かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

台風の低気圧

2013年09月16日 23時01分08秒 | みゆみゆとの生活
買い物途中にふと立ち止まり、なんでそうちゃんがいないんだろうと涙を浮かべてしまった。
精神が弱り気味なのは、疲れているから、だと思う。

昨日午後6時に台風の非常配備(避難所当番)のため仕事に行き、そのまま朝7時までお仕事。
特に何をするというわけでもないので、たまっているデスクワークをやりました。
10数年ぶりの、完全徹夜でした。
起きていられるものですね。

ただ、帰ってきて寝た後も、なんだか調子が戻らない。

知り合いに借りた漫画「ピアノの森」を読んで、ユンディのショパンを聴いたら少し気分が回復しましたが…。

ああ、後ろ向きの考えしか浮かばない時は
ファンタジーの世界に無理やりにでも入り込んで、
コテンと寝てしまうに限る。

おやすみなさい。

新美南吉記念館

2013年09月16日 20時11分34秒 | みゆみゆとの生活
みゆみゆ念願の、新美南吉記念館に行ってきました。

このお手々にあうてぶくろちょうだい

シャッポ屋(帽子屋)さんがあって、
私も大好きな、「手袋を買いに」ごっこをして遊びました。
自筆原稿とか、旧制中学の時の日記とか…
文学館ってほんとに居心地がいい。
気持ちがホッとして豊かになる気がします。

余談ですが、新美南吉記念館の外には森の散歩道がありまして。
蝉や小鳥の声が聞こえる小路を行きながら、みゆみゆとお話。
時々木にクイズが書いてある。

「この木の名前はなんでしょう。」
答えは
「おにぐるみ」

へえ。知らない名前だったので感心していると、みゆみゆが当然のように、
「鬼胡桃とドラゴンの琴線。ベラトリックス・レストレンジの、杖の材料だよね。ほら、オリバンダーさんが作った。」
出た!ハリポタオタク。

少し歩くと柊の木があって、
「ひいらぎと不死鳥の尾羽。ハリーの杖だ。」不死鳥の尾羽、で思い出し、私が
「ヴォルデモードと兄弟杖なんだよね、確か。同じ材料だったでしょ?」とのってみたら、
「ヴォルデモードとハリーの杖は、使ってある木が違う。それに、杖の長さも違うんだ。ヴォルデモードのは30センチ以上あるよ、確か。」
とすかさず言われた。

その後も、さざんかの前で私が「さざんかも杖の材料になってた?」と聞くと、
「それはサンザシの間違いでしょ。ほら、ハリーが一時的に使ってた杖。」

っていうか、木の名前を魔法の杖の材料として記憶していくって、だいぶ珍しい覚え方じゃないですか?

半分呆れながら…
でもそゆとこ、好きよ、みゆみゆさん。