風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

日本シリーズ第二戦

2020-11-23 00:05:44 | スポーツ・芸能好き
 スポーツ報知は、「試合後の会見は39秒。原監督としては極めて異例の短さだった」と伝えた。良いところ無しで、2-13の得点差そのままの惨敗だった。日本シリーズで二桁失点したのは1994年の西武戦(第1戦)で11失点して以来26年ぶり、13失点は日本シリーズ史上球団ワースト記録だそうだ。これで日本シリーズ7連敗、対するソフトバンクは10連勝となり、新記録を更新した。
 打つ方では、辛うじてウィーラーが5回に2ランを放ち、前日9回裏の犠飛に続き、二試合続けて完封負けを阻止して気を吐いた。なんとも寂しい話だ(笑)。岡本に7打席目にしてようやくシリーズ初安打が出た。唯一、盛り上がったのは、この6回裏の攻撃だろうか。坂本・岡本の連打で一死一・二塁となって、丸が三振、代打・田中が四球を選んで二死満塁となって、中島が三振。力でねじ伏せられた感じだ。
 投げる方では、ソフトバンク打線が強力なのは事実だろうが、巨人の投手陣が(高梨を除き)これほど打ち込まれると処置なしだろう。挙句、9回表、7番手で登板した大竹が一死満塁のピンチで、甲斐を投手ゴロに打ち取り、1-2-3の併殺コースとなるところ、捕手への悪送球で二者生還したときには、さすがに球場は騒然となったようだ。このシリーズに象徴的な場面と言えるだろう。
 こういうときはつい自虐的になるが、なんとかこらえて(笑)・・・昨年の日本シリーズから同一カード6連敗というのは、レギュラーシーズンでもなくはないのだろうが、同じプロ球団としてここまで抑え込まれるのは、実力の差と言うよりは、日本シリーズという短期決戦の独特の雰囲気の中で、これ以上負けられないという硬さと焦りが極限に達していることだろう。プロとして恥ずかしい。ええ加減にしいや~である(笑)。昨夜に引き続き、同じ言葉で締めくくりたい・・・意地を見せて欲しいものだ。
コメント
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