空がぼんやりしている。天気予報で黄砂が多いと言っていたが、その影響なのだろうか。余りに暖かかったので、黄砂の日なのによいのだろうかと思いつつ網戸を洗った。冬の間は窓ガラスも拭けなかったから、ついでに水洗いしておいた。
昨日の夕方、カミさんが茨城の次女とラインで話していた。次女のところの4月から1年生になる娘が割り込んできて、ワイワイと盛り上がっていた。画面で見ても大きいが、「クラスで一番うしろ」と言う。「でもね、隣りのクラスには、私より大きい男の子がいるよ」と教えてくれる。
昨年の秋に仙台から引っ越して来て、幼稚園に転入したけれど、すぐに友だちも出来たようだ。なにしろ自分のことより他の子の世話を焼く子なのだ。先生からも頼りにされているらしいから、女ボスなのかも知れない。5月生まれだから、身体も大きく何でも出来てしまうのだろう。
すると、同じ5月生まれの、今は小さいカミさんが、「私も小学校までは後ろの方の席だった」と言う。ラインでのやり取りを聞いていても、「エッ、こんな言葉を知っているの」と思うくらい大人っぽいし、使い方が見事だ。ひとりっ子はこんなに大人びるものなのか。
小学校に上がると、ますます大人びてくるだろう。母と娘というより、次第に姉妹のようになっていくのかも知れない。すると、男は排除されて、「パパちゃんはあっちに行っていて」とか、「ウザイ」などと言い出すのだろうか。
成長は楽しみなのに、成長に伴って生理的に嫌われる時期があるのがちょっと寂しい。