れ去られてしまう。せっかくの縁を大事に思ってくれるようにと祈るばかりだ。ボランティアの依頼も何かの縁、誰か見つからなければ、私が出かけて行ってもいいかと思う。ひょっするとそれは、最後の恋の始まりかも知れない。中学・高校からの英語に堪能な友だちに、ハロウィーンは収穫祭でエイプリルフールではないと指摘されそうだ。

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