かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

てんかんの大発作がおきた

2017年05月14日 21時00分04秒 | みゆみゆとの生活
昨日夜9時。
そうちゃんを寝かせに行った夫がちっとも降りて来ないので、
これは「ミイラ取りがミイラ」だな(つまり寝たか)と、寝室に見に行った。

そしたらまだそうちゃんはパッチリ起きていて、夫は読書中。
あれ、珍しい。
父ちゃんとでも、寝つきが悪い日があるのね。

 代わろうか?
 いや、もうだいぶ眠そうだから大丈夫。

そんな会話をしていたら、

グググググ…ゴゴ…

そうちゃんが変な音を立てはじめた。
ん?と顔を覗き込んだ夫が、
「そうちゃん!そうちゃん!どうした?」
というので、私も見てみたら、

目はほぼ白目、
全身がガクンガクンとひきつり、
意識は完全にない。
変なうめき声が時々上がる。

大発作だ。
「どうしたらいい?」と夫。

触って体を揺すっちゃダメ。
声もかけなくていい。
とりあえず時計を見る。

9時13分、けいれん開始。

そんなことを指示している間にも、 
体全体がけいれんし続け、
息が断続的に止まり、
みるみる顔色が悪くなる。

2分経過。

救急車呼ぶ?どうする?
一応、家の電話を取りに行く。
頭の隅で、「パジャマで頭ボサボサや。救急車呼ぶなら着替えなあかん。」と思えるくらいには、冷静。

ドクターの指示では、5分経ったら救急車を呼ぶよう指示されている。
電話の子機を片手に、手に汗握り、そうちゃんの様子を見守り続ける。

3分経過。

けいれんの間隔が開いてきた。
これは落ち着いていくのでは?

3分半経過。

やっと、
けいれんが、治まりました。
長い長い、3分半だった。
そうちゃんの体は、スッとこわばりが取れ、
「うー」と言いながら姿勢を変えて、
そのままスーッと寝ていきました。

はあぁー。
深いため息が出たよ。
半分は安堵で。
夫婦で最初から最後まで見守るのは、初めて。
様子を共有できてよかった。

結果的には、救急車は呼ばずに済み、
そうちゃんはそのままぐっすり寝て、
翌朝はいつも通り元気にニコニコ起きてきました。

さあて。
どうするかな。
小児神経科の受診を早めて、薬の変更を検討した方がいいかも、と考え中。

3分を越えるてんかんの大発作は、年長さんの時以来です。
心配だなー。