かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

大腸内視鏡検査

2013年03月05日 21時25分44秒 | みゆみゆとの生活
夫が昨日、病院でもらってきたパンフレットです。

職場の検診で便潜血(+)、要精密検査、という結果を受け、早速行ってきたのでした。
こういうとき、なんだかんだ理由をつけて先延ばしにしたがる私と違い、さっさと病院を探して予約する夫はえらいと思う。
知らないからこその強さ、とも言えるけどね。

ともかく、夫は精密検査に行きました。
病院に着くと、早速下剤を渡される。
下からカメラを入れる、ということは当然、腸の中をからっぽにする必要があるわけで。
ともかく全部出す。
これがかなり大変。
この、からっぽにする辛さ、に比べれば、実際にカメラを入れるところは大した痛みもなく、楽だったらしい。

検査結果は、大腸の一番奥のところに潰瘍状のただれがあり、そこから出血していたそうな。
念のため、組織を一部切り取って、組織診するとのこと。

少し心配になって、夫にメールした。
「それが悪いものじゃないかどうか、いつわかるの?」
夫の答えは。
「しらん。それより、野菜かすが腸に残ってて恥ずかしかった。トマトなんていつ食べたっけ?」だって。

出血の原因について深刻な想像を一切してないことに少々あきれ、
トマトの皮が腸に残っていたことの何が「恥ずかしい」のか理解できず首をひねりながら、
お気楽なメールに少しホッとしたのでした。

帰宅した夫が見せてくれた内視鏡の写真を見ると、確かに小さな炎症で、これなら大丈夫かな、と思いました。

ちなみに夫の大腸は、かなり一般の人より長かったそうで、そのおかげで汚れが取れず、内視鏡に時間がかかったらしい。
一次検診の胃カメラで「胃はめちゃめちゃきれいです!」と褒められ、「悩み事ないんですね、って言われた気がしてやだ」と感想を述べていた夫。
今回は、「俺は胃は文句なしにピカピカだったのに、腸は汚くて落第点だった、悲しい」とまたまた後ろ向き発言。

ふーん、と生返事しながら、もらってきたパンフレットのゾウのかわいさにハマってゲラゲラ笑い転げていた、妻の私。

来週の結果が、気になるところではあるのだけどね。
人生は勉強だ。無駄なことなんてなんにもないのよ。
もしも私が便潜血引っ掛かったら、おんなじ病院行こうっと。
対応よかったみたいなので。
よい経験したね、夫。